こんにちは 連投で平松です。
雨の合間のピンポイントで、運動会出来ました!
朝一砂場からバケツリレーで水たまりを埋めて。大人一丸となって準備しました。
締めのリレーも練習の甲斐があり、満点以上の成果を見せてもらいました(涙)
子供って想像以上の力を持っているものなんだなと感じるひと時でした。
雨天続きでなかなか進まない下見板ですが、玄関付近が出来てきたので続けてブログを書こうと思います。
玄関外には4本の独立柱があります。その後ろの軒天に古材の持ち送りが4本つきました。
これで外部に着く予定の持ち送りは全て完了しました。
蔵の鉄扉
玄関横の出窓下
玄関の軒天下
納まりの都合上、角度を変えたり埋木したりと少し手を加えさせてもらいました。
窓下や雨戸の所で少しやったからわかる彫りの技術の凄さ。
機械なしで鑿だけでここまでやるなんて、やはり昔の人の技術はすごいと思います。
計12箇所中10箇所が外から入ってきた位置から見えます。足場が取れるのが楽しみです。
玄関横にはアンティークな照明がつきました。
昔、馬車についていたという照明器具らしいです。
背面から出るわずかな謎の赤い光がオシャレポイントです!調べても何のためかわかりませんでした・・・
よく見ると、台座が簓子で出来ているのがわかるでしょうか。建て主さんとの入念な打ち合わせでこのような位置、形になりました。
簓子の端材があればどんな高さにも対応できるので、とてもいいやり方だと思います。
ちなみにすっきりとした出隅はこのような加工をしています。これも全部植松さんの手によるものです。
先日、その植松さんも大量の造作材を持ってついに鎌倉インしました。
眺めているのは椅子じゃありませんよ。これは囲炉裏のあたりで登場する予定です。
後輩の出来たタッキーは三代目レンジャー隊長の務めを果たし、造作を始めました。
先輩らにあーだこーだ言われ戸惑いながらも徐々に進んでいます。
深夜は原田先生と日をまたいでのテスト勉強。
いろんなとこで追い込みが始まってます!!
こんにちは 平松です。
雨が続きますね。幼稚園の運動会が何日も順延しています。
今年はチビのリレーを特訓したんで、グラウンドのコンディションも重要です。
早く晴れて欲しいものです。
お気づきの方もいるかもしれませんが、最近のブログのペースダウンをご指摘頂きました。
ここでまた初心に戻り、現場ではもう始まっている?ラストスパートに追いついていこうと思います!
外部の板金がほぼまとまってきました。
土居のしの上、冠瓦の上にもきっちり葺かれました。
どうやって曲げているのか、気になりますね。
こうやって形を写して・・・
水が切れる程度の隙間を空けてあります。付柱が付いて、ようやく外観が見えてきました。
ここだけで振り返ると、
屋根下地→ルーフィング→平瓦→窓→壁断熱材→防水紙(壁一次防水)→通気胴縁→嵐→土居のし→板金→ラスモルラミテクト(壁二次防水)→付柱→網張り→漆喰の下地塗りという所です。
こんなに瓦屋さんと板金屋さんと絡み合った仕事は初めてでした。
雨漏りは絶対にないと思います!
妻面の付梁、付柱
ピカピカだった銅板もいい感じに落ち着いてきました。
ここまできたら、あとは外壁を張るのみです。
タイトルにもありますが、土台より上約2メートルは「簓子下見板張り」(ささらこしたみいたばり)となります。
設計の方に聞きましたが、家のあしもとを雨などの湿気から守るという役割があるそうです。
横に重ねて張る板を下見板、縦に押さえる角材を簓子(ささらこ)といいます。
簓子も植松さんが作ってくれました!
板の反りに合うような絶妙なカーブの加工です。中はえぐれていて、見えるところがつくような工夫もしています。
一本一本調整しながらやってます。唯希と二人で格闘中です。
出来てくると、やはり想像してたよりカッコイイです!!
こんにちは 平松です。
暑いんだか寒いんだかよくわからない日が続きますね。
現場で働く身としては、今年は猛暑が少なくてとても助かります。
今週はタッキーが加工しに帰省しているので、色々な所でトラブルが起きています笑
そんな中、今日九月七日は唯希君の30歳の誕生日でした。
ついにこの現場から二十代がいなくなってしまった・・・
人生の90パーセントは三十代で決まるなんて言われることもありますが、この経験をどう活かしていくのか。
とりあえず自分は米を炊けるようになれて良かった笑
さて、現場の方は外の仕事にひと段落つけて、二階の床下地になる根太組みが始まりました。
雲海から飛び出た山のように見えた梁も、全て無事に床の下に納まってくれました。
根太が終わるとすぐに、1階の天井と根太の隙間に配線、配管工事が始まりました。
この現場では、碍子(がいし)引き工事もあります。
碍子引きとは、昭和38年頃まで使われていた配線方法です。白い陶器製の物が碍子(がいし)と呼ばれるものです。
築年数が経ったリフォームの現場で数回見たことがありますが、新築では初めてです。今後どのように配線されていくのか、様子を見られることがとても楽しみです。
ガラスも入り、取手、鍵も真鍮製の見たことない物が取り付けられています。
敷居の辷り(すべり)にも真鍮が使われる予定です。今までで真鍮をこのように使う現場に出会ったことがなく、とても新鮮でカッコ良いと思います!
