こんにちは
大工工事部のながともです。
題名見ると「きびだんご〜!」
って続けたくなりますが
大工も腰につけているものがあります。
それは・・・
『腰道具』です。
何が入っているのか気になりますよね?
今日は腰道具についてご紹介します。
上が腰袋で大きめのポケットにビス(=ネジ)が入ってます。
一番左には鑿(のみ)が刺さってます。
腰袋の下の小道具たちは腰袋の中に常備しているものです。
右から
さしがね・・・細かいところの寸法の印をしたり、測ったりします。
水糸・・・・・床、窓枠などが平らかどうか調べます。
バール・・・・釘を抜いたり、床や壁のボードを引き寄せたいときに使います。
墨つぼ・・・・中に墨がしみ込んだ糸が入っていて、
ピンと張ってパチっ!一直線の墨が出せます。
げんのう・・・いわゆる、とんかちですね。私はカナヅチです(泳げません)
釘締め・・・・釘の頭が出ててもっと深く打ち込みたいとき、
げんのうを使って叩きます。
カッター・・・建材の梱包開けたり、壁に貼るせっこうボードを切ったり・・・
割と使用頻度高いです。
油性ペン・・・印を書いたり、メモしたりします。
スケール・・・メジャー、コンベックスとも呼ばれます。
一日中これで物を測って、切って、つけて・・・。
大工になってスケールは消耗品という事に気がつきました。
(半年前後で壊れます。それだけ必需品なのです。)
あと電動工具で必要なのは・・・
左が電動丸のこ
「えっ?!手で切るノコギリは使わないの?」
と思われがちですが、もちろん使うときもあります!
ですが、一日中使う場合も有りますし、
身体よりも大きいベニヤ板を切る場合もあります。
すみません。電気の力をお借りしてます。
右がインパクトドライバー
「えっ?!大工さんは、とんかちで釘打つのが仕事じゃないの?!」
と、思われがちですが
天井に石こうボードを貼ったりする場合に
釘よりもビスの方が効く。
作業効率があがる!
などなどの理由でインパクトがないと
仕事にならない時代になりました。
ちなみに腰道具、電動工具もほんの一部ですし
人によってはメーカーや形状にこだわっていたり
腰袋で誰のものか分かる程、個性が出ます。
かれこれ腰につけて1年半。
愛着もわいてきました。
明日もこれをつけて
現場にいってきます!
こんにちは!
大工工事部のながともです。
「ガイアの夜明け」ご覧頂けましたでしょうか?
今回の取材をきっかけに
このブログにたどり着いた皆様。
日頃から弊社をご存知で
このブログを見守ってくださる皆様。
改めて
ありがとうございますっっ!
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
そういえば、弊社の事、自分含め女性大工の事
あまりお話ししてなかったですね;
よく尋ねられる事を一問一答式でまとめてみました。
=大工編=
Q.いつもノミやカンナをつかっているのか?
A.いつもとは限りません。
目につく、触る部分(=造作)の仕事で使ったり
機械ではなく、手で柱や梁の繫ぎ目(=継ぎ手、仕口)を刻むときに
使ったりします。
例えばこの「追っかけ継ぎ」では
のこぎりが入らない箇所をノミで彫ったり
平らに仕上げるためにカンナを使ったりします。
Q.外の仕事が多いのか?
A.現場によりますが2、3割が外作業です。
なので「そんなに日に焼けてないね」
と言われる事もしばしば^^;
Q.一軒の住宅の現場で大工さんはどれぐらいいるのか?
A.2ヶ月前後です。
難易度や広さ、大工の人数によって変わります。
土地をならす事からお引き渡しまで
現場での工事は1年だそうです。
契約からお引き渡し、アフターメンテナンスまで
全て弊社の社員で責任をもって
仕事をさせていただいております。
=女性大工編=
Q.平成建設には女性大工は何人いるのか?
A.9名です。
Q.女性だと力仕事も大変なのでは?
A.運動経験ゼロでも
少しずつ慣れます。
一緒に組む先輩大工が気遣って
重たいものを持ってくれたりしますが
「いえいえ。もっと運ばせてください!」
っていうのが本音です。
Q.仕事して変わったところは?
A.腕周りと手がゴツくなりました。
足が痩せたのか上履きがブカブカになりました。
学生の時と比べて痩せたって言われたのが
何より嬉しかったです。
Q.現場で気をつけているところは?
