はじめまして。入社2年目、大工1年目の内藤と申します。
この度、福田さんからお声掛けいただき、毎月10日・20日・30日の記事を担当させていただくことになりました。
大工としてはまだまだ未熟な身ですが、新人大工の視点で精いっぱい情報発信していきますので、よろしくお願いします!
ところで、私は大学・大学院で建築を学び、昨年4月に平成建設に入社後、工務部を経て、今年2月から念願の大工工事部へと配属になったのですが、
たまに地元に帰って旧友や親戚に会ったりすると、平成建設のことをあまりよく知らない方から、「大工で現場のことある程度学んだら、そのあとはすぐ設計部とかに行くんだよね?」ということをよく聞かれます。が、
行 き ま せ ん。 ご期待を裏切ってすみませんが。。。
どうも世の中では「大学で建築を学ぶ=卒業したら建築を設計する仕事に就く」というイメージが根強いようですが、決してそうとも限りません。
むしろ、ただひたすら設計するよりも、実際にものを作って形にするほうが好きなんです、私。
ということで、実際に二週間ほど前、仕事後自室でちまちま作り続けて完成させたものがこちら!
杉板で作った名札です。
裏は、安全ピンとクリップのどちらでも止められるようになっています!
製作にあたっては、材料を揃えたあとに「どうやって作るのがいいかなぁ…」と悩んだりもしましたが、「とりあえず試しに1個作ってみるか!」と思って作ってみたら、なかなか良い具合に仕上がったので、今では毎日胸につけて仕事しています。
やっぱり、ただあれこれ考えて立ち止まるよりも、実際に手を動かして形にするのが一番ですね!
ちなみにこの名札、大工の先輩方に見せたら、「ちょっと分厚すぎる」「この木目の向きだと強度が不安」等、忌憚ない意見の数々が寄せられました。
やはり、ものづくりの道はなかなか厳しく、奥が深いです。。。
ということで次回は、名札製作リベンジ&その作業工程をお送りしたいと思います!