2012.01.23
墨出し
本日は、墨出しの作業です。
掘削工事がようやく完了し、ステコンも打たれました。
※ステコンとは…下部が直接土に接するコンクリートの床のこと。
これから、基礎配筋工事という流れになりますが
そのための作業として、まず建物位置の墨出しを行います。
現場監督と多能技能工で、基礎の位置出しのための、墨出しはじめ!
こちら、トランシッドという角度を計測する測量機器のひとつです。
直線を測定しています。
覗いた画面は、十字の目盛りが見えます。
現場監督 : 枡屋 「もう少し、右!」
多能技能工 : それにあわせて当てている差し金を動かす。
OK!となると
赤でポイントを付けます。
そして、
墨汁が塗された糸をピンと張り、弾いて線を打ちます。
素早く、真っ直ぐにラインを引くことが出来ます。
大工さんの木工事でも、同様のやり方をしますよね。
左右対称の二人。息が合っています。
このようにして、図面に書かれている線を、実際に実寸にして施工現場に書き写していきます。
なかなか地道。。。
常に下を見ての作業となります。
建物は、S棟・W棟・E棟と3棟に分かれており、
すべてをやるには今日だけでは時間がたりず、
明日も引き続き墨出しをして、完了となります。
その後は、 配筋のための足場組み。そして、配筋工事に入ります!