こんにちは!
大工工事部のながともです。
大分前のお話ですが・・;
先日の重さんの規矩術勉強会の続きです。
マニアックな話なので
あくまで勉強用として書かせて頂きます。
が数学の図形が得意な方なら、すぐ分かるかと存じます。
大工、建築の知識は一度おいといて
チャレンジしてみてください^^
住宅で見られる屋根は大きく4種類あります。
今回取り扱うのは右上の寄棟屋根です。
寄棟もそうですが他の屋根も
ほぼ同様に下地を組んで、ベニヤ(野地板)を貼ります。
勉強会では寄せ棟屋根の隅木(=すみぎ:赤線のところ)について
取り扱いました。
隅木を横から見た図で、隅木の上半分の
勾配と長さの元となる展開図を書きます。
この三角形はここです。
5寸勾配(50:100)で展開図を書きます。
こんな感じです。
どこがどうなのかというと・・・・・?
となるのですが(つたない絵ですみません><;)
「あ」は平勾配
「い」は隅勾配を表す三角形です。
さて重森先生からの問題は・・・・?
QA、配付垂木の鼻先の角度は
この展開図のどこか?
QB、隅木の山の角度はこの展開図で
どうやって出せるか?
QC、隅木の勾配はこの展開図のどこか?
AとCはこの展開図で既に出ているので
なぜココなのかが分かれば良いので
一番Bの問題が難しかったです。
Aは図で隅木と配付垂木が合わさっているところです。
数学でも答えや解き方がいろいろ有るのと同じで
この問題も一つ「これ!」とはっきりは言えないのですが
解説は近々させて頂きます。
では明日も現場に行ってきます!