2014.12.09
鉄筋がびっしり!今回は基礎も分厚いですよ☆
こんにちは。設計課の豊田です。
さて、現場はついに配筋工事が始まりました!
こちらが、前回最後にご紹介した現場の状況です。
配筋が開始されたばかりの写真を、最後にご覧いただいていました。
その後の状況はというと、、、
鉄筋がびっしり!
柱の形もわかるようになりました。
数えてみると、とんでもない鉄筋の数ですが、
1本1本が必要な太さや長さ、
加工の形状、間隔や位置を守って並べられていきます。
中に入ると、、、
本当にきれいに配置されていますね。 職人さん、さすがです!!
手順や納まりを、きちんとイメージできていなければできない仕事ですね!
何度も言います。職人さん、さすがです!!
(いずれこのブログにも登場していただきましょう☆)
* * *
さて、今回の基礎は“べた基礎”で設計されているのですが、、、
“べた基礎”って、皆さま聞きなれない言葉ですよね。
基礎の種類は、大きく分類すると
「直接基礎」
「杭基礎」
この2種類に分けられ、さらに細かく分類されていきます。
“べた基礎”とは、この「直接基礎」のうちの一つなのです。
一面に鉄筋コンクリートの床=耐圧版をつくり、
この床全体で、建物の荷重を地盤に伝えるものです。
“べた”とは一面にコンクリートを敷き詰める、
という意味があるようです。
その響き通り、べたーっと、といったところでしょうか☆笑
今回はその耐圧版は高さが1.6m。
一度に打設できるコンクリートの量は、学校によくある、25mプール1つ分程度。
今回の耐圧版は、この量を超えるため、2回に分けて打設することになりました。
そのため、このままでは耐圧版としては未完成。
まずは1回目のコンクリートを打設します。
活気のある現場の音が聞こえてきそうですね♪
そして、残りの必要な配筋を行います。
こちらが、その配筋後の整然とした様子。
溜まってしまった水はポンプで吸い上げ、打継面をきれいにして、
(水が溜まってしまう理由は、またどこかでご説明しますね。)
これで次のコンクリートを流す準備は万端です☆
以上が、現在の状況です。
* * *
おまけ・・・
現場では、こんなに大きな移動式クレーンが活躍していました☆
よく見るとタイヤが浮いてる! 前も後ろも!!
なんてちょっと騒いでいましたら、
「それは、アウトリガーという四方に張り出している装置で
斜めになった車体を浮かして水平にして安定させているんですよ☆」
と、隣にいる四宮さん。
豆知識ありがとうございます!!!
では引き続き、現場ブログをお楽しみください。