1月生まれですが、寒いのは苦手です。
こんにちは、宮下です。
ここ数回、仕事とは関係のない投稿が続きましたが、
決して仕事してなかったわけではありません(笑)
これを作っていたのです。
実は先日、担当させていただいているH様邸がついに上棟したのです。
H様邸、本体部分はSE構法を採用し、軸組はプレカットなのですが、
玄関先の土庇は、プレカットでは対応できないため、手刻みで造りました。
材木屋から荒木の状態で材木を仕入れ、
製材→仕上げ→墨付け→刻みを本社の加工場で行っていました。
タイトルにある「おっかけ」は一枚目の写真の継手の名前です。
伝統的な継手の一つで、最も強い継手のひとつとされています。
金物がない時代からの伝統的な継手がプレカットできないことにも驚きですが、
強度も備わっているという、先人の偉大さを改めて実感させられます。
次回は、上棟の様子を紹介したいと思います。