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工事現場ブログ

2014.09.19

建物の「下敷き」??

こんにちは☆

『 天高く 馬も矢崎も 肥ゆる秋 』

食べ物が益々おいしい季節になってきましたね、設計の矢崎です!

 

 

第3回目となる今回は・・・

前回の支持地盤確認から、順調に土の掘削作業が完了し、

いよいよ、本格始動!「基礎工事」の様子をお伝えします!!

 

 

前回確認した支持地盤の上にコンクリートを薄ーく流し込んでいきます。

これは「捨てコンクリート」といって、

『綺麗にノートをとるための下敷き』

といったところでしょうか・・・

地盤上に人工的に新しい水平面を造り、工事はこの面を基準に進められます。

 

 

下敷きとはいっても建物の下敷きはスケールが違います!!

巨大な下敷きは圧巻です。その写真がこちら!

 

真っ平らに捨てコンクリートを流し込むことによって、作業効率をアップさせ、

これからつくっていく基礎部分の精度を高めることができます。

 

 

さて、次にお見せするのが、こちらの写真!

 

あれ?なにか、おかしいと思いませんか??

写真中央に写っているもの・・・

そうです、「足場」なんです!!

 

 

普通、足場は建物を囲うように、外周に沿って組み立てる印象ですよね。

これから建物を建てる場所の、ど真ん中に足場を組み立てていますが・・・

大丈夫なのでしょうか!?

 

 

実は、これが基礎を造る上で、とても重要な役割を果たすことになります!

この続きは、次回のブログで!

基礎工事が進むとわかってくると思います☆お楽しみに!!

2014.09.04

支持地盤の確認

こんにちは、

厚木支店設計課の志水です!

 

近隣の皆様にご迷惑がかからないよう、

仮囲いや養生を整備し、いよいよ工事が始まりました!!

 

何事も最初が肝心。

気を引き締めて、工事監理を行っていきます!!

 

 

建物において最初に肝心なのは・・・

建物を支える「基礎部分」になります!

 

ということで、第2回目のテーマは、

基礎部分に関わる「支持地盤の確認」です☆

 


 

こちらは地盤調査の際に、

各層の異なった性質の土を採集した

土質標本」です。

 

 

建物の重さを背負った基礎に、

それに見合った強度の土層からの跳ね返す力が加わることで、

建物全体は支えられています。

 

この土層のことを「支持層」とか「支持地盤」といい、

それを確認する作業が必要となります。

 


・・・では、支持地盤はどこにあるの?

って気になりませんか??

 

この支持地盤は、

建物が建つ土地によってそれぞれ異なります。

 

 

なので、建物を建てる前に

敷地内で数か所の地盤を調査を行うのです。

この地盤調査によって、

地盤の性質や強度、水位などがわかります。

 

 

先程の写真が、その地盤調査の結果の標本なのですが、

その資料をもとに、

協同して設計を行っている構造事務所と相談しながら、

目標とする支持地盤を決定し、

基礎高さを決定します!!

 

 

 

 

そして、実際に土を掘削したときに、

目標通りの支持層が出ているかを確認します。

 

今回の支持層は、関東エリアに多くみられる、

赤褐色が特徴の「関東ローム層」です。

 

 

 

目標の土質かどうかを、土質標本で再確認!!

 

よし。これで支持地盤は確認できました☆

 

 

次回のブログでは、

基礎を形作っていく様子をお伝えします!