こんにちは 大工工事部 平松です。
梅雨らしくなってきました。蒸しますね。
家に帰ると、子供の宿題プリントが机に置いてありました。
もう寝てましたが、わかんないから教えてってことだったみたいです。
小学一年こくご。長音の問題らしいです。
右の棒のようなのが発音みたいな意味合いのヒントだと思われます。
「きょうりゅう」もマス的になんかあやしいし、左の「とおい」はそれでいいのか?
皆さんこれ、わかりますか? 僕はわかりませんでした。
大人の汚い技を使って色々調べましたが、確信は得られず(笑)
答えはまた次回。あってんのかな、気になるな~
刻み隊は次の段階へと進んでいます。
次は蔵の1階です。
このお宅には〝蔵〟があります。蔵と言ってもなかなかの大きさです。
個人的には蔵の屋根がどうなるのか、とても気になっています。
そのあたりも全貌が見えてきたらまた載せさせてもらいたいと思っています!
小川さんは小屋組みの墨つけ中です。
小屋組みは、おそらく最難関の箇所になるかと思われます。
さて、今回は少し道具の話を。
蔵に入って柱の刻みをやらせてもらっていますが、そこで活躍するのが〝際鉋〟(きわがんな)
僕のは〝際脇取鉋〟(きわわきとりかんな)です。二徳鉋ってことになるんですかね。際鉋と脇取り鉋を兼ねたモノです。
段差になっているところが鴨居の溝に入るようになっています。今まで何度も助けられた経験があります。
例えば、リフォーム現場で引き戸の溝がきつくなっている時に、溝幅を調整したり、建具の肩を少し削ったりという場面。
そんな時はこれ一つで二役こなせるわけです!
ただ、今回の刻みで使っていると鉋クズがすぐ詰まってしまい、調子悪いなという感じがしていました。
川口さんが同じのを使っていたので、お昼に聞いてみると・・・
「こうやるだよ」って教えてくれました。
際のところがつまりやすいので、棒ヤスリでクズの道をつくってやるらしいです。
なるほど~。これは・・・本には載ってないところですね!
今日使ってみたら屑の詰まり方が全然違いました!
またひとつ、技術が上がりました。
なんだか大人になってからの方が色々と勉強してます。
答え、あってるかな~