こんにちは!
大工工事部のながともです。
大工の、
大工による、
大工の為のマニアックな話ですが
先日、建て方に応援に行った際に
町田大工が教えてくれた小技を
お教えしたいと思います。
(あっ、現場の親方によって、こだわりのやり方があるので、あくまでご参考までに。)
在来工法の建て方では必ず出てくる
「羽子板ボルト」の持ち運び方法です。
持ち運び?
ものの数分の事ではありますが
箱に入っていて上の階に持ち運んだり、
あっちに、こっちに。ともってウロウロするので
こういう小さな所でも作業効率の向上を図っております。
ちりも積もれば・・・ですね^^
本題です。
土台据えた後に一式組み立てておくって言う方法もありですが
時間がなかったりしたときに有効です。
バケツや箱を用意しておく必要もないし
入っていた段ボール箱を分別してボイ!で済みます。
それを聞いたとき
「おっ!なるほど!」と思ったのですが
まだ周知されていないようなので・・・。
善は急げ!ということでどうぞお試しあれヽ(´ ー ` )/
では明日も現場に行ってきます(・ω・)ゞ
こんにちは!
大工工事部のながともです。
休日に東京に用事があったので
ついでにお洋服でも・・・・・
ん〜?どこに寄ろうかな?
銀座?
渋谷?
あっ・・・・。
前々から行きたかったし。
そうだ!
材木屋さんにいこう。
という事で足の向く方向を変え
とある材木屋さんに行きました。
うぉぉぉ!
綺麗に陳列されてます。
これは模型に使う材料です。
おぉ〜紫檀(したん)ですかぁ。
重みがあって高価な木材の一つです。
ほ〜ぉ。
初めてお目にかかりますね。
あっ!
この楠(くす)の独特な香り結構好きなのです。
びんろーじゅ?
独特な木目をしてますね。
ふむふむ。と店内を物色。
ついつい
「これも。あっ!これも欲しい( ~-ω-~)」
とホクホクしてたら・・・・。
ややっ!
パープルハート?
ビックリです!
サクラの木も若干赤みがかかってますが
これほどまでにピンクい色をした木材があったとは。
そうですね。紅芋というか、サツマイモの皮ぐらい
綺麗な紫色です。
これも即買。
厚みや大きさが不揃いではありますが
今回お買い物したものは
私の「木の魅帳(このみちょう)」
(=木の魅力を集めた。という意味合いを込めた木のサンプル帳))
の仲間入りです◎
自分の勉強を兼ねて
木のお話もぼちぼちさせていただきます^^
物欲も充たされて・・・・・・
食欲も充たされました◎
オムレツがとろとろで、
お弁当ならぬクオリティに脱帽です。
充実した休日も過ごせた事ですし
明日こそは現場に行ってきます!(・ω・)ゞ
こんにちは!
大工工事部のながともです。
前回のGTSその1(棒隅木の上半分)の解説をします。
先に、あくまで正解はこれだけではないのと
この計算で出したとして
実際もぴったり!という訳ではなく、多少の誤差が生じる可能性もあるため
あくまでご参考までに・・・という事で紹介させて頂きます。
この展開図から
QA、配付垂木の鼻先の角度は
この展開図のどこか?
QB、隅木の山の角度はこの展開図で
どうやって出せるか?
QC、隅木の勾配はこの展開図のどこか?
というのを出すのが問題です。
もったいぶらずに解説図を出します。
・
・
・
という事です。
A.配付垂木の鼻先の角度
前回の内容で
「『あ』の三角形は平勾配」というのがヒントでした。
配付垂木(下図:黒線)は平勾配で隅木(下図:オレンジ)にささるようにつくので
なので「う」の三角形の一番てっぺんになるところが
配付垂木の鼻先の角度です。
先にC、隅木の勾配はこの展開図のどこか?
ですが
これで「い」の三角形の斜辺が隅木を表します。
なので「い」の三角形のてっぺんの角度が
隅木の勾配(=隅勾配)となるのです。
では最後に
QB、隅木の山の角度はこの展開図で
どうやって出せるか?
出し方は・・・
100√2の中点から隅勾配の線に対して、
直角に線を書き
その直角に出した線の長さを
100√2の線上に写して
図のように結んだ時に出来る角度が隅木の山勾配です。
んー!説明が難しいですね!
という事で
作ってみました。
ていっ!(この前、体得したはんだごてで作ってみました。)
逆になりますが「あ」と「い」の三角形はここです。
ここが隅木の山の角度です。
この展開図とセットでご覧頂いて
「あー!」ってご理解いただければ幸いです。
長くなりましたが以上です。
次回のGTSは棒隅木の下半分について取り上げます。
お楽しみに!
明日も現場に行ってきます!
こんにちは!
大工工事部のながともです。
大分前のお話ですが・・;
先日の重さんの規矩術勉強会の続きです。
マニアックな話なので
あくまで勉強用として書かせて頂きます。
が数学の図形が得意な方なら、すぐ分かるかと存じます。
大工、建築の知識は一度おいといて
チャレンジしてみてください^^
住宅で見られる屋根は大きく4種類あります。
今回取り扱うのは右上の寄棟屋根です。
寄棟もそうですが他の屋根も
ほぼ同様に下地を組んで、ベニヤ(野地板)を貼ります。
勉強会では寄せ棟屋根の隅木(=すみぎ:赤線のところ)について
取り扱いました。
隅木を横から見た図で、隅木の上半分の
勾配と長さの元となる展開図を書きます。
この三角形はここです。
5寸勾配(50:100)で展開図を書きます。
こんな感じです。
どこがどうなのかというと・・・・・?
となるのですが(つたない絵ですみません><;)
「あ」は平勾配
「い」は隅勾配を表す三角形です。
さて重森先生からの問題は・・・・?
QA、配付垂木の鼻先の角度は
この展開図のどこか?
QB、隅木の山の角度はこの展開図で
どうやって出せるか?
QC、隅木の勾配はこの展開図のどこか?
AとCはこの展開図で既に出ているので
なぜココなのかが分かれば良いので
一番Bの問題が難しかったです。
Aは図で隅木と配付垂木が合わさっているところです。
数学でも答えや解き方がいろいろ有るのと同じで
この問題も一つ「これ!」とはっきりは言えないのですが
解説は近々させて頂きます。
では明日も現場に行ってきます!
こんにちは!
大工工事部のながともです。
現場には
この夏にピッタリなお化けたちが・・・・・!
グラスウールお化けです。
断熱、吸音の為に
彼らを天井下地の上に
つっこんで退治します。
成敗!!!
さて、一汗かいたとこで
前回の続きです。
母から課せられた夏休みの宿題。
お厨子づくりの件です。
百円均一で買った蝶番をつけて
ボンドくれて・・・
フィニッシュでパチパチ。
意外としっかり固まりました。
屋根をつけて
ヤスリで面とったり、土台をつけて仕上げたら・・・・・。
完成です◎
ちゃんと観音開きます。
若干の反省点はありますが、
思いのほか早く形になって良かったです。
無事に収まりました。
以上「ながと木工」の初仕事でした。
明日も現場に行ってきます!