• February
    18
    2014

    「彫金」という世界

    おはようございます。彫金師見習いの山中です。

     

    みなさん「彫金」をご存じですか?

     

    金属を彫り、アクセサリーや仏具などの飾り金具を作り上げる技法を「彫金」と言います。

     

    金属を彫る・・・そう金属も彫れるんです。それが「彫金」。

     

    そして彫金も極まると、こんな生き物まで表現出来てしまうんです!

     

     

    このカマキリは、5年ほど前から師事している彫金作家の河合隆男さんの作品です。

     

    私の撮影した写真で、この精巧さをお伝えしきれていないことが残念な限りです。

     

     

    技術はもちろんのことですが、河合さんの観察眼と表現力に私は圧倒され、「尊敬」、その一言に尽きます。

     

    また木とは違う、木よりも繊細な表現を可能とする金属への「憧れ」、それと同時に「嫉妬」も覚えます。

     

     

    木で果たしてこの表現が可能なのか?

     

    このままでなくても、違う表現でなんとかこの繊細さを表現できないだろうか?

     

    なんてことをつい考えてしまいました。

     

    私の彫金の腕は、ひよっこもひよっこです。それでも,

     

    金属だろうと木だろうと素材を活かせる作り手になりたい。

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    Profile | 大工・現場監督


    山中 康誌(やまなか こうじ)

    一級建築大工技能士

 
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