2014.09.04
支持地盤の確認
こんにちは、
厚木支店設計課の志水です!
近隣の皆様にご迷惑がかからないよう、
仮囲いや養生を整備し、いよいよ工事が始まりました!!
何事も最初が肝心。
気を引き締めて、工事監理を行っていきます!!
建物において最初に肝心なのは・・・
建物を支える「基礎部分」になります!
ということで、第2回目のテーマは、
基礎部分に関わる「支持地盤の確認」です☆
こちらは地盤調査の際に、
各層の異なった性質の土を採集した
「土質標本」です。
建物の重さを背負った基礎に、
それに見合った強度の土層からの跳ね返す力が加わることで、
建物全体は支えられています。
この土層のことを「支持層」とか「支持地盤」といい、
それを確認する作業が必要となります。
・・・では、支持地盤はどこにあるの?
って気になりませんか??
この支持地盤は、
建物が建つ土地によってそれぞれ異なります。
なので、建物を建てる前に
敷地内で数か所の地盤を調査を行うのです。
この地盤調査によって、
地盤の性質や強度、水位などがわかります。
先程の写真が、その地盤調査の結果の標本なのですが、
その資料をもとに、
協同して設計を行っている構造事務所と相談しながら、
目標とする支持地盤を決定し、
基礎高さを決定します!!
そして、実際に土を掘削したときに、
目標通りの支持層が出ているかを確認します。
今回の支持層は、関東エリアに多くみられる、
赤褐色が特徴の「関東ローム層」です。
目標の土質かどうかを、土質標本で再確認!!
よし。これで支持地盤は確認できました☆
次回のブログでは、
基礎を形作っていく様子をお伝えします!