2014.11.05
基礎工事の終盤!!基礎立上りの様子です。
こんにちは。
厚木支店設計課の志水です!
第6回目の今回は、、、
基礎工事 終盤の
「基礎立上り」部分の工事状況をお伝えします。
前回ブログでは、
底盤部分のコンクリートを打設したところまでの紹介でした。
この底盤コンクリートが硬化することを確認した後、
人の背丈ほどある「基礎配筋」を挟むような形で両側に「型枠」を施工していきます。
「型枠」とは、表面を塗装処理したベニヤ板を
井桁状に裏面補強をしたパネルです。
この型枠で囲まれた空間にコンクリートを流し込むことで、
先に配筋された鉄筋と一体になって
強固な躯体が出来上がります!
直線状の長い面状の部分もあれば、
細かく折れ曲がりの部分があったりと、、、
直線状の部分は、
既製サイズの型枠をリズム良く設置していくことができますが、
細かく折れ曲がりがある部分は、
その形状に合わせて型枠を製作する必要があります。
現場で型枠を設置する前に、
設計図を元に、型枠をどのように配して、
建物形状に合わせた型枠を、どのように製作するかについても、
職人さんは現場を想像しながら製作します。
こちらは、「セパレータ」という必要な厚さに設定した金物 を
定規にして型枠を立上りの両面に設置した様子です。
この写真のように、俯瞰でみると全体がわかり易いですが、
実際施工中の建物の中へ足を踏み入れると、
型枠で囲まれていたり、多くの職人さんが行き来していて
自分がこの広い建物のどこにいるのか
わからなくなることもあります。。。
そんな時には、
現場側で工夫して作ってくれた通り番号を見ます。
所長さんが、敷地境界の四周に設置された仮囲みに
建物の通り芯の番号を貼ってくれていました。
これで自分が建物のどこにいるかを確認できます。
きっとこれは現場で作業する職人さんも
効率良く仕事ができる工夫だと思いました。
所長さん。。。気配りが、ニクイな~
さて、現場の続きです。
もれないように隙間なく設置した型枠に、
コンクリートを流し込んでいきますっ!
コンクリート打設にも、多くの職人さんが携わっています。
この写真でも職人さんが
各々の仕事に励んでいる様子がわかります!
太いポンプを担ぎながら、
型枠内にコンクリートを流し込む職人さん。
バイブレーター(細い黒パイプ)を持ちながら、
万遍なく型枠内に行き渡るように
型枠内のコンクリートに振動を与えている職人さん。
木槌のようなものを持ちながら、
コンクリートが型枠内に入ったら、
振動を与えられるように出番を待つ職人さん。
こちらが、このような多くの職人さんが手間をかけた結果です!!
コンクリートの立上り面も角も、
細やかできれいな仕上りです!
隅々までコンクリートが行き渡ったことが見てわかります。
これで基礎立上りの完成です。
この先の工程は、1階の床スラブを施工していきます。
次回のブログでは、
これまでの工事に関わってきた「人」にもう少し焦点を絞って、
どんな人が、どんなこと携わって仕事が進んでいるのかを
紹介したいと思います!
お楽しみにっ!!