こんにちは!
大工工事部のながともです。
最近玄関を開けると
金木犀の香りがします。
夜、大分涼しくなってきて
いよいよ秋本番といったところでしょうか?
以前お世話になった住宅の現場での
できごとなのですが、、、
お施主様よりも先に住んでしまう
「せっかちさん」がおります。
彼です。
仮設トイレの壁面で
よく見かける光景なのですが
カモフラージュなのか
居心地がいいのか、
定かではありませんが
すっぽり収まってるのを見つけると
なんか微笑ましいです。
住めば都ってこういうことなのでしょうか?
この現場もお施主様にとって
かけがえのない
「都」になるよう願いつつ・・・・
明日も現場に行ってきます!
こんにちは!
大工工事部のながともです。
先日、マンションの現場も一段落し
「夏休み」ならぬ「秋休み」をいただきました。
もともと美術展や建築展目当てに
ふらっと東京に出るのが好きだったので
今回のお休みは展覧会めぐりをしてきました。
まずは「ジブリの立体建造物展」
撮影禁止なので写真を掲載できませんが
ジブリ作品の時代背景、風景、建物に
スポットを当てた展覧会です。
ジブリファンはもちろん、
美術・建築の視点で見ても存分に楽しめます。
ちなみに私は「紅の豚」が一番好きです。
次は・・・
「日中韓~棟梁の技と心~」
http://www.a-quad.jp/index.html
ありがたいことに撮影OKだったので
許可を頂いて掲載させていただきます。
(この場をお借りして誠にありがとうございます!)
会場に入ると・・・・・
中国、韓国に現存する寺社仏閣の縮小模型がお出迎えです。
模型でもこの迫力・・・・。
本物を見に行きたくなりました。
まだまだ勉強不足ですが
どのようにしてこれほどまでの大きく、重厚な屋根を支えているのかと
まじまじ考えながら拝見させていただきました。
棟梁といえばこちら・・・・・
鉋(かんな)です。
日本(左)と中国(右)で比べた時に大きく異なるのが
鉋の使い方です。
みなさんもご存じの通り、
日本は引いて使いますが
中国韓国は押して使います。
なので取手がついてます。
他にもヨーロッパで使われる「西洋かんな」も
押して使う方式です。
押して使う方が疲れにくいらしいのですが、
実際のところいかがなものなのでしょうか?
ただでさえ宮大工さんの展示を拝見することが少ない中
中国、韓国の名工の展示も拝見できるという充実した内容でした。
まだ両方とも開催中なので
興味のある方はぜひ足をお運びくださいませ。
体も気持ちも充電完了したところで
連休明けは建て方!
晴天、無事上棟を祈りつつ
安全作業で行ってきます!
こんにちは!
大工工事部のながともです。
チャップリンの「街の灯」で
花売り娘が登場しますが・・・
先日、「お花を売る」のではなく
「お花をつくって」みました。
というのも宮下大工が
現場監督も兼任して担当した
住宅の現場のお引き渡しに同行させて頂く事になり
お世話になったお施主様に
何かお礼は出来ないかと思った所存でございます。
用意するものは・・・
ペンチは茎になる針金を切る用です。
細い針金は凧糸など締め付けられるものならokです。
まず・・・・
切ります!
そして折ります!
このように家型に折ります。
これで花びらの完成です。
これを根気づよく作ります。
ある程度の量(小さいお花なら10枚弱です。)が
折れたら、茎に巻き付けます
茎から花びらが取れないように
時々マスキングテープで巻き付けたり
細い針金でくくります。
くくった針金をお好みの色の
マスキングテープで隠すように巻き付けて・・・
一輪でき上がりました!
何輪か作ってアレンジメントすると・・・。
出来上がりました^^
お施主様も
「木で出来ているなんて・・・」
と喜んでくださいました。
無我夢中になって作れて
なおかつこうして喜んで頂けるのは
私も嬉しいです。
仕事もこうありたいですね。
まだ慣れない事が多く、
どのやり方でやったら綺麗で早いのか
翻弄されがちですが
出来るようになった事をかみしめつつ
明日も現場に行ってきます!
こんにちは!
大工工事部のながともです。
現場で左官屋さんやクロス屋さんが
すき間やデコボコ面をならすために
セメントやパテを塗って平らにしているのを見て
今日は夏に必ずやっていることを
ひとつご紹介します。
女性だからなのか分かりませんが
一緒に仕事をする先輩大工から
100%聞かれるのが・・・
「自炊してるの?」
という質問。
してます!(帰宅して体力的に余裕があれば・・・)
という返答。
「へぇ、得意料理は?」
というお決まりの切り返し。
私は自信もって言えるのはこれです。
あっ・・・植木鉢じゃないです。
ぬか漬けです。
社会人になって母から分けてもらい
夏には必須アイテムです。
(冬でもいけますがキュウリが美味しい時期が夏なので)
もちろん毎日ぬかを混ぜれば混ぜる程
おいしくなるのですが
このように
野菜を埋めて・・・
何事もなかったように
ぬか床を左官屋さん達みたいにならして・・・
冷蔵庫にいれれば2、3日でいい具合に漬かります。
(野菜の皮をむいて、一晩で漬かるようにしたり、塩を加えたり調整できます。)
市販の「いりぬか」を探すと
自分で一から作る事も可能なので
夕飯の一品に困っている人はぜひ。
得意料理とはいいつつ
「これって料理か?」
というふと気づいた自分はさておき・・・・
ひとまず、にんじんを漬けました。
母が作ってくれたぬか漬けの味には
まだ到底及ばないですが
仕事も料理も修行!修行!!
と気を引き締めて
明日も現場にいってきます!
こんにちは!
大工工事部のながともです。
お暑ぅございます。
今週からマンションの現場におります。
タイトルにありますが
「わる」
大工仕事でも
「ひきわる」(=木目の繊維方向に平行に切断すること)
という言葉があります。
が、今回の「わる」は
木ではなく・・・・・・
スイカです◎
監督さんの粋なはからいで
休憩時間に「スイカ割り大会」を開催しました。
割ったスイカは
そのとき居合わせたタイル屋さんや
電気屋さんにもおすそわけです。
みんなでお腹いっぱい美味しく頂きました!
ごちそうさまです!
なにかとマンションの現場は
あらゆる職人の方が入り、
工程も住宅より余裕がないため時間との戦い。
どことなく緊張感が漂ってますが
こういう和む時間も大事ですね。
さぁ暑さに負けず明日もマンション戦士
いってきます!