こんにちは 大工工事部の平松です。
雨が続いて、急に夏が終わったような感じがしますね。
先日、T様邸の中打ち上げがありました!
日頃と全然違う姿を見ることができて、とても楽しかったです(笑)
今回は通し柱について書かせてもらいます。
この現場では、吹き抜けの角に4本、通し柱が立ちます。
4本とも四方から梁や差し鴨居が差さってきます。そのうちの1本が例のマンモス梁です。
500キロオーバーの欅(けやき)の塊です。
牙のようなものは竿車知の竿部分です。
こちらは上の竿には梁、下の竿には差し鴨居がおさまってきます。
ホゾの根元から竿の先端までを少しテーパーにしてあります。
ホゾ穴の方もそれに合わせて斜にほってあり、組むときに苦労しないよう工夫してあります。
さらに曲がった大物の梁が二本、マンモスに当たってきます。
柱を入れた状態だとここでは組めないので、柱がある想定で当たる部分をひかりつけました。
正直、小屋組みの後にこんなに仕事があるとは思っていませんでした。
4本ともまとまって、ようやく一段落ついたという所です。
一方で、外の様子もだいぶ変わってきました。
昔お世話になった工務部の先輩方が足場を建てに来てくれました。
いよいよですね。仮組みが始まります!!