2014.09.26
土工事、どこまでも...
こんにちは!
設計担当の花川です。
爽やかな秋空の下、
現場では文字通り、地味~な
「土(ど)」工事が進んでいます。
地味とはいっても、建物を支える基礎工事。
最も大事な部分ですので、
ちょっとだけ詳しくお伝えします!
写真中央に見える赤いもの、
これは一般に仮設鋼材と呼ばれるもので、
異なる現場で何度も使い回せるように、
防錆塗料が塗られています。
今回は、重機が乗る「乗入れ構台」を支えたり、
土に打込んだ、長いH鋼(親杭)が掘り進めても倒れて来ないよう、
突っ張って支える「切梁」や
隅部を固める「火打梁」の役割に用いています。
その下に見えている黒いフレーム状のもの、
これは前回のブログでご紹介したように、
事前に打込んでおいたH鋼です。
乗入れ構台の形をあらかじめ想定して
打込んであったのが、掘り進めて見えて来たのです。
工事は段取り、といわれる所以ですね!
構台を延伸しながら、パワーショベルで更に掘り進みます。
写真に写っている大きい方の機械は、腕が伸縮するタイプの
「スライド式コンマ4」
(=0.4立米のバケットが先端についている、の意)
小さい方は、
「コンマ1.5」なのだそうです。
(工事監督:山本談)
写真の手前側から奥に向かって、親子バケツリレー方式で
掘り進めていきます。
間近でみると迫力満点です!
パワーショベルには色々な呼び名がありますが、
現場で一番よく耳にするのは、「ユンボ」。
JUMBOというメーカーの商標が定着したもの
なのだそうです。
「どこまで掘るんですか?」(子ユンボ)
「マダーヨ、マダマダ!」(親ユンボ)
そんな会話が聞こえて来そうな、土工事現場でした・・・
次回は、更に掘り進んだ模様をお伝えします!