みたいです。まだ見ていません。
夜光虫の影響で海が光っているニュースを見ましたが
最近の日没は遅いため明るい海沿いを帰るのでこのまま見れずに終わりそうです。
どうも。渡邊です。
5月に入り、5ヶ月目突入です。
普段の住宅なら2棟目の終盤戦ぐらいの時間が流れました。
やりたいと手を挙げた持ち送りの雲は終了しました。
先代の作品を参考にし、
いくつかの試作を重ね、納得のいく形を模索しました。
刻み総数31カ所!
奇数なのはワケあって一個だけ平松さんがやりました。
やった人にだけわかる難しさがあります。
数年前の上司から言われた言葉
「本番で練習するなよ」
わかる人にはわかるはず。
初めての仕事に対してどう向きあうのかはひとそれぞれです。
このとんがっている部分「背峰(せみね)」と呼びます。
小川さんに教えてもらいました。こんな細かい部分にも名称があるのは驚きです。
まだまだ勉強不足でした。
各所に散らばった先輩たちが着々と取り付けて
助っ人の先輩たちが外壁をまとめてくれます。
先輩ばかりの現場です。
塗装屋さんも随時仕上げてってくれます。
垂木同様に背峰部分だけ白くなりました。
いい感じです。
と、まぁ今回の現場ネタはもうないので
告知しまーす。
6月11日(日)神奈川県辻堂海浜公園にて行なわれる
「辻堂ローカルマーケット」に平成建設も出店します。
内容は工具を使って折り畳みラックを作る企画です。
ご興味ある方、お近くの方ご参加ください。チラ見だけでも結構です。
雨天は中止となります。
お待ちしております。
どうも渡邊です。
T様邸フル稼働で進行中ですが、
週末は別の物件へ行きました。
「アフターメンテナンス」です。
今回は2年前に竣工されたS様邸の点検行きました。
監督兼棟梁の博康さんとサブの自分の2人で進めた現場です。
シーリングの劣化や
給湯器の不具合、劣化等の調査
ほかにもフィルターの汚れ、建具の確認、クロスの割れ等約50項目の点検をします。
もちろん造作仕事の割れや隙間の確認も。
新築時は綺麗に仕上がるのは当たり前です。
何年か経って出てくるかもしれない被害を最小限にするのは大工だと思います。
今回も特に問題なく終了しました。
さて鎌倉。
外壁に絡む浴室を先行して進めていきました。
壁の下地、不陸調整後
ケイカル張り、ブロック積みが行われ、
FRP防水(繊維強化プラスチック)を施します。
このFRPは車体やプールなどはば広く使われています。
めちゃめちゃ強靭でブロック叩きつけたとしても割れません。
落としたことありませんが。
ベランダや在来浴室を行うときには必ず行っています。
入口や窓回りは特に気を使います。
境目の処理が甘いと木部に水が浸入し、
腐食、カビ、白アリの原因になります。重大な欠陥にならないように未然に防いでおきます。
この窓の石敷居を乗せないと窓ができなく、外壁ができないので先に進めていました。
さらに敷モルタルで保護をして、窓に取り掛かります。
設備屋、防水屋、石屋、左官屋が絡む仕事を止まることなく進められたのは
小川さんの段取りの良さだと思います。
現場の話はこのへんで。
先日文房具コーナーで見つけたこのアイテム。
ただの鉛筆削りではありません。穴が3つ付いていて
先をちょっと加工する穴を通したPENと
お尻をちょっと加工する穴を通したPEN
これが
んーーーー!!
まさかのPENに!!
鉛筆の消費量は小学生の時よりも使っていると思います。
短くなると「銀のアレ」が出てきますが太さが微妙に変わり
耳から落ちたり持つ感覚が変わるので僕は使っておりません。
そんな中で見つけたこれ!最近衝撃を受けた商品です。
文房具屋に置くより道具屋に置いた方が売り上げ上がるんじゃないかなと思います。
おしまい。
どうも渡邊です。
今回はT様邸にいる生き物の紹介です。
ウマ。あらゆる現場を渡り年季が入っています。
ネコ。こちらも使われ続け年季が入っています。まだまだ現役です。
モンキー。何かとよく使います。
鋸の刃が若干開いているのわかりますか?この部分をアサリ
建物でいうと
犬走り
屋根の迫り出している部分をケラバ(おけらのこと)
牛梁
他は蟻、クレーン(鶴のこと)、、、、、
挙げるとキリがないぐらい出てきます。
多種にわたる生き物の名が使われています。
さて現在僕が奮闘中のゾーン。
ここにも2羽隠れています。
鴨居の「鴨」は気付いたでしょうか。
あとは1羽は敷居です。
鴨居の語源は「上居(かみい)」が転じたものと言われています。
上に「鴨」が使われるなら下は?
ということで水鳥である「鴫(しぎ)」が当てられました。
鴫居(しぎい)がのちの敷居と呼ばれるようになったそうです。
なので答えは鴨と鴫です。
この鴨と鴫なかなかの仕事量がありまだまだ時間かかりそうです。
縦枠には雲がつきます。
これは試作品でありますが、このような装飾がつきます。
デザインはT様の息子さんです。それを具現化しました。
前回登場した龍と虎を書いたのも息子さんです。さら〜さらっと書き上げていました。
木彫が趣味な私。
それを仕事で残せるということで思わず「自分がやりたい!」とかぶりついてしまいました。
外観の雰囲気に影響してくる部分であるのでバチッと決めたいと思います。
下屋からみの窓は終わりました。
奥から
自分、原田さん、原田さん、博康さん、博康さん、自分と取り付けしましたが
見事バチッと決まりました。
窓も垂木も瓦も揃っていると気持ちいいものです。
どうも渡邊です。
去年末になりますが友人が結婚すると報告を受け、
何かお祝いを!ということで思い立ち↓
ウェルカムボードです。某キャラクターが好きな友人。
木製商品はレーザー加工モノが多いですが、削り出ししかできなく、自分の中では味気ないと思っていたので
埋木したり、立体感出したりしてみました。
とても喜んでもらいました。
家作りと同じで、その人のために作り、
喜んでもらえたときが最高の瞬間だと思います。
さて、鎌倉。
主力2人が抜けた現場ですが3人で蔵の上屋根に取りかかりました。
一次屋根の板金葺きが終了したので5寸角の「転ばし母屋」を据えました。
この母屋が斜めに置かれるのは蔵特有の姿です。
垂木を並べ、通気胴縁、上野地を張り終了!
上屋根はすぐ終わったんだなと思われた方!誤解してますよ。
垂木の間、母屋の間など隙間をすべて網で塞いであります。
山に囲まれた場所にあるためリス、小鳥などの小動物や昆虫が多くいます。
これは屋根の奥まで入っていかないようにしました。
手間はかかりますがやってよかったと思える堅い仕事ではないでしょうか。
背の高いタッキーが終始屈みながら作業してくれました。
そして約2ヶ月の屋根工事は終了となりました。
と同時に瓦屋さん登場!
静岡藤枝に会社がある瓦屋さん。社寺を多く手がける職人さんです。
この現場のために住み込みで来てくれました。
あっと言う間に瓦の下地を組み上げていきました。
この軒先に取り付けられた瓦面戸も普段は樹脂製のものを使いますが、
こだわりで木で刻まれています。
「このようなことをするのは社寺ではあるが住宅ではやったことない。」
という瓦屋さん。すごいの一言です。
数日後には瓦上げが始まります。瓦だけで総重量30トン!
葺き上がるのが楽しみです。
僕らは筋交等外壁工事が始まります。
最後に道具屋利兼さんへ
管理上当社のブログにはコメント書き込みができないため、利兼さんのブログでコメントをしていただき、ありがとうございます。
http://d.hatena.ne.jp/toshikane/20170202/1485984241
ブログは毎日拝見させていただいております。
入隅カッターに関しましては、本目的の床張りにはまだまだ取りかかれておりませんが、またいくつか出番が出てきましたので改めてご紹介できればと思います。
本当に買ってよかったと思う素晴らしい道具です。また替刃購入の際にはよろしくお願いします。
どうも。渡邊です。
「ここ先にしゃくっといて〜」
「しゃくりが浅いよ〜」
大工は『しゃくり』というワードをよく使います。
刻みのときにもそんなことが出てきてましたね。
http://blog.heiseikensetu.co.jp/blog/carpenter/entry/1324.html
簡単に言えば溝を掘る加工です。
そして「面戸(めんど)しゃくり」は、垂木間に入れる面戸を
経年変化で木が痩せても隙間を作らないため溝を掘って入れ込みます。
昔ながらの技術です。
以前リフォームした民家にもちゃんとありました。
タッキーもここの現場で学びました。
この面戸しゃくりも刻みのときにいっぺんに加工するのが主流。
特になんてことのない加工なんですが、
今回は棟が特大の丸太で化粧垂木が7m一本モノなので正確な位置が出ず、
あらかじめ加工することができません。
現場で一度垂木を入れて、
面戸の位置を出して、
外し、加工して、
また入れる。
という手間のかかるのが悩みの種でした。
手間のかかるであろう作業を解決してくれたのがこいつ。
「入隅カッター」と呼ばれるもので、
愛知県の道具屋利兼さんのオリジナル商品です。
床張りの首切るときに役立つだろうと年末に購入していました。
入隅部も問題なく届きます。
詳細はまた後日。
それが応用できるんじゃないかとひらめき!
定規を作り、
入隅カッターを上から下に下ろすだけで
溝を2本掘り、あいだを鑿でコチコチッとすれば、
垂木外さなくてもできんじゃん!と心の中でニンマリ。
当初は2人でないと垂木は外せなく、
南北約100本の垂木に加工して据えるまでざっと4〜5日ぐらいかかるかなと予想されましたが、
新兵器により一人で4日かからず終了。すでに元は取れたと思います。
今後もいろいろ使えそうです。
バチッと綺麗に納まりました。
工具を使うことは、腕が鈍るような気がして極力手作業でやろうと
します。けど工期や効率どうこう考えると道具に頼らなければいけないことがしばしば。
よく葛藤します。
便利になった分どこかでやっておかないと身にならないので
日々の鍛錬は怠らないようにしています。
さて1000枚の化粧板は残り500枚ぐらいです。
※落下防止対策は万全で行なっています。