おはようございます。大工山中です。
先日長野に行ってきました。
長野も各所を巡ったのですが、中でも一番気に入った場所を紹介します。
知ってる方も多いかもしれませんが、「八ヶ岳音楽堂」です。
とにかく、素晴らしかったです!
吉村順三の手がけたこの音楽のための建物は、
標高1,500mの澄んだ空気、残響時間1.6秒に設計された空間、木のホールが柔らかな音を生み出します。
マリオ・ブルネロによる無伴奏チェロが美しく響き渡って、感動を覚えました。
贅沢な時間を過ごすとなんだか豊かな気持ちになりますね!
この「八ヶ岳音楽堂」のように人に感動を与えるような空間を作りたいと強く思いました。
お施主様に少しでも感動して頂けるような大工を目指し、頑張ります!!
おはようございます。大工の山中です。
行ってきました!「削ろう会」
以前も紹介したカンナの削りの祭典です!
削りの参加者600人にもなる大会なんです。
そのうち弊社の大工も10人以上で乗り込みました!
こちらが我らがリーダー土屋大工、薄いところで5ミクロンという結果を残しました!
さすがです!それでも決勝戦には進めないほど削ろう会は強者揃いでした!
また参加とは別に平成建設として展示をさせて頂きました!
先日、弊社の25周年イベントで帝国ホテルに展示した番傘風の東屋です。
こっそり弊社が特集された「ガイアの夜明け」の放映をアピールしときました。
この東屋は弊社の櫻井大工によって作られたものです。
個人的にとても格好良いと思ってます!
その東屋が削りの祭典、大工の祭典の削ろう会に展示されてる姿を見て、平成大工として誇らしい気持ちになりました!
削ろう会小田原大会の実行委員、関係者の皆さま、展示させて頂きありがとうございました!
こんばんは。大工の山中です。
先日行ってきました。静岡ミニ削ろう会!
写真は大先輩土屋さんによる薄削りです。
「削ろう会」というのはカンナの薄削りを競う大会で、いかに薄いカンナ屑を出すかを追及する者たちが集う大会なんです。
上の写真が年に一度の全国大会ですが、今回は静岡限定(?)のミニ削ろう会です。
さすが土屋さん、難なく10ミクロン以下を出してます。
ミクロンという単位を皆さん聞き慣れないかもしれませんね。10ミクロンというのは100分の1mmに値します。
薄過ぎてカンナ屑の先が透けて見えます。
がしかし、100分の1mmでは優勝なんて出来ません。
優勝するには2~4ミクロンのカンナ屑を出す必要があるんです。
聞くところによると、もはやそれは神の領域だそうです・・・。
とまあ、なんともマニアックな大会です。
参加者は大工だったり、建具屋だったり、木工家だったり、ただただカンナが趣味な人だったり・・・。
こんな大会が生まれるぐらいですから、それだけカンナは奥が深く、難しい道具なんです。
なでしこ大工もカンナの勉強に熱心ですね。
正直な話、私そこまで薄削りに興味ありませんでした。
ですが最近名の知れた大工と知り合う機会があり、その人はこう言ってました。
「私も薄削りにそこまで興味があったわけではないけど、私の知り合ってきた大工の多くが削ろう会に関わっている」
そう、名工は名工同士つながっているんです。
「削ろう会」は大工ならば誰でも聞いたことあるはず。
その「削ろう会」は全国の名工が顔を合わせる良い機会だったりするのでは?
そうした名工の話に私はとても興味があります。
私の経験上、名工と呼ばれる人は腕が良いだけじゃなく、話も面白いんです。
今年の本大会は小田原です。
今年はカンナの腕を磨くいい年になりそうだ。
こんばんは。城大工の山中です。
先日、お城を建てました。
こちらが完成写真です。
・・・間違いなくお城です。小田原かまぼこ城です。
先月末に小田原かまぼこ桜まつりというイベントがありました。
ご存知の方も多いと思いますが、小田原は「かまぼこ」で有名な地域です。
また市街地に「小田原城」があり、城下町としても有名で、
毎年桜の季節に小田原城でかまぼこ組合さんが祭りを催しているそうです。
その祭りの今年の展示品が先ほどのかまぼこ板を組み合わせて出来たお城なんです。
その展示品を作るのを個人的にお手伝いした次第で、
1城に終わらず他にも2城・・・
かまぼこタワーと、
かまぼこキャッスルです。
下から覗くとけっこうな迫力が・・・・・
ほんのお手伝い程度でしたけど、初めての築城を楽しんできました!
こんばんは。大工の山中です。
先日行われた技術テストの結果を発表します!
今回は造作系の課題なので完成度に重きを置いた採点になってます。
では早速、
3年目1位・・・・・片平雄
2年目1位・・・・・川辺祥平
1年目1位・・・・・木村充宣
ともう一人、
1年目同点1位・・・・・川上華恵
おめでとうございます。
本番にしろ、事前の練習にしろ、手道具と向き合う良い機会になったかと思います。
忙しい中、お疲れ様でした!