• April
    11
    2016

    土台の刻み終わりました。

     

    こんにちは 大工工事部の平松です。

     

     

    4月になりましたね。新入社員や新人大工が今年も大勢入りました。本社は何だか賑やかになっています。

     

     

    会社に入ってから、基本的に現場に出させてもらっているので、久しぶりに4月を感じたような気がします。

     

     

    僕らもその溢れるエネルギーをもらってさらに励んでいきたいと思います!

     

     

     

     

     

     

    さて、古材の現場は土台の終盤です。

     

     

    金輪継ぎ、自分もやらせてもらいました。

     

     

     

    まずは小口と胴突き部を切り、斜め部分をズバッと落とします。

     

     

     

     

    切り落とした残りをひっくり返して、段差の墨の位置で固定します。

     

     

    そうすると角度がピタッとあうんです。

     

     

     

     

    ここに鋸をあてて、すり落としていくと、うまく鋸が入ります!

     

     

     

     

     

    渡邉さんから教えていただきました。 大工さんならわかる「なるほど!」というポイントですね。

     

     

     

     

     

    あとは、段を仕上げていき、最後にメチを作りました。

     

     

    メスの方は刻み出す前に、ホゾ穴をあけるタイミングで角のみであけておきました。

     

     

    先にこうしておけば大分手間を省けます。

     

     

     

     

     

    新兵器も大活躍しています。これは「角(すみ)ぞりカッター」という機械です。

     

     

     

    際まで削れる電気カンナのようなものです。これからの事を考えると、かなり期待できます。

     

     

     

    刻み終わったら、古材の半端で作った込み詮を打ち、芯墨が合うか確認しました。

     

     

     

    組んだ写真を忘れてしまいました。次回の仮組みまでお待ちください!

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ついに、この時がきました。

     

     

     

     

     

     

    様々な任務を抱えていますが、今日は瀧本大工。刻みデビューです!

     

     

    小川さんから「あいつにもやらしてやってー」と。染みる優しさですね。

     

     

    たくさん勉強して、遅くまで研いでましたからね。準備万端でのぞみました。

     

     

    時間はかかりましたが、上手に出来ていましたよ!

     

     

     

     

    そんな最終日があって、無事に土台の刻み、完了しました。

     

     

     

     

    これからは2階の床組部分の梁を刻んでいきます。

     

     

     

     

     

    今度の相手は四角いものではないですからね、簡単には手がでません。

     

     

     

    これから先、様々な工夫を求められます。

     

     

     

    そのあたりも、今後なるべく細かく話していきたいと思います! 

     

     

     

     

     

     

     

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    Profile | 大工


    平松 哲朗(ひらまつ てつろう)

    一級建築大工技能士

 
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