• October
    27
    2017

    簓子下見板張り

     

    こんにちは 平松です。

     

     

     

     

    雨が続きますね。幼稚園の運動会が何日も順延しています。

     

    今年はチビのリレーを特訓したんで、グラウンドのコンディションも重要です。

     

    早く晴れて欲しいものです。

     

     

     

     

    お気づきの方もいるかもしれませんが、最近のブログのペースダウンをご指摘頂きました。

     

    ここでまた初心に戻り、現場ではもう始まっている?ラストスパートに追いついていこうと思います!

     

     

     

     

     

     

    外部の板金がほぼまとまってきました。

     

     

    土居のしの上、冠瓦の上にもきっちり葺かれました。

     

     

     

     

    どうやって曲げているのか、気になりますね。

     

     

     

    こうやって形を写して・・・

     

     

     

    水が切れる程度の隙間を空けてあります。付柱が付いて、ようやく外観が見えてきました。

     

     

     

     

     

    ここだけで振り返ると、

     

     

    屋根下地→ルーフィング→平瓦→窓→壁断熱材→防水紙(壁一次防水)→通気胴縁→嵐→土居のし→板金→ラスモルラミテクト(壁二次防水)→付柱→網張り→漆喰の下地塗りという所です。

     

     

    こんなに瓦屋さんと板金屋さんと絡み合った仕事は初めてでした。

     

     

    雨漏りは絶対にないと思います!

     

     

     

     


    妻面の付梁、付柱

     

     

     

    ピカピカだった銅板もいい感じに落ち着いてきました。

     

     

     

     

     

     

     

    ここまできたら、あとは外壁を張るのみです。

     

     

    タイトルにもありますが、土台より上約2メートルは「簓子下見板張り」(ささらこしたみいたばり)となります。

     

     

    設計の方に聞きましたが、家のあしもとを雨などの湿気から守るという役割があるそうです。

     

     

    横に重ねて張る板を下見板、縦に押さえる角材を簓子(ささらこ)といいます。

     

     

    簓子も植松さんが作ってくれました!

     

     

     

     

    板の反りに合うような絶妙なカーブの加工です。中はえぐれていて、見えるところがつくような工夫もしています。

     

     

     

     

    一本一本調整しながらやってます。唯希と二人で格闘中です。

     

     

     

     

     

     

    出来てくると、やはり想像してたよりカッコイイです!!

     

     

     

     

     

     

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    Profile | 大工


    平松 哲朗(ひらまつ てつろう)

    一級建築大工技能士

 
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