2014.10.02
基礎配筋と、これが例の足場なんです。。
こんにちは。
厚木支店設計課の志水です!
第4回目の今回は、、、
前回の「基礎工事」の続きをお伝えします。
前回ブログでは、
綺麗に仕上げた「捨てコンクリート」上のど真ん中に
「足場」が建ち始めて、、、
といったところまでの紹介でした。
その後、
どのようになっているのかと言うと…
人の背丈ほどある「基礎配筋」が
大勢の職人さんの手によって、着々と施工されています。
建物の強度を保つため、定めれたピッチできっちり組まれています。
現在、基礎スラブの配筋は済み、
「地中梁配筋」を組み始めている段階です。
この写真の真ん中にある「足場」、、、
これが前回のブログで謎だった
例の「足場」です!!
「足場」は、井桁上に区画された
背丈ほどの「基礎配筋」をまたぐように配置され、
その「足場」端部から下に、簡易的な階段が設置されていますね。
これは、
「基礎配筋」の区画間を行き来し、上下するための足場なのです。
「地業足場」と言います。
この「地業足場」を使って、
職人さんや鉄筋などの多種の材料が行き来して、
効率良く仕事が進んでいきます。
順調に基礎配筋は進み・・・
これで、「基礎配筋」は終わり!!
次回のブログでは、この「基礎配筋」に、
コンクリートを打設していく様子などを紹介したいと思います!
お楽しみに!!
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2014.09.19
建物の「下敷き」??
こんにちは☆
『 天高く 馬も矢崎も 肥ゆる秋 』
食べ物が益々おいしい季節になってきましたね、設計の矢崎です!
第3回目となる今回は・・・
前回の支持地盤確認から、順調に土の掘削作業が完了し、
いよいよ、本格始動!「基礎工事」の様子をお伝えします!!
前回確認した支持地盤の上にコンクリートを薄ーく流し込んでいきます。
これは「捨てコンクリート」といって、
『綺麗にノートをとるための下敷き』
といったところでしょうか・・・
地盤上に人工的に新しい水平面を造り、工事はこの面を基準に進められます。
下敷きとはいっても建物の下敷きはスケールが違います!!
巨大な下敷きは圧巻です。その写真がこちら!
真っ平らに捨てコンクリートを流し込むことによって、作業効率をアップさせ、
これからつくっていく基礎部分の精度を高めることができます。
さて、次にお見せするのが、こちらの写真!
あれ?なにか、おかしいと思いませんか??
写真中央に写っているもの・・・
そうです、「足場」なんです!!
普通、足場は建物を囲うように、外周に沿って組み立てる印象ですよね。
これから建物を建てる場所の、ど真ん中に足場を組み立てていますが・・・
大丈夫なのでしょうか!?
実は、これが基礎を造る上で、とても重要な役割を果たすことになります!
この続きは、次回のブログで!
基礎工事が進むとわかってくると思います☆お楽しみに!!
2014.09.04
支持地盤の確認
こんにちは、
厚木支店設計課の志水です!
近隣の皆様にご迷惑がかからないよう、
仮囲いや養生を整備し、いよいよ工事が始まりました!!
何事も最初が肝心。
気を引き締めて、工事監理を行っていきます!!
建物において最初に肝心なのは・・・
建物を支える「基礎部分」になります!
ということで、第2回目のテーマは、
基礎部分に関わる「支持地盤の確認」です☆
こちらは地盤調査の際に、
各層の異なった性質の土を採集した
「土質標本」です。
建物の重さを背負った基礎に、
それに見合った強度の土層からの跳ね返す力が加わることで、
建物全体は支えられています。
この土層のことを「支持層」とか「支持地盤」といい、
それを確認する作業が必要となります。
・・・では、支持地盤はどこにあるの?
って気になりませんか??
この支持地盤は、
建物が建つ土地によってそれぞれ異なります。
なので、建物を建てる前に
敷地内で数か所の地盤を調査を行うのです。
この地盤調査によって、
地盤の性質や強度、水位などがわかります。
先程の写真が、その地盤調査の結果の標本なのですが、
その資料をもとに、
協同して設計を行っている構造事務所と相談しながら、
目標とする支持地盤を決定し、
基礎高さを決定します!!
そして、実際に土を掘削したときに、
目標通りの支持層が出ているかを確認します。
今回の支持層は、関東エリアに多くみられる、
赤褐色が特徴の「関東ローム層」です。
目標の土質かどうかを、土質標本で再確認!!
よし。これで支持地盤は確認できました☆
次回のブログでは、
基礎を形作っていく様子をお伝えします!