こんにちは!
大工工事部のながともです。
前回に引き続き。
技術テストの午後の部をお伝えします。
お昼ご飯を済ませ
油谷大工による
ノミの道具検査と並行して・・・・・・。
ミニ削ろう会です!!
ヒノキ、ヒバを鉋で削り、
削った鉋くずの薄さを競います!!!
あっ、「鉋くず」って呼ばれるのですが
なんか味気ないので
私は「削り帯(けずりおび)」と
密かに命名しています。
鉋は、刃を研ぐのが上手かったとしても
鉋の台(削る時に木材に触れる鉋の木の部分)の調整が
上手く出来ていないと
ティッシュのように薄く削れなかったり・・・
反対に刃も研げていないと削った材料が
ツルツルにならなかったり・・・・。
鉋はいくらやっても、奥が深いのです。
今までの鉋の道具検査は
刃を見て、台が調整できているかを
審査するのみだったのですが
「削ってみないと、鉋が切れるか分からないでしょ!」
と重さん(=重森大工)の一声により
実現しました。
さぁ目指せ!3ミクロン!
みんな、鉋を手に刃の出具合を調整しています。
1年目の鈴木大工も気合い十分に
カメラ目線頂きました!
木村大工が削って、加藤大工が削り帯を引っ張っています。
山中大工が加藤大工の
削り帯の薄さの計測をしています。
計測はもう一人、唐澤大工が担当します。
唐澤大工は社内でも1、2を争う
鉋の名手なのです!
削ろう会の最中は、前半戦とは打って変わって
和気あいあいとしておりました。
上手く削れると楽しいんですよね^^
みんなでいっぱい削りました!
さて結果発表!
前半戦の「じょうご四方転び」は
1年目 百野大工
2年目 大高大工
3年目 布谷大工
が優秀な成績を収めました!
おめでとうございます!!
後半戦の鉋削りは・・・
1年目 鈴木康太大工 平均 19.3ミクロン
と経験年数を覆す結果がでました!
おめでとうございます。
これで私を含める
大工3年目は技術テスト卒業です!
私自身、トップ3に入る!・・・・・ことは残念ながら
出来なかったのですが
最後の最後は練習も本番も
楽しい技術テストでした。
技術テストのみならず
今後も自分のスキルアップの為に
精進して参りたいと思います!
改めてよろしくお願い致します!
気持ちがまた一つ引き締まった所で
明日も現場に行ってきます(・ω・)ゞ