はじめまして、大工3年目の原田です!
流れに乗ってブログ参戦です、よろしくお願いします。
さてさて、最初だし何を書こうかな~と会社をブラブラしていると砥ぎ場にいる1、2年生達を発見。
週末の技術テストに向けて鑿(のみ)を研いでいましたがうまくいっていない様子・・・
『原田さ~ん、何が悪いんですかね~、どこを直せばいいんですかね~』
『そうだな・・・顔かな』
なんて冗談を交わしながら話をしますが、これがなかなか難しい問題。
大工は『穴ほり3年、鋸5年、墨がけ8年、砥ぎ一生』、、、
砥ぎ一生??
砥ぎ一生!!!
と言うぐらい研ぐというのは奥が深く難しいんです( ̄  ̄;)うーん
『コツもあるとは思うけど、道具と向き合った時間と研いだ量で得られる『感覚』が大事だぞ!』
と、今かなりの時間を費やして考えた言葉を明日言ってみようと思います。
今日は言えませんでした・・・
いい刺激を受け、さっそく家に帰って造作用の【追入れ鑿(おういれのみ)】を6本研ぐことに。
一心不乱に研ぐこと4時間!
う、美しい、、、ルパン三世、石川五エ衛門の名刀【斬鉄剣】を彷彿とさせる輝き。
腕前はまだまだですが、現時点で納得のいく仕上がりになりました。
いつか言ってみたいあの言葉
『また、つまらぬ物を斬ってしまった…』 by石川五エ衛門
何でも斬る事ができる斬鉄剣だからこそ言えるこの一言。
いつか胸を張って言える時が来るように日々精進です!
と、何やらシンクの下から気配が…
名刀【関 孫六】が研いで欲しそうにこちらを見ています。
ちなみに平成建設の男子は料理好きもチラホラ、女子力高めです(笑)。ついでだったのでこちらも研いでみました。
これなら斬鉄剣で唯一斬る事ができない【コンニャク】もスパスパ切れそうです。
皆さんも包丁が切れなくなった際は知り合いの大工さんにお願いすればピッカピカにしてもらえるかもしれませんよ!