大変ご無沙汰しております。
大工工事部のながともです。
ついに昨今の暑さに干からびたか・・・・。
とご心配をおかけしてしまい、申し訳ありません!
平松大工も申しております通り
私も暑さと戦いつつ現場に向かっております。
今日に至るまでいろいろしていたのも事実ですが
先にお伝えしたいことを一つ。
坂内大工担当で私も最初から最後まで携わりました
K様邸がいよいよ完成見学会を迎えることとなりました!
お施主様のK様をはじめ
各職人さん、関係者の皆さんのおかげで
無事に素敵なお家が完成いたしました!
ありがとうございます!!!
お家の中の全景はお施主様のお引き渡しを終えてから
お見せできればと存じますが
完全予約制の本見学会は見所満載です。
玄関のこんなとこや・・・
階段の先には・・・・
あとはぜひ実物をご覧いただけたら幸いです。
今回は告知のみで失礼いたします。
暑さに立ち向かいつつ
明日も現場に行ってきます!
こんにちは 大工工事部 平松です。
何度言っても変わらないのは分かっていますが・・・暑いですね!
負けずに頑張りましょう!!
今日は「牛梁」(うしばり)について
この現場で初めて牛梁という言葉を聞きました。
調べると、小屋組みにおいて棟木と平行に走る太い梁のことを指すらしいです。
牛の背骨に似ているようだという事でこの名前がつけられたらしいです。
牛の背骨なんて表現じゃ足りないですよね。
棟木はロケットに見えましたが、これは・・・大砲みたい(笑)
さすが博康さん。自分の時より少ない回数で仕上げてきました。
ひとつ、今までの台持ちと違うのところがありました。メチの部分が蟻になっています。
重要な構造体ですからね、ずれないような工夫をしています。
ここは特に大事な所だ、という小川さんのこだわり所だと窺えます。
牛梁も棟木と同様にこれから両端に竿車知で継いだりするので、まだまだ仕事があります。
台持ちが終わったらそのまま刻んでいきます。
唐澤さんも、もう片方の牛梁いきました!
言葉や写真でいくら説明しても伝わらない、やった人にしか得られない事が確実にあると思います。
目まぐるしいくらい色々経験させてもらっていますが、ひとつひとつの経験を忘れないように大事にしていきたいと思います。
一方で小屋の刻みの方は、母屋、天秤梁をザクザク刻んでいます。
継手は主に「台持ち」(だいもち) 「竿車知」(さおしゃち)
仕口は主に「渡りあご」「兜蟻」(かぶとあり)となっています。
込詮(こみせん)+ザボールで強度と安定感を増しています。
小屋組は登り梁もあるため、仮組みとは別で一度組みながら刻んでいく予定です。
組む日までまだもう少しかかりそうですが、ペースを上げて頑張ります!
こんにちは 大工工事部の平松です。
6月30日、お昼休みに皆で「大祓」(おおはらい)に行ってきました。
日本では昔から6月と12月の晦日の日に恒例行事として行ってきたということを初めて知りました。
渡邉さんから「皆で行こう!」という話をもらい、総勢10名。ぞろぞろと近くの神社に行ってきました。
皆初めてということで、神主さんから説明をいただきました。
簡単に言うと、半年の間についた「罪・けがれ」を人形にうつして祓い清めるということらしいです。
名前と歳を書いた人形を持ち、茅の輪くぐりをしました。
こんな具合に輪をまわるそうです。
今年も残り半年。事故や怪我のないようにと、祈ってきました!
刻みの方は蔵の1階部分が終わり、小屋組みの方へと移行しています。
レンジャー達も現場を終わらせて戻ってきました。
仮組みまで急ピッチで刻んでいきます!
今回は・・・棟木について。
この現場一の巨木にもついに墨がつけられました。
お風呂のフタのようなモノ。「ジャバラ」と勝手によんでますが、これを使って墨をまわしたそうです。
棟木に使われる杉の丸太。長さは11メートルもあります!
この長さだと現場に搬入できないということで・・・
切って継ぐことになりました!!
きりしろは短くしないと目違いが大きくなってしまうし、見た目も悪くなってしまいます。
なるべく近く、だけど加工しやすいように。絶妙なラインでした!
斜線部分が切りしろとして許された範囲です。
外すのがおっかないので、マジックで鋸の通る道を書いてあります。
この状態からチェーンソーで4回に分けて切れ目を入れていきました。
ちなみに上端は屋根勾配にとってあります(これをとるのもなかなか大変でした・・・)
垂木上端となる面です。この上に化粧の野地板が取り付けられます。
ここから、台持ちを刻んで組んでいきます。
予想どうり見事にはまってしまいましたが、ここは時間をかけてでも納得いくまでやらさせてもらいました。
簡単に言ってしまうと切って戻しただけです(笑)それだけのことに相当苦労しました。
一度組んだ時から得られるどこがおかしいのかという判断。ここを取るとどうなるのだろうかという予測。
何度組んだか数え忘れましたが、忘れるくらいの回数は組んでます。まだまだ未熟なことを痛感しました。
この後垂木掘りや両端の継手等、仕事がまだ盛りだくさんです。今後どうなるか、ご期待下さい。
またひとつ大きな経験をさせてもらいました。いい仕事を与えてもらえたことに感謝しています!
博康さんも「牛梁」に手を出しはじめました!
径の大きさはこれが一番かも。
これもド迫力の継手になるでしょうね。お楽しみに!!
こんにちは 大工工事部平松です。
答えでました!
右から おおかみ おおきい こおり おおい とおい だそうです。
調べたのであってたけど(寝ててくれてよかったです)、なんか・・・もやっとするな~
ということでした!
さて今日は・・・
天秤梁が投入されて、じろじろ見ていますと・・・
昔の垂木堀(たるきぼり)を見つけました!
昔から兜になるときはこうやって深く掘って垂木をおさめたんですね。
あまりにも深いと垂木の方をいじめたくなってしまいますが、軒が出てるといじめるわけにもいかない。
ということで、今回もそうやっておさめるように刻みました!
こちらは機械も使ってますけど・・・完全に勝ってますね!!
そんなことを思っていると・・・
登り梁に見たことないくらい長い垂木堀りの墨がしてありました。
刻んだらまた載せたいと思います!
いいのを撮ってくれてありがとうございます。仕口の刻みたてホヤホヤのやつです。
刃物が切れてますね~。皆さんさすがです。
厚木から、北村さんも応援に駆けつけてくれましたよ!
普段だと考えられないゴージャスな顔ぶれです。それだけ希少な仕事なんだと思います。
だんだん暑くなってきて・・・
あっ!!
僕もだいぶじらしましたね(笑)
ついに博康さんのマスクがずれました(笑) 期待どうりのイケメンでしたね!!
ちなみに博康さんも会社に兄弟がいます。真ん中が石川弟の大輔さん。
加工場にもちょこちょこ顔出してくれてます。
自分も工務部の時から色々と世話になってます。元々大工さんですからね、楽しみに来てくれてるみたいです。
刻みながらも多くの人達の期待を感じています。
期待に応えられるよう、これからも一丸となって頑張りたいと思います!
こんにちは!
大工工事部のながともです。
玄関前の鉄骨階段が据わり・・・
塗装屋さんが塗装をしてます。
それと背中合わせに
私は
玄関をくぐって正面の飾り棚の下地を組みました。
私がボードを貼ったあとに坂内大工が
R(=曲面)の垂れ壁を組むのですが
仕上がりはまた追々お伝えします。
その前にお見せしたい
坂内大工の大仕事がこちらです。
階段の壁もRなのですが、その壁下地でございます。
現場にくる職人さんも口を揃えて
おぉ〜と声を漏らしています。
何度見ても凄いですよね?
坂内大工が大仕事に打ち込めたのも
私が造作仕事にじっくり打ち込めたのも
この方の応援があったからなのです。
後ろ姿なのですが
首都圏からはるばる
応援に来てくださってる唐木大工です。
最後の2週間弱来てくれたのですが
めちゃめちゃ助かりました><;
ありがとうございます!
1階はこのような形です。
家具も据わり、お引き渡しの日が刻一刻と近づいておりますね。
改めてこうして現場関係者のみなさんのお陰で
木工事完了を迎えました。
今後の私の現場次第によりますが
建具吊り込みの模様もお伝えできればなと思います。
監督の志村さん引き続きよろしくお願い致します。
またここに来られるのを楽しみに
明日も現場に行ってきます(・ω・)ゞ
*弊社がテレビにて紹介されます。
お時間ございましたら是非ご覧くださいませ