こんにちは 大工工事部 平松です。
少し暑くなってきましたね。今年はいつもよりさらに暑いらしいです。
皆様も体調の方お気をつけてください。
先日、日常ですが家へ帰ると嫁さんが炎上してました。
「あのブログ何なの!」
見てんだ・・・と思いながら(笑)
そうですよね。冗談でも言ってはいけなかったですね。
あと40年やるつもりですから。
命、大切にします。
今日はまた新しい道具が開発されたので、その様子をお伝えできればと思います。
実は半年前から、この部分の仕事をどうやったらうまくできるかといろいろと頭を悩ませていました。
一階の天井板の“しゃくり”です。
凸凹したものに水平に溝をついていく作業です。
あれこれ考えてみましたが、効率的に進めるいいアイデアがなかなか出ずにここまで来てしまいました。
そんな中で自分があの曲がった梁にてこずっている間に、博康さんがサクサクっと作ってくれていました!
首切りカッターという機械に、治具をつけてあります。
まっすぐな定規を水墨と平行に据えて・・・
その上を走らせるだけで、どう曲がっていようが水平な溝をつけます!
感動しました。
安心感のある、使い心地のいい道具です。
さすが先輩!! いろんな人達のアイデアが集合して困難に立ち向かっています。
半年前からもやもやっとしていたものが、すっきりとれた感覚です。
かなりかかるかと思っていた仕事も、順調に進んでいます。
またひとつ、いいモノがうまれました!
そういえば古材にも昔の“しゃくりの”痕跡がありました。
よく見ると、ちょうなの跡のようですね。
機械なしでどうやって仕上げたのかも気になりますが・・・
昔の大工さんにも負けないいい仕事ができていると思います!
さて、小屋梁の墨つけでは・・・
写真だと見づらいですが、いったいどうやって墨をしたのか・・・
どう考えてもわからない事になっています。
こちらも少しずつ、チラ見しながら、いつか解説できるように勉強します!