こんにちは!水曜日の原田です。
僕が今いる現場は入母屋の建物なのですが、先日矢切り(やぎり)部分に妻格子が入りました!
見てください、この見事なストライプ!
全長約10m、格子の数150本以上!!!
とりわけ奇抜で斬新なものがデザインとして注目されることが多いと思いますが
個人的にはこういった規則的に揃ったものの美しさが好きです。
皆さんはどういった場所に美を感じますか?
皆さん来ました『水曜どうでしょう』の原田です!
大工は職業柄、数多くの道具を使います。
今日はその中から僕が今イチオシネーミングの道具を紹介したいと思います。
それがこいつ!
その名も【どこ太】
先端を押し付けると針が出てくるようになっています!
もう傷つけられない壁紙を張り終えた壁などに刺すと、壁の中の下地の位置を教えてくれる便利なやつです!
どこたー?
どこだ~?
下地はどこ太ーーー?
こいつを使えば...
ここだー!ここだ~!下地はここ太ーーー!
という感じになります。皆さんも重いものを壁に固定したいときなどは
『どこ太、どこ太をよろしくお願いします!』
水曜ブログ請負人、4年目原田です!もう一人の請負人『みやっち』さんと水曜日を盛り上げていきます!よろしくお願いします。
みなさん『水曜どうでしょう(笑)』
さて暑さがまだまだ厳しいですが、最近みなさん、ご飯はちゃんと食べられているでしょうか?
日本では年間一人当たり60kgのお米を消費するらしいです。
そして60kgのお米を作るには約40坪の土地が必要らしいです。
この40坪というのは一般的な住宅の床面積と同じです。
すなわち皆さんが住んでいるお家の床という床に苗を植えれば、1年間食べるお米(1人分)が収穫できるというわけですね!
と言うことで、僕が今いる現場でも大工さんが必死に苗を植えております。それがこちら
苗と言っても使っているのは3cm角、厚さ0.5mm程度のプラスチックの苗です。
決してこの一向に大きくならない苗を育てて食べようとしている訳ではありません。
現場では現在『床張り』の真っ最中!ここで使用しているのは無垢材の【カバザクラ】と言うものです。
無垢材は一般的なフローリングなどと違い、季節による気候の変化で膨らんだり縮んだりします。
床を隙間なくピッタリ張ってしまうと、後々の気候の変化によって床板同士が押し合い、せり上がってきたりします。
そうならない為に、この0.5mmの【スペーサー】を間に挟んであげるんですね!
う~ん、しかしキレイな緑のラインが出来上がっていますね!こういったところで大工さんの性格が出ます!
この職人さんは絶対『A型』ですね………はい、僕です(笑)
床を張り終えれば大収穫祭、ざっと1500枚………明日も暑くなりそうです。