今年初投稿ですが、1月もあと1週間ちょっとになってしましました。。。
日にちが経つのがものすごく速いと感じる今日この頃です。
こんにちは、宮下です。
昨年11月から始まった、H様邸の木工事も完了間近となっています。
以前にもお話ししましたが、H様邸では色々な羽目板を貼っています。
そして、そんな羽目板もあとは腰壁を残すばかりとなりました。
腰壁には杉の赤味の部分の板をつかっているのですが、今日はそんな腰壁の貼り方をご紹介したいと思います。
まずは、こちらが完成形となります。
腰壁とは、生活傷がつきやすいとされる腰高まで傷対策として貼られる板壁のことです。
傷対策といいつつも、木が前面にでていると、やはり温かみがある部屋になって、とてもいい感じです。
H様邸の腰壁には、4種類の部材が使われているんです。
板材は、材料屋で手配したものですが、巾木・腰見切り・縦見切りの3種類は、大工が加工してつくりました。
ひとつひとつは小さな部材ですが、それぞれが組み合わさると、最初の写真のようにキレイな壁に仕上がるんですね。
板材を貼る上で重要なこと、それは色味や、木目のバランスをみること。
このように仮並べをして、一枚だけ目立ったり、偏ったりが無いように材料を選んでから貼ります。
そして、巾木→板貼り→腰見切り→縦見切り という順番で貼っていきます。
またしても、貼るのに夢中で途中経過の写真がほとんどありませんが、
それも板張りがスムーズにいったからかもしれません。
というのも、ひとつひとつの部材の加工精度が悪いとすんなりいかずに時間ばかりが過ぎてしまうからです。
どの部材も精度よく加工されていたので、現場では、サクサクと貼れてしまったのです。
久々の投稿で、長くなりぎてしまいました
お付き合い頂きありがとうございました
おはようございます。大工の山中です。
以前ブログで寺本が紹介していましたが、
平成建設には「文化芸術祭」というイベントがあります。
昨年、2年ぶり2回目の芸術祭が行われました。
体育会系の会社ではありますが、最近では美大出身者もかなり増えています。
運動会や芸術祭は、仕事でしか接点のなかった社員の、意外な特技を発見できる面白いイベントだと思います。
前回は社員全員出展でしたが、今回は希望者のみでした。
私は大工、作るのが仕事です。
しかしながら芸術作品となると一気にハードルが上がります。
正直私の芸術を見る目は乏しいです・・・。
それでも作品作りは感性を磨くのにいいかと、今回も良い機会なので挑戦しました。
前回に引き続き、大学生の頃出会った造形作家の吉川さんという方に教えを乞いました。
制作時間を作るのは大変でしたが、作品を作ってるその時は夢中になれます。
「芸術祭」という、作品を作る機会がある会社、そんな平成建設に感謝です。
今回の作品 「菖蒲(あやめ)」 です。
こんにちは。
粋な男になりたい、福田昌平です。(←なんじゃそりゃ)
タイトルに「犯人捜し」なんて物騒なことを書きましたが、
休み明けに大変うれしいことがありました。
なんと、仮設トイレの三角棚に、ペットボトルを花瓶代わりにして
お花が活けてあるじゃ~ありませんか?!
うれしくて、色々な方々に聞いて回ったのですが、
お施主様でも、営業さんでも、設計士でも、職人でもない。。。
あえて名乗ることもせずこんな粋なことをした人は、まったくもう~
だれですか(怒)?
かっこよすぎるじゃないですか?!
どこかの誰か様、すごく気持ちのいい朝を迎えることができました。
こんなおもてなし初めてです!
本当にありがとうございました。
ちなみに、仮設トイレ繋がりで、私のこだわりを紹介したいと思います。
ペーパーを三角に折っておくことと、
混ぜるな危険の「塩素系」の洗浄剤を使うことです。
(酸性よりもにおいを抑えられます。ただ、プールのにおいがしますが・・・)
仮設トイレの話になってしまい、少し汚かったかもしれませんが・・・、
すぐに目につくところであったり、うわべだけ綺麗に取り繕っているよりも、
見えづらくあえて目をつむりがちなところ、他の人が嫌がるところ、
そういうところを綺麗にしておいたり、使いやすくしておくこと、
ちょっとした気遣いが大切だと思っています。
だって、仮設トイレであっても、大事な現場ですから!
っと、なれない歯がゆい言葉で、今日は占めたいと思います。 ハハハ 汗
こんにちは!(一応まだ)新人大工の内藤です。
12月後半から静岡に長期出張となってからもうじきひと月。
色々と新しい生活環境にも少しずつ慣れつつ、それなりに楽しく過ごしています。
最近の現場での仕事を少しご紹介しますと、年明けに、窓の下地をいくつか組ませていただいたりしました。
下の写真のように、柱と柱の間に「窓台」「まぐさ」と呼ばれる水平の下地と、それを梁や土台とつなぐ縦の下地を組み、
窓以外の壁となるところに合板を張って、さらにこのあとサッシを入れることによって、日頃よく目にする窓の形ができていきます。
このとき、窓台がしっかり水平に組めていないとサッシが真っ直ぐ入らなかったり、といったこともあるため、下地といえどもなかなか精度が求められる仕事だったりします。
さて、窓といえば、実は僕は大学院で「日本の建具の歴史」を主に研究していたのですが…
数ある窓の形式のうち、日本の住宅では必ずと言っていいほど使われるのに、外国ではあまり使われないものがあるのを皆さんはご存知でしょうか?
それがこちらの「引違い」といわれる、二枚の戸を横にスライドさせる形式の窓です。(写真は現在の僕の居室のものです)
中には「えぇっ、そんなバカな!」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、実際に海外の住宅や街並みの写真などを注意深く見てみると、この形式の窓がほとんど見当たらないことに気が付くと思います。