みなさんおはようございます。
大工のいなぎです。
先日応援に来てくれた大工が作った机。
すごくその大工の「感じ」が出ています。
面の大きさ、断面、角の処理など細かくお願いしましたが
自分が作るとまた違った感じになったと思います。
形がじゃなく、「感じ」が。。。
うまく表現できませんが、「作った大工」が出る感じ。。。
既製品の建材にはそれ独特の「感じ」は出ません。誰が作っても同じです。
どちらがいいとかわるいとかでは、無いと思いますが。
お施主様にはなるべく現場を見に来てもらうようお願いしています。
昨日見たテレビの感想とかそんな雑談のなかからその人を自分なりに理解して
望んでいるもの、その人らしいものをイメージして作っています。
こんばんは。油谷です。
先日の台風が過ぎてから、急に朝晩が冷え込むようになりましたね。
ようやく秋らしくなってきたのでしょうか。
さてさて、そんなわけでいきなりですが、今日は僕の相棒を紹介しようかなと思います。
これが相棒の元寿舟弘さんです。
はい。10本組の追入れ鑿です。
前々から、手道具はいいものを使いたいなとおもっていたので、
今年、1級大工技能士に受かった自分へのご褒美に購入しました。
つくりも丁寧でとても気に入ってます。
現場で研ぎたてのこいつを使う日は、ついついテンションが上がっちゃいますね。
今の現場で使う時までに、また頑張って研いでおくとしましょう。
最近涼しくなってきましたね!!
高橋です。
さて、またまた現場の話ですが、最近現場内に重厚感のある材料が運び込まれました!!
その材料は「チーク」です。
どこに使うかというと、ストリップの階段を支える梁です!!
何本もの梁を組み合わせて階段の骨組みを作っていきます。
これは梁がかかる前です。
加工して
ちなみに...。
この階段はまだ大工歴の浅い僕にとっては到底太刀打ちできませんので、大工歴のはるかに長い大工さんが施工しています。
(匿名希望だそうです。笑)
加工から見ても、この階段を施工するにはかなりの技術が必要なのですが、迷いもなくかつ正確できれいな仕事です!
やっぱりすごい!!
ひとつでもいいから技や技術を盗みたい!!
近くでこんな作業が見られることは、自分にとって貴重な体験だと日々感じています。
で、そんなこんなで梁が組みあがりました!!
さらにこの上にまだ梁が組まれます!!
そして梁同士はボルトでしっかり固定します!!
どうですか??
まだ施工途中ですのでわかりづらいかもしれませんが、かなりのボリューム!!
完成がほんとに楽しみです!!
ちなみにこの後、踊り場や段板の材料もチークで、階段周りの床板もチーク!!
チーク祭りです!!
たぶんこの階段相当な重量だと思います。。。。。。
現場の話ばかりですいません。
でも、こういう作業を間近で見てると、大工って楽しいなーって思います!!
今は造作仕事するだけでどきどきしますけど。
皆さん!!大工っていいですよ!!
ではまたー。
こんにちは。
福田昌平です。
今回は、昨日引張ってしまった続きですが、、、
私の地元、三鷹市立第三中学校に美術科の落合先生という先生がいて、
その先生の言葉が今でも忘れられないので、(連休に地元に帰って、思い出したのですが…(笑))
少し、ご紹介を。
もちろん美術の時間に、
「どんなに下手な絵でも、どんなに不格好な形でも、必ず自分の名前を書いて下さい。
なぜなら、その瞬間からそれらは、世界に一つの作品になるのだから。」 と。
何かを作る面白さや、作ったものに誇りを持つことなど、
小さいときには、無我夢中で絵を描いたり、ダンボールで自慢げに何かを作っていた時の
純粋さを思い出させてくれたことを、思い出しました。
だからこそ今では、自分の作ったものには、『サイン』を残すようにしています。
時計や
名刺入れ(この話も、後日載せようかと思います。)
などなど、他の写真はないのですが色々なものに、
恥ずかしがり屋なので、見えないところや、裏にですが・・・
実はこの字、特注です。
「福」の字を囲っている「口」が「田」になっています。
会社を辞めたとしても、大工を辞めたとしても、たぶん一生、
「福田」が何かを作ることはやめないと思うので、
値段は張りましたが、自分で考え特注してよかったと思っています。
落合先生、今頃どうしてるかな~
最近、朝晩が寒くなってきて、皆様体調は崩されていませんか?
こんにちは、宮下です。
今、私が担当させて頂いている現場で、玄関庇の柱を支える沓石を据えるのですが、
先日、石屋さんにサンプルをいただきました。
黒御影の《本磨き仕上げ》と《バーナー仕上げ》の2種類です。
石の種類は一緒なのですが、仕上げの仕方によってこんなにも違うんだなぁと、関心していました。
石材屋さんの店頭とかを見てみるとツルッツルッに光った石が並んでいたりしますよね。(ド〇えもんとか・・・)
石屋さんは石を、
そして、大工さんは木を光らせるのです。
仕上げ方は様々ですが、やっぱり鉋で仕上げた木材の輝きは目を見張るものがあります。
大工が手間暇かけて研いだ刃、光を透かせて絶妙に調整した台の鉋で仕上げられているのですから当然ですね。
これは2年ほど前に、思いつきでつくった、ケヤキのバットです。
木工旋盤で形成し、サンドペーパーで丁寧に仕上げ、最後には8000番という細かい目で仕上げたら、、、
2年たった今も光ってます。。。
鉋でも、サンドペーパーでも、光った仕上がりを見るのは気持ちがいいですね