• September
    14
    2015

    おおばん・こばん?

     

    こんにちは!

     

     

    大工工事部のながともです。

     

     

     

    現場では順調に・・・・

     

     

     

     

     

     

    石こうボードを貼りまくっております。

     

     

    少しずつではありますが

     

    やっと暑さが緩んできて一安心。

     

     

     

     

     

    お施主様からの

     

     

    手づくり煮物のお陰で

     

    夏バテせずに乗り切れそうです◎

     

     

    いつもお暑い中、足をお運びくださり

     

    いつも美味しい差し入れご馳走様です!

     

     

     

    さて、ボード貼りも中盤戦。

     

     

    木工事(=私たち大工の仕事)も

     

    75%は超えましたでしょうか?

     

     

     

     

    そうなってくると

     

     

    これを見かけるようになります。

     

     

     

     

     

     

    「大判・小判」です。

     

     

    時代劇でお代官様がこれを見てニタニタするもの・・・・・

     

     

    ではなく。

     

     

     

    これも石こうボードで出来てます。

     

     

    というか天井や壁をくり抜いたものなのですが・・・・

     

     

    何をくり抜いたものかというと・・・?

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    電気ボックスです。

     

     

     

     

    これは電気屋さんがくり抜くのですが

     

     

    この中に電気配線が通してあり

     

    スイッチやコンセントがつけられて

     

     

    壁紙が貼られたあとに

     

     

    このボックスにカバーをつけて完了です。

     

     

     

    これをみかけると

     

     

    「そろそろここも終わりが見えて来たなぁ・・・・」と

     

    少し寂しくなります。

     

     

    夏の終わりと、現場の木工事完了を惜しみながら

     

    明日も現場に行ってきます。

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  • September
    11
    2015

    こやうら けっせん!

     

    こんにちは!

     

    大工工事部のながともです。

     

     

     

     

    2階のボード貼りがあらかた進み、

     

     

    小屋裏と決着を付ける事に・・・・。

     

     

     

     

     

    「長澤、階段笠木(かさぎ:階段の腰壁の天端につく板状のもの)

     

    やってみ?」

     

     

    と、重さんからの指令。

     

     

     

     

    「あっ・・・・(動揺)はい!」

     

     

    笠木の加工自体は

     

     

    既に重さんがしてきてくれたので

     

     

    あくまで

     

     

    私は下地を組んで

     

    笠木を切って乗せるだけ!!

     

     

     

    となるべく

     

     

    「簡単な事だ・・・気張りすぎるな・・・・」

     

    と励ましつつ、笠木と向き合いました。

     

     

     

     

     

     

    下地含めて向き合う事、4時間。

     

     

    (「ホントにこの寸法で大丈夫かな?」と再確認したりで

     

    初めての仕事は慎重なだけに、めちゃくちゃ時間かかりました;)

     

     

     

     

     

     

     

    「んー。まだ留のところ、つけられるな。

     

     

    ここはこうして、こうするとつきやすくなるから・・・。」

     

     

    と昼休みに重さんからアドバイスをもらって

     

     

     

     

    午後、後半戦キックオフ。

     

     

     

     

    30分以上集中力MAXで・・・・

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    できました!

     

     

     

    重要なのはここです。

     

     

     

     

     

     

    「留(とめ)!」

     

     

    重さんから教わった方法を実践して

     

    最後にくさびで締めて

     

     

    上手く「はえ」ました!

     

     

     

    すぐさま笠木の下のボードを貼って

     

    幅木(天井と床の境目につける造作材)を回して

     

     

     

     

    小屋裏の木工事完了です。

     

     

    あとはクロス屋さんを待つだけです。

     

     

    まだ1、2階の木工事もありますが・・・。

     

     

    木工事完了に向けて

     

    駆け抜けます!

     

     

    では明日も現場に行ってきます!

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  • September
    09
    2015

    GTS その1(解答編)

     

    こんにちは!

     

    大工工事部のながともです。

     

     

    前回のGTSその1(棒隅木の上半分)の解説をします。

     

     

     

    先に、あくまで正解はこれだけではないのと

     

    この計算で出したとして

     

    実際もぴったり!という訳ではなく、多少の誤差が生じる可能性もあるため

     

    あくまでご参考までに・・・という事で紹介させて頂きます。

     

     

     

     

     

     

    この展開図から

     

     

     

    QA、配付垂木の鼻先の角度は

     

    この展開図のどこか?

     

     

     

    QB、隅木の山の角度はこの展開図で

     

    どうやって出せるか?

     

     

     

     

    QC、隅木の勾配はこの展開図のどこか?

     

     

    というのを出すのが問題です。

     

     

     

     

     

    もったいぶらずに解説図を出します。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    という事です。

     

     

     

    A.配付垂木の鼻先の角度

     

     

     

    前回の内容で

     

    「『あ』の三角形は平勾配」というのがヒントでした。

     

     

    配付垂木(下図:黒線)は平勾配で隅木(下図:オレンジ)にささるようにつくので

     

     

     

     

     

    なので「う」の三角形の一番てっぺんになるところが

     

    配付垂木の鼻先の角度です。

     

     

     

    先にC、隅木の勾配はこの展開図のどこか?

     

     

    ですが

     

     

     

    これで「い」の三角形の斜辺が隅木を表します。

     

     

    なので「い」の三角形のてっぺんの角度が

     

    隅木の勾配(=隅勾配)となるのです。

     

     

     

    では最後に

     

    QB、隅木の山の角度はこの展開図で

     

    どうやって出せるか?

     

     

     

     

    出し方は・・・

     

    100√2の中点から隅勾配の線に対して、

     

    直角に線を書き

     

     

     

     

    その直角に出した線の長さを

     

    100√2の線上に写して

     

     

    図のように結んだ時に出来る角度が隅木の山勾配です。

     

     

    んー!説明が難しいですね!

     

     

    という事で

     

     

    作ってみました。

     

     

     

    ていっ!(この前、体得したはんだごてで作ってみました。)

     

     

     

     

     

    逆になりますが「あ」と「い」の三角形はここです。

     

     

     

     

     

     

    ここが隅木の山の角度です。

     

     

     

     

    この展開図とセットでご覧頂いて

     

    「あー!」ってご理解いただければ幸いです。

     

     

     

     

    長くなりましたが以上です。

     

     

    次回のGTSは棒隅木の下半分について取り上げます。

     

     

    お楽しみに!

     

    明日も現場に行ってきます!

     

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  • September
    07
    2015

    GTS その1(棒隅木の上半分)

     

     

    こんにちは!

     

    大工工事部のながともです。

     

     

     

    大分前のお話ですが・・;

     

    先日の重さんの規矩術勉強会の続きです。

     

     

    マニアックな話なので

     

     

    あくまで勉強用として書かせて頂きます。

     

     

    が数学の図形が得意な方なら、すぐ分かるかと存じます。

     

     

    大工、建築の知識は一度おいといて

     

    チャレンジしてみてください^^

     

     

     

     

    住宅で見られる屋根は大きく4種類あります。

     

     

     

     

     

    今回取り扱うのは右上の寄棟屋根です。

     

     

     

     

     

    寄棟もそうですが他の屋根も

     

     

    ほぼ同様に下地を組んで、ベニヤ(野地板)を貼ります。

     

     

     

     

     

     

    勉強会では寄せ棟屋根の隅木(=すみぎ:赤線のところ)について

     

     

    取り扱いました。

     

     

     

     

     

     

    隅木を横から見た図で、隅木の上半分の

     

    勾配と長さの元となる展開図を書きます。

     

     

     

     

    この三角形はここです。

     

     

     

     

     

    5寸勾配(50:100)で展開図を書きます。

     

     

     

     

    こんな感じです。

     

     

     

    どこがどうなのかというと・・・・・?

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    となるのですが(つたない絵ですみません><;)

     

     

     

    「あ」は平勾配

     

    「い」は隅勾配を表す三角形です。

     

     

     

     

    さて重森先生からの問題は・・・・?

     

     

     

    QA、配付垂木の鼻先の角度は

     

    この展開図のどこか?

     

     

     

    QB、隅木の山の角度はこの展開図で

     

    どうやって出せるか?

     

     

     

     

    QC、隅木の勾配はこの展開図のどこか?

     

     

     

    AとCはこの展開図で既に出ているので

     

    なぜココなのかが分かれば良いので

     

    一番Bの問題が難しかったです。

     

     

    Aは図で隅木と配付垂木が合わさっているところです。

     

     

     

     

    数学でも答えや解き方がいろいろ有るのと同じで

     

    この問題も一つ「これ!」とはっきりは言えないのですが

     

     

    解説は近々させて頂きます。

     

     

    では明日も現場に行ってきます!

     

     

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  • September
    02
    2015

    だいくのせいふく。

     

     

    こんにちは!

     

     

    大工工事部のながともです。

     

     

     

    みなさん突然ですが・・・・

     

     

    「ニッカポッカ」てご存知でしょうか?

     

     

    「大工さんを始めとする

     

    職人さんが履くダボッとしたズボン。」

     

     

     

    そうです。

     

     

    弊社の大工ももちろん履いてます。

     

     

     

    しかし

     

     

    「ニッカポッカ」の語源はご存知でしょうか?

     

     

     

    リズミカルでちょっと気が抜けるネーミングですが・・・・。

     

     

    ちゃんと理由があるのです。

     

     

     

     

    語源は「Knicker bockers(ニッカボッカーズ)=膝下でくくる、ゆったりとしたズボン」という意味です。

     

     

    もともとはオランダの男子子供服のスタイルで

     

    Knicker bocker=オランダ系アメリカ(ニューヨーク)人

     

    ということらしいです。

     

     

     

    それが戦後日本に輸入。

     

    当初は軍服として使われており、

     

     

    その機能性の良さから

     

    作業服に変わっていったようです。

     

     

     

    諸説ありますが、

     

     

    それが真実なら

     

     

    日本の為に戦っていた

     

    誇り高き軍人さん

     

     

     

    私たちもささやかながら

     

    作業服という形で

     

    誇り高い意思を受け継いでると思うと

     

     

    ちょっと格好良いですね。

     

     

     

     

     

    さてニッカポッカを履いて・・・・

     

     

    明日も現場に行ってきます!

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