原田君は仕事の膨大さに少々お疲れのようなので、気が向いたらブログを書いてくれるそうです笑
卍もきれいに塗装され、迫力が増したような気がします。
卍といえば、待ちに待った「あれ」が出来ました!
彫金の世界では有名な方のようですが、とてもこだわって本気でやってもらえました。
何ヶ月もかかりましたが、色々と試行錯誤して頂き通うたびに少しずつ進んでいくのが楽しみになりました。
いい買い物したなと思っています。
黒染め液を買ったのですが、せっかくのが目立たなくなってしまうから使うかどうか迷ってます。
とりあえず専用の入れ物作ろうと思います!
こんにちは。平松です。
先日、ついに大工の日々始まって以来、初めて大工部門でのブログランキング1位となることが出来ました!!
数日でまた抜かれてしまいましたが、皆様からの温かいポチっとに心から感謝しています。
今年の目標としていたので、とても嬉しいです!今後ともよろしくお願いします。
鎌倉編ブログが始まってもう8カ月。それぞれの全然隠しきれてないキャラクターも垣間見えていつも楽しみに見ています。
H君からの強めの愛情表現にもだいぶ慣れてきました。でも、早く俺に飽きてもらいたいです笑
さて 数々の強敵と戦ってきた我々ですが、付け土台は指折りに入る代物だったと思います。
デドメンジャー平松からも今回の模様をお伝えしたいです。
土台のあまりのデカさに、小川さん含め皆引き気味でしたが、これまでもやばいことだらけで少々感覚が麻痺ってますからね。
それでも、出留めの仕事をどうしようかってのは数日前から前日の夜布団の中までずっと考えてましたね。
こうか!ってアイデアが出たのは前日の夜。この時のワクワクする感じは大工職の醍醐味のひとつではないかと思います。
スマホで調べまくりましたけどね。自分で考えたもので勝負する事にしました。
完成品は原田ブログに出てますが、刻んだやつを1枚。
なるべく仕事を減らす事も意識しています。真ん中にある穴には刻みでも使った、ザボールと呼ばれる金物を仕込みました。
平松二号はさらに改良して、メチをやめて楔状の雇にして、どちらからも引けるようにしてみました。現代の技術も、昔の技術も惜しみなく使います。
1個目の4mと5mの留めで、ハマってしましました。反りやクセを読み切れなかったので手間が掛かってしまいました。
あんなに土台のデカさに引いていた原田が結局3つ。これは尊敬に値します。
彼は付ける仕事はほんとにピカイチですからね。キモいです。
唯希も期待通り、伝統的な技も取り入れつつまとめあげました。
結局似たような形に落ち着くんだなという感じ。
彼らとあーだこーだ言い合いながらやりきった事はきっと自分にとって財産になると思います。
1人だったら、出来なかった仕事でした。重さ的にも。
大仕事が終わって、ホッとする間も無く膨大な仕事が。
まずは途中だった化粧根太天井をまとめようとなりました。
強力な助っ人も来てくれました。刻みにも登場した北村さんです!
さすが。さまになってますよね~
半分以上は彼がまとめました。仕事、早いです。
つまずきそうだけど、ようやく二階の足元が安定したものになりました!
H君は土台が可愛くみえるくらいの仕事、階段にとっかかり出しました。
古材の欅を使った、重厚感たっぷりの階段になるんだと思います。
タキレンジャーはメインの卍も埋めました!
塗装もされ、段々仕上がりが見えてきました。
シンヤレンジャーは本業は建具屋さんとして建具をはめてくれているので、最近タッキーはソロ活動中です。
色んな意味で、タフです。
RC蔵は銅が葺かれ鬼瓦も終わりました!
下屋にも鬼瓦、のしが。
着々と進んでいます!!
こんにちは。 大工工事部の平松です。
どこへ行っても暑いですね。鎌倉の週末の渋滞も激しくなってきました。
少し前の話ですが、今年も大祓、行ってきました。詳しくは、昨年のブログにて。
今年は全国安全週間の最終日に現場での安全大会もありました。お施主様より、安全最優先でやってくれとのお言葉をいただきました。
たらふく食べさせていただきました。余ったお肉もシェフが美味しく調理してくれました。ご馳走様でした!
これから暑くて集中が切れそうになる時もあるかと思いますが、今一度気を引き締めていきたいと思います!
さて、現場の方は一年程さかのぼりますが、まず始めに建てられたRC造の蔵。
本屋と蔵に夢中になりすぎてて、こちらの方はこれまでブログにもほぼ触れずに来てしまいました。まだ誰が担当かは決まってません。
小川さんからこちらの屋根を急いでまとめろとの指令がありまして、原田&タッキーと三人で加工場へ。
加工は主に加工場のドン・植松さんに頼りきっています。
一緒に特急便を仕上げてもらい、外部の造作材や原田の階段材と共に1トンのトラック3杯分運びました。
まずは躯体に見切りをまわします。
跳ね出しが大きかった為、目違い防止と引き寄せを兼ねた工夫をしてみました。
モルタルで天端をきれいにしたら、その上に土台下にも使った石を挟んで、化粧母屋を乗せます。
その後は蔵と同じように垂木〜広小舞〜野地〜防虫網と。
板金が葺かれる予定です。
特急便を加工に行くと、本社加工場では新たに古材を使った現場の刻みが始まっていました。
渡邊さんの姿もあり、皆生き生きと仕事していました。きっと彼らもホットな夏となるでしょうね。
おまけ
彫金のサンプルです。もう少しかかるみたいです。