こんばんは。
ご無沙汰しております。油谷です。
さっそくですが、タイトルの木完ってなんだと思いますか?
実は、木工事完了を略してるだけです。普通すぎてすみません。
読んで字のごとく、大工仕事の終了のことなんですが、このとき、検査をします。(僕たちは木完検査と言っています。)
その現場に携わってない大工数名に、適切に施工されてるか、納まりに問題はないか等を見てもらいます。
ボードのビスをチェックしたり、
造作材がきれいに納まっているかを見たり、
ここどうやったの?とやり方を教えてもらったり、教えてもらったり、教えてもらったり…して、
検査と同時にいろいろ意見交換したり、情報収集します。
この現場を担当した同期の鈴木由美子さん。
さらに、現場監督も兼任してます。
いい仕事してます。
お疲れ様でした。
これは何でしょう?
先日、とある現場の改修工事を担当させていただいたのですが、そこで見つけたものです。
とても立派な古いお宅でいったい築何年なんだろうと思いながら
興味本位で。。。いやいや現調で屋根裏に潜入してみると、、、
幣束(へいそく)発見!!
幣束とは、新築を祝い、福を願い、工事の安全を祈願し、屋根裏の一番高いところに取り付けずっと家を守ってくれるお守りです。
基本的に、幣束には上棟した日付と、どこの誰べぇさんが建てましたということが書いてあります。
写真はありませんがこう書いてありました。
大正2年3月3日上棟。。。。
えっ??
大正2年というと、、、1913年のようです。。。ジャスト100年前!!!
古(いにしえ)の技に感動。。負けてはいられませんなー!!
さて、話がそれましたが、ヒントはこの「100年前の〇〇」ということです。
答は木製の戸車です。
戸車というのは引き戸などの建具の下部に取り付けてある滑車のこと。それが木で作ってあるわけです。
すごい技術ですねぇ。。おそらく黒檀という恐ろしく固く、頑丈な木材を使用していると思います。物が小さすぎて正確にはわかりませんが、、、
その固い木材を丸く加工する技術が100年前にすでにあったんですねー!!
戸車の軸に真鍮のピンが入っていたのですが、黒檀の戸車との100年間の摩擦で真鍮のピンのほうが負けてすり減っていました。これでは動きませんね。
熟練の建具屋さんたちも見たことないとのこと。。
そりゃー100年前の代物ですから(*^_^*)
今回は樹脂のものに交換しました。動きもスムーズでお施主様にも喜んでもらえました。
初めまして川原﨑といいます。
今後、ちょくちょくブログをしていきますのでよろしくお願いします。
2か月ぐらい前から会社のジムで、筋トレをはじめました。
平成建設には社内にジムがあり、社員は誰でも利用することができます。
以前、平成建設FBでSEの一之瀬が投稿した記事もご覧ください。
なぜ始めたか、
奥さんに、「そんな体だっけ?」と言われてしまいました。
年を取ったせいか背中に贅肉が・・・・
内緒で肉体改造中です。
そろそろ気づいてくれないかな・・・・・
お疲れ様です。福田昌平です。
タイトルの「テツオ」ですが・・・
リノベーションブログによく出てくる、平松哲郎大工のことでは、ありません。
大友克洋さんの「AKIRA」の鉄雄でも、ありません。
長男のことですが名前でも、ありません。
そうです。
私の長男は、大の鉄道好き!鉄道オタク!テツオです。
そんな長男を連れてよく、新幹線が見える穴場に行くのですが、
今回は、特別です。
あの、ドクターイエローが来るのです。(ネットでダイヤを検索済み(笑))
そういう日は、どこからともなく人が集まり、事情の知らない人は、びっくりするでしょうが
一種の仲間意識が芽生え、みんなで歓声を上げたりしています。(笑)
でも、これ見たら誰だって、興奮しませんか?
引張りすぎて、すみません。
大工の福田です。
さあ、この柱を起こすのですが、どうしましょう?
建て方の段階から用意できていれば、今の時代、クレーンで吊ることができるのですが、
どうしましょ?屋根もできているので、クレーンで吊れません。
人力だけで何とか起こせるレベルではありません。
(ホントに、重いんです・・・汗)
そこで、室町時代と同じように(たぶんですが・・・)、4人で少し上げては、ウマをかませて、・・・を繰り返し、
途中からは梁からチェーンブロックで引っ張りました。
(室町時代にはもちろんない器械ですが)反則かな・・ハハ
この先長い間、お施主様をはじめいろいろな人の目につく柱を、
自分たちが建てたという充実感と、尋常じゃない程の汗に満ち溢れることができました。