こんにちは。
ご無沙汰しております・・・。
いや~、最近は本当に仕事が忙しくて・・・
と、久しぶりの更新に対する言い訳を、前置きとします(笑)
福田です。
今日は、直接ご依頼いただいた(とてもうれしいお話です!)
棚製作のお話を。。。
タイトルにある「棚は棚でも・・・」の続きは、
『出来上がっているお宅への、天井いっぱいの棚』になります。
もちろん、完全オーダーメイドの一点ものになるのですが、
なんだか長くて、意味が分かりづらいかもしれませんが、解説させて頂きます!
まず、
出来上がっているお宅→部屋の中での作業が困難。
天井いっぱい→寝かせた状態から起こすことが、できない。
設置する場所が決まっている→搬入経路の確保
等々、様々な検討項目があるわけですが、
このように、搬入経路の確保をするために、同じ縮尺で平面図の上を
動かしてみたり、
寝かせた状態から起こすことができないからといい、起こせる寸法で作り、
天井突っ張り棒支えるということをせずに、上下で2分割しておいたり、
(天井突っ張り棒で支えると、そこが埃だまりにもなりますし・・・)
と、まだまだ書くと細かすぎて伝わらないぐらいの工夫があります、
そういう創意工夫があり、仕上がりを見て頂くと、
初めから造りつけのように見える訳です。
それでこそ、大量生産品のカラーBOXにはできない棚になっています。
なんて、ちょっと偉ぶって書いてしまいましたが、
T様にお仕事を頂いて、卓ちゃん(小山大工)と作業に伺ったとき
小山のことをみて、『CMに出ている方ですよね?』だとか、
『大工ブログ、いつも見てますよ。内藤さんよく頑張ってますね!』ですとか、
応援していただける方々がいて、私たちは成り立っています。
T様、本当にありがとうございました。
はじめまして。
大工2年目の長澤知世です。
仕事の他に何か役に立てないかと思い
多くの先輩大工の皆さんに混じって
女性大工として紅一点
大工ブログを書かせて頂くことになりました。
サッカーのフィールドではなく
新築住宅の現場におりますが
「ながとも」と覚えて頂けると嬉しいです。
早速ですが
ながとものデビュー戦はこちら。
自宅にある「油」です。
どれが何の油なのかご存知でしょうか?
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左は主婦の味方「ごま油」です。
きんぴらや、塩焼きそばに隠し味でいれたり
真ん中は乾燥肌の味方「つばき油」です。
髪の毛の保湿としても重宝してます。
右は・・・これも「つばき油」です。
しかしこれは刃物用です。
仕事で使う「のみ」や「カンナ」を
使ったり、研いだ後に錆びないよう
このように使います。
きんぴら食べて
つばき油で髪型整えて
研ぎたての「のみ」を片手に
仕事すればキレッキレならぬキラッキラです!
このような具合に
現場や大工さんの事を
もっと身近に感じてもらえるよう
慎重かつ大胆にお伝えできればと存じます。
至らない点があるかと存じますが
何卒よろしくお願い致します。
では明日も現場に行ってきます!
お久しぶりです。大工2年生の内藤です!
相変わらず更新が滞っておりまして大変恐縮ですが…(汗)
今日は、仕事の話からは少し離れて、自分が最近気になったものについてご紹介したいと思います。
それがこちら。
木組みのおもちゃ「クンデ」です。
(詳細はこちらをどうぞ→ http://kunde.jp/)
この「クンデ」、先日、朝のテレビ番組で紹介されているのを見て知ったのですが、
なんでも、鎌倉で仕事をしているデザイナーの方が、日本の木造住宅の文化の素晴らしさを子供たちに知ってもらおうと、大工、建築家、家具デザイナーといった方々とプロジェクトチームを組んで、開発したものだそうです。
開発にあたっては相当な苦労を重ねたそうで…
最初の試作品は、それこそ木造住宅の継手や仕口をそのまま縮小化したようなものだったのが、それだと組み立ての自由度が無く、おもちゃとして楽しめないということで、
試行錯誤の末、何種類かの角部材とジョイント部材を木栓によってつなぐことで、さまざまな形を作れるようにしたとのこと。
また、部材ひとつひとつが無塗装の無垢の木でできているため、湿気が多い時期は木が膨らんで部材同士の接合がややきつくなるなど、遊びながら木の特徴についても学ぶことができるとか。
その番組ではアナウンサーの方が「『積み木』ならぬ『組み木』ですね~」となかなか上手いことを言っていたのですが、
いやほんと、なかなか素晴らしい逸品だと思います。
ちなみに同じ番組では以前、木製ブロック「もくロック」なんてものも紹介されてました。
(詳細はこちら→ http://mokulock.com/)
…いろいろ見ているうちに、自分でも少し欲しくなってきましたが…(笑)
お子様のいらっしゃるご家庭などに、是非いかがでしょうか。
こんにちは!大工2年生の内藤です。
…相変わらず更新が滞っておりまして申し訳ありません!
自分も、細々とながらも、少しでも更新していけたらと思いますので、どうか気長に温かい目で見守っていただけると幸いです。
さて今回は、現場で我々大工と関わる事が多い、現場監督について…
現場監督といえば、建設現場を始まりから終わりまで管理する、現場になくてはならない存在ですが、
平成建設の新築木造住宅現場には、大きく分けて2つの種類の監督さんが存在します。
ひとつは、住宅事業部に所属し、現場監督を専門として、幾つかの現場を掛け持って担当する監督さん。
そしてもうひとつは、大工ブログでもお馴染みの先輩方のように、大工工事部に所属し、大工兼監督として、一つの現場に最初から最後まで関わる監督(兼大工)さん。
…ところが、僕がいま関わっている現場には、そのどちらにも当てはまらない、「第三の監督」ともいえる監督さんがいたりします。
それがこの方。
大工工事部の一年上の先輩で、昨年夏ごろから監督として住宅事業部に社内出向中の、高橋大輔さんです!
平成建設は「社内での内製化」を特徴として、個性豊かな社員たちが多様な職種で働く会社…
なので大輔さんのように、「自分は大工職だけど、一度監督をやってみて、住宅工事のことを一通り学んでみたい!」という意欲があれば、こんな働き方も可能なのです。
この現場はやや大きい現場ということもあって、住宅事業部のベテランの監督さんと大輔さんの二人で現場管理をしてくださっていますが、
住宅部の監督さんが他現場の仕事も多くて、あまりこちらの現場に足を運べない分、大輔さんが毎日欠かさず現場をチェックしに来てくれます!
また、2週に一度、住宅事業部のベテランの監督さんに監督業務について教えてもらう勉強会を開いたりと、とても勉強熱心な一面をもっています。
(写真左は住宅事業部の監督の芹澤さん、写真右は大輔さんと同じく大工工事部から住宅事業部に出向中の中村圭志さんです。)
…実のところ、僕自身も住宅工事の現場監督の仕事には少し興味があるので、
そんな僕にとって大輔さんは、頼れる先輩大工であり、監督仕事のことを間近で教えてくれるとても有難い存在でもあります。
ということで、大輔さん、今後ともよろしくお願いします!