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工事現場ブログ

2015.03.11

働く職人(コンクリート打設Ver.)

冬の乾燥予防でずーっとマスクつけているのですが、

そろそろ周りの方々に顔を忘れられてないか不安…設計担当 四宮です!

 

 

前回はコンクリート打設で活躍する車についての内容でした。

今回は、「人」つまりは「職人」にフォーカスします!

 

 

 

 

まずは、前回も掲載しましたが、コンクリート打設の様子を。。

カラフルな服を着ているのは「ポンプ工」さん。

 

ベージュの服は、平成建設の工務部多能工の職人。

コンクリート打設を行う「土工」と、

型枠の精度確認や調整を行う「型枠大工」の2職種を

同時に担って活躍しています☆

 

中央の青い服のポンプ屋さんは、

ポンプ車から伸びる黒いポンプの先端を持って

基礎の型枠の中に、生コンクリートを流し込んでいます。

 

 

左の赤い服のポンプ屋さんは、

ポンプ先端が狙ったところへ行けるように、

先端から少し離れたところを持って、

青い服のポンプ屋さんをサポートしています。

 

 

ポンプの先端からコンクリートが出てくるのですが、

蛇口のホースのイメージではなく、

心臓と血液の関係をイメージしていただけると良いかと思います。

 

 

ポンプ(心臓)から「ドッ!ドッ!」とリズムよく、

生コン(血液)が送り出されるという感じです。

 

 

ポンプの振動が人にも伝わり、ずっと持っているのは結構大変なのです。

 

 

 

中央下と、右に写っている職人は、「バイブレーター」という機械を使っています。

携帯のバイブから分かるように、直訳すると「振動機」といったところでしょうか。

このような形で、少し太くなっている部分が振動します。

 

 

この部分を型枠の中に流し込まれた生コンクリートの中に入れて、

スイッチON!!

 

 

複雑な形をした型枠の中でもコンクリートが行きわたるように。

コンクリートの中に、空気の気泡が入ってしまわないように。

 

 

すばやく!かつ、確実に生コンクリートを刺激していくのです。

 

 

 

中央上部と、左上に写っている職人は、

「合番(あいばん)」と呼ばれる作業を行っています。

 

合番とは、バイブレーターをかけている職人が動きやすいように

作業全般をサポートしたり、

打設時にずれてしまった設備配管の位置を直す。

 

バイブレーターのコードがポンプや足場・型枠に絡まってしまわないように

的確にコードを送る。

など、その仕事は多岐に亘ります。

 

 

 

他にも、

下の方で型枠をハンマーやバイブレーターで刺激して、

コンクリートを行きわたらせる「叩き」や、

まだ打設しない部分の鉄筋に付着してしまったコンクリートを洗い落とす「洗い」、

打設されたコンクリートを、平滑に仕上げる「左官」といった仕事が行われます。

 

 

 

 

 

コンクリート打設は、本当に一発勝負!!

少しのミスが建物の出来上がりに直結してしまうので、

この日の職人さん達は皆、緊張気味。

 

また、コンクリートが固まるまでが勝負なので、

朝一にスタートし、昼過ぎ~夕方の打設終了まで食事や休憩が取れないことも。。。

 

 

そんな過酷な状況だからこそ、

打ちあがったコンクリートが綺麗に出来ている時は

職人としての気概を感じるのです…

 

 

 

そして、今回で3回目となる基礎打設を終えた状態がこちら!

 

 

少し分かりにくいですが、写真左下を見ていただくと、

隣地の建物際に基礎の型枠と、そこに詰まったコンクリートが確認できます♪

 

 

鉄筋の配筋⇒型枠の施工⇒コンクリートの打設

というサイクルを繰り返すことで、

堅実な建物を少しずつ組み上げていくのです。

 

次回は、いよいよ基礎も最後!

基礎上部の配筋の様子をお届けいたします!!

現場紹介
外観イメージ

横浜市営地下鉄「センター南駅」より徒歩2分の場所に建設中。1階は駐車場、2・3階が店舗、4階から9階までが賃貸部分の都市型マンションです。プランタイプは入居者のニーズに合わせ、2LDK・1LDK・1Kをご用意しています。

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