A.自分がどう動いたら、先輩は仕事がしやすいかを考えたり
先輩に質問するタイミング、靴を揃える。
Q.現場ではスッピン?
A.仕事してて汗かいて顔を拭うため、
お化粧するとタオルが肌色に・・・。
なのでスッピンです。
Q平成建設に入って良かった事.
A.まだ私自身が到底神髄には至ってはいないと思いますが
同期の営業が契約を取れた現場に入った時、
同期の設計が書いた図面をみた時、
同期の工務が打った基礎の現場に行った時
同期の監督が打ち合わせに現場に来た時
同期の大工と組めた時
それぞれみんな頑張ってるな〜と
しみじみ嬉しくなります。
Q.大工で良かった事
A.普通の女の子だったらここには来られないですよね。
まだ高いところが怖いと思う時はありますが
どの現場に行っても屋根からの景色は好きです。
あとは・・・・・
ものづくりの幅が広がる事でしょうか?
この下駄箱は現場の残材を有効活用しました。
といってもまだまだ大工として、
平成建設の一員として未熟であり
大変な事、楽しい事、もっと沢山あると思います。
それを味わいつつ、技も自分のものにしていきたいです。
長くなってしまいました。
世田谷支店も始動し、師走も目前!
風邪には十分注意して、冬を越したいと思います。
どうか皆さんもお体ご自愛くださいませ。
下の「大工・職人」のボタンを押すと
弊社以外の大工さんのブログを見る事が出来ます。
興味が湧いたらご覧ください。
では明日も現場へ行ってきます!
こんにちは!
大工工事部のながともです。
最近更新が滞ってしまったのにも理由がございまして・・・
山中大工の記事にもありました通り
いよいよ「全国削ろう会 小田原大会」が近づいております!
そんでもって
出場します!
私はまだ2年目の大工の卵です。
ベテランの皆さんには笑われてしまうでしょう。
私ももちろん未熟者だと自覚はしておりますが
この削ろう会を通して
鉋(かんな)の刃を研ぐ、台を直す事の奥深さ。
大工として何かしら刺激を得たいと思い
出場を決めました。
本番まで僅かですが時間の許す限り
鉋と仲良くしたいと思います。
今日も鉋を片手に
現場へ行ってきます。
こんにちは!
大工工事部のながともです。
弊社では
社内で抱える物件の進捗状況を
写真でこのように確認する事が出来るのですが・・・
(天井と壁に断熱の為に白いモコモコしたウレタンを吹き付けます。)
(吹き付けが終わったので、フローリング(樺)を貼り始めました。)
などなど・・・
この写真、大半は現場監督さんが撮ってくれます。
本来は、後で隠れてしまう施工部分を写真として記録したり、
検査機関に提出する為の資料として撮影するのですが
時折、大工や工務が写っていたり・・・
そこでいつも撮られている側なので
今日は撮る人を撮ってみました。
現在、住宅の現場でお世話になっている古知さんです。
先ほどのウレタン吹き付けに使われているものが何かという証拠写真を
取りおさえてます。
担当している現場も一件ではないので
あっちに行ったり、、、
こっちに戻ったかと思えば
今度は会社で図面書いたり
業者さんにファックスを送ったり・・・
私たち現場の人の分からないところで
動きまくっているのを想像すると
本当に足を向けて寝られません。
改めてこの場をお借りして
いつもありがとうございます。
社内のブログを通して
現場のこと、弊社の事をご覧頂けます。
私も社内で他部署の方のブログ
ついつい見入って
「あっ、もう寝なきゃ!」
なんてこともしばしば・・・(汗)
夜更かしもほどほどに
明日も現場へ行ってきます。
社内ブログの一覧を載せておきます。
お時間のある際にぜひご覧ください。
「雪国」・・・ではありませんが
大分肌寒くなってきました。
作業着の中はヒートテックが活躍し始めます。
改めてこんにちは!
大工工事部のながともです。
先日現場で一服の際に足下に転がっていたものを
覗いてみました。
一見別世界に誘われそうな筒状の物体。
正体は
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写真中央に写っている黒いパイプ状のモノです。
これは「音ふうじ」です。
水道の排水管をつつみ、管の中を流れる水の音を軽減する為のものです。
筒の内側はフェルト状になっており、音を吸収するという事です。
何事も
「へぇ〜この中はこうなっているんだ」
と、自分で発見するのは楽しいです。
次はどんな発見があるかと楽しみにしつつ・・・・
明日も現場に行ってきます。