• November
    19
    2013

    名刺入れ 製作編

    お久しぶりです。

    大工の福田です。

     

     

    今日は書こう書こうと思っていたことを・・・(日々のブログじゃないけど)

     

     

    サイン part 2 by 落合先生 の記事で書いていた

    名刺入れですが、何となくみなさん作り方わかります?

     

     

    長く薄い板(床材など)から、部材を切って作る・・・

     

     

    それだと普通ですよね。

     

     

     

     

    すごいところは、全て押し切り(スライド卓上丸のこ)を使うところです。

    これも、謙治さんに教えてもらったのですが。

     

    何がすごいかというと、名刺入れの大きさより少し大きい、切れっぱしなどがあればいいところです。

     

     

    こんな感じで定規を作ってあげれば、安全に薄く正確に切れるのですね!

    (でも、実際やる時は気をつけて下さいよ・・・)

     

     

     

    薄く切って、パーツを切り終えたら、ボンドをつけて圧着するのですが、

     

     

    ここでもう一つのポイントが、周りの桟は少し大きめにしておいて、後で切ることです。

     

     

    そのため、内寸法を確保するためにボンドが内側ではみ出てもくっつかないような物を、

    初めから仕込んでおくことですね。

     

     

     

    上と下のパーツが出来上がったら、後はキリで穴開けて、竹串指して完成ですが、

    最後のポイントも忘れてはいけません。

     

     

    必ずヒンジ部(可動部)の竹串は、ラッチ部(閉まる所)の硬さなどを調整してから、ボンドを注入しないと

    閉めてから硬すぎて開かなくなった場合、取れなくなってしまいますからね(笑)

     

    んで、今回は3つ作って、ひとつ失敗してしまいました。

    (出来たのものさらに、薄く・スマートに・スタイリッシュにしようとしたら薄くしすぎて割れました。。。ハハ)

     

    ひとつは自分で使っているのですが、もう一つはプレゼントしました。

    さあ、誰にでしょ???

     

    続きは、明日に。。。

     

     

    またかよ、、、なんて言わないで下さいねsmiley

     

     

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    Profile | 大工・現場監督


    福田 昌平(ふくだしょうへい)

    一級建築大工技能士

 
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