平成建設は土地活用、主に賃貸マンション建設を通し土地オーナー様のお役に立つ事を目指します。

平成建設

工事現場ブログ

2015.10.01

木の骨組みと鉄の骨組み

祝!

GOOD DESIGN AWARD 2015で、

平成建設が2点のグッドデザイン賞を獲得致しました!!

 

詳細は、下記のURLを是非!是非!!是非!!!クリックください!

 

『木のカタマリに住む』の受賞ページ

<ベスト100に選抜されました!!>
http://www.g-mark.org/award/describe/42845


『平成建設 世田谷支店』の受賞ページ
http://www.g-mark.org/award/describe/42973

 

 

 

設計の四宮です!

 

今回は、賃貸住戸の内部の施工について、全体の流れをお話し致します!

 

 

 

躯体工事が片付くと、窓サッシを取付け、

大工の初仕事として、窓枠を施工します。

 

 

その後、内部を快適な温度に保つための断熱材。

そして、給排水管、換気ダクトやユニットバスが施工・据え付けとなります。

 

 

↑窓サッシ・窓ガラス、緑色のモコモコとした断熱材、給水管(赤:お湯、青:水)などが施工されています。

 

 

↑右手奥にはユニットバスが設置され、上部には換気ダクトが配管されています。

 

 

 

 

さて、ここからが大工工事の本番開始です!!

 

↑作戦会議中の渡辺大工と親方:島田大工

 

 

二人が上を見上げているように、まずは天井下地を施工します。

天井より前に、壁下地を施工する方法もありますが、

天井を先行する方が作業の効率が上がるそうです。

 

 

↑天井の下地は最初に、コンクリートスラブにあらかじめ打ち込んでおいた

「インサート」と呼ばれる金具に、吊ボルトを入れ、吊木を垂れ下げます。

 

この吊木の長さによって、天井裏に入るダクトのスペースや天井の高さを調節しています。

 

 

 

 

↑吊木の下に、「野縁受け」と呼ばれる下地材を固定し、

「野縁受け」と直行する方向に、「野縁」という名前の下地材を等間隔に取付け、クロスさせます。

この野縁に後程、天井の石膏ボードを固定します。

 

壁際は、受け材をあらかじめ仕込んでおきます。

これと固定することで、天井スラブから吊るだけではなく、

壁の躯体からも天井を支えているので安心です♪

 

 

 

↑コンクリートの梁をかわすため、折れ曲がった換気ダクトも、

巧みに避けながら、下地を作っていきます。

 

 

 

↑天井の下地が完成すると、次は壁の下地を建てていきます。

 

 

 

 

↑続いて床です。

世間では、コンクリートの床の上に直接床材を敷く工法が多いですが、

 

平成建設では、ひと手間かけています。

 

コンクリート床の上に、束を建て、その上に写真のパーティクルボードという板を固定。

さらにその上に、フローリング材を敷くことによって、

 

より防音性に優れた二重床としています。

 

 

 

 

↑天井の石膏ボードが貼られ、壁もボード貼りが進んできた様子です。

だいぶ部屋らしくなってきましたね。

床はすでにフローリングが貼られ、工事中に傷がつかないように養生材が敷かれています。

 

 

設備機器が搬入され、クロスを貼り、扉を入れると、

室内空間はほぼ完成形になります☆

 

 

 

 

下階のテナント部でも同じような工事が・・・

天井の下地が施工されていました!

 

 

 

こちらも住戸と同様に、

天井インサートから吊りボルトと野縁が施工されていますが…

 

材質が異なりますね?

 

 

これは軽量鉄骨の下地で、

一般的には、壁も天井も軽量鉄骨で作る建物が大多数を占めています。

 

テナント工事の際には、平成建設以外の職人も工事に携わるため、

この部分は、一般的な工法である軽量鉄骨下地としています。

 

 

木材よりも軽量鉄骨の方が一般的になっている背景には、

木を扱う「大工」という職人の減少が否めません。

 

 

当たり前のように木材で内装を作る様子を紹介していますが、

これも大工を有する、平成建設の特徴の一つなのです♪

 

 

 

次回は、この物件の特徴!

大工が施工するエントランスの様子をお伝え致します!

 

 

現場紹介
外観イメージ

横浜市営地下鉄「センター南駅」より徒歩2分の場所に建設中。1階は駐車場、2・3階が店舗、4階から9階までが賃貸部分の都市型マンションです。プランタイプは入居者のニーズに合わせ、2LDK・1LDK・1Kをご用意しています。

カレンダー
<< Oct 2015 >>
SunMonTueWedThuFriSat
123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031