みなさんおはようございます。
大工のいなぎです。
先日応援に来てくれた大工が作った机。
すごくその大工の「感じ」が出ています。
面の大きさ、断面、角の処理など細かくお願いしましたが
自分が作るとまた違った感じになったと思います。
形がじゃなく、「感じ」が。。。
うまく表現できませんが、「作った大工」が出る感じ。。。
既製品の建材にはそれ独特の「感じ」は出ません。誰が作っても同じです。
どちらがいいとかわるいとかでは、無いと思いますが。
お施主様にはなるべく現場を見に来てもらうようお願いしています。
昨日見たテレビの感想とかそんな雑談のなかからその人を自分なりに理解して
望んでいるもの、その人らしいものをイメージして作っています。
みなさん本日もおつかれさまです。
大工のいなぎです。
この鋸、鉋の口を包むために作りました。
台打ち専用ならもっとRをきつくしてもよかったね。
口は狭くないとよろしくないが包む必要はありません。
だけど包みます。かっこいいから。
台打ちに使う前に現場ですごく調子良かったです。
やりにくい作業なら仕事にあわせて道具も作っちゃえばいいんですよね。
分かっていたつもりでしたが。
鋸の柄は自分で作って据え変えてます。好みがあるし、太さとか見た目とか。
自分の道具って感じがしていいもんです。据えるのも簡単だし。
数年前から刃物もお店でなく直接鍛冶屋さんに頼めるときは頼んで作ってもらうようにしてます。
もちろん直接会って。
そのほうが気持ち入れて作ってくれそうな気がしませんか?
まあ歳とるにつれどんどんめんどくさい人になってるってことです。
おっきいのとちっちゃいの。
みなさん本日もおつかれさまです。
大工のいなぎです。
木の道具箱、大工さんって感じしますね。
今は樹脂のいいやつがあるみたいで木の箱持つ人減った気がします。
自分は木派、ですね。
理由は木の調湿効果で道具が錆びにくいから、じゃなく
かっこいいから、です。
やっぱ木だよ。
大工だもん。
作ってみると結構おもしろいもんですよ。
みなさんもどうです?
弊社の日曜大工教室でつくってみませんか。
みなさん本日もおつかれさまです。
大工のいなぎです。
先日の話
「鉋の台打ち○千円なら自分で彫るより安いよね」
「そうだけど手で物を作る大工がそんなこと言ってちゃだめだよ」
今の時代、手間が一番高い。
そんな中でこの写真。
木挽きに頼むより運送費払ってでっかい製材所で挽いたほうが安い。
大鋸と製材機の鋸道の差や熱の影響など気にしない。
そんな時代に、この写真です。
自分は家づくりは建材など使わず手で作ったものが良いと思っています。
だけど現実は厳しいです。いろいろあって厳しいです。
だけど何か出来ると思って考えています。
しかしこれ生で見たかった。お世話になっている大川さんの家の前。
左側にいるのは林以一氏、本も出ているので読んでみてください。
みなさん本日もおつかれさまです。
大工のいなぎです。
今日はいい仕事出来ましたか?
いい仕事ってなんでしょう。
以前ある大工さんから聞いた
「いい仕事を求めて日本中歩いたけどいい仕事は自分のすぐ近くにあった」
この言葉、強く印象に残りました。
1年生でも出来る仕事、簡単単純な仕事もしっかり考えて施工する。
それがいい仕事、そしてその積み重ねがいい職人になるのだと思います。
いい仕事は人を引き付けます。