こんにちは 大工工事部の平松です。
4月になりましたね。新入社員や新人大工が今年も大勢入りました。本社は何だか賑やかになっています。
会社に入ってから、基本的に現場に出させてもらっているので、久しぶりに4月を感じたような気がします。
僕らもその溢れるエネルギーをもらってさらに励んでいきたいと思います!
さて、古材の現場は土台の終盤です。
金輪継ぎ、自分もやらせてもらいました。
まずは小口と胴突き部を切り、斜め部分をズバッと落とします。
切り落とした残りをひっくり返して、段差の墨の位置で固定します。
そうすると角度がピタッとあうんです。
ここに鋸をあてて、すり落としていくと、うまく鋸が入ります!
渡邉さんから教えていただきました。 大工さんならわかる「なるほど!」というポイントですね。
あとは、段を仕上げていき、最後にメチを作りました。
メスの方は刻み出す前に、ホゾ穴をあけるタイミングで角のみであけておきました。
先にこうしておけば大分手間を省けます。
新兵器も大活躍しています。これは「角(すみ)ぞりカッター」という機械です。
際まで削れる電気カンナのようなものです。これからの事を考えると、かなり期待できます。
刻み終わったら、古材の半端で作った込み詮を打ち、芯墨が合うか確認しました。
組んだ写真を忘れてしまいました。次回の仮組みまでお待ちください!
ついに、この時がきました。
様々な任務を抱えていますが、今日は瀧本大工。刻みデビューです!
小川さんから「あいつにもやらしてやってー」と。染みる優しさですね。
たくさん勉強して、遅くまで研いでましたからね。準備万端でのぞみました。
時間はかかりましたが、上手に出来ていましたよ!
そんな最終日があって、無事に土台の刻み、完了しました。
これからは2階の床組部分の梁を刻んでいきます。
今度の相手は四角いものではないですからね、簡単には手がでません。
これから先、様々な工夫を求められます。
そのあたりも、今後なるべく細かく話していきたいと思います!