• September
    11
    2017

    碍子引き

     

     

    こんにちは 平松です。

     

     

    暑いんだか寒いんだかよくわからない日が続きますね。

     

    現場で働く身としては、今年は猛暑が少なくてとても助かります。

     

    今週はタッキーが加工しに帰省しているので、色々な所でトラブルが起きています笑

     

     

     

    そんな中、今日九月七日は唯希君の30歳の誕生日でした。

     

    ついにこの現場から二十代がいなくなってしまった・・・

     

    人生の90パーセントは三十代で決まるなんて言われることもありますが、この経験をどう活かしていくのか。

     

     

     

    とりあえず自分は米を炊けるようになれて良かった笑

     

     

     

     

     

    さて、現場の方は外の仕事にひと段落つけて、二階の床下地になる根太組みが始まりました。

     

     

    雲海から飛び出た山のように見えた梁も、全て無事に床の下に納まってくれました。

     

     

    根太が終わるとすぐに、1階の天井と根太の隙間に配線、配管工事が始まりました。

     

     

     

     

    この現場では、碍子(がいし)引き工事もあります。

     

     

     

     

    碍子引きとは、昭和38年頃まで使われていた配線方法です。白い陶器製の物が碍子(がいし)と呼ばれるものです。

     

    築年数が経ったリフォームの現場で数回見たことがありますが、新築では初めてです。今後どのように配線されていくのか、様子を見られることがとても楽しみです。

     

     

     

     

    ガラスも入り、取手、鍵も真鍮製の見たことない物が取り付けられています。

     

    敷居の辷り(すべり)にも真鍮が使われる予定です。今までで真鍮をこのように使う現場に出会ったことがなく、とても新鮮でカッコ良いと思います!

     

     

     

     

     

     

    原田君は仕事の膨大さに少々お疲れのようなので、気が向いたらブログを書いてくれるそうです笑

     

     

     

     

     

    卍もきれいに塗装され、迫力が増したような気がします。

     

     

    卍といえば、待ちに待った「あれ」が出来ました!

     

     

     

     

    彫金の世界では有名な方のようですが、とてもこだわって本気でやってもらえました。

     

    何ヶ月もかかりましたが、色々と試行錯誤して頂き通うたびに少しずつ進んでいくのが楽しみになりました。

     

    いい買い物したなと思っています。

     

    黒染め液を買ったのですが、せっかくのが目立たなくなってしまうから使うかどうか迷ってます。

     

    とりあえず専用の入れ物作ろうと思います!

     

     

     

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    Profile | 大工


    平松 哲朗(ひらまつ てつろう)

    一級建築大工技能士

 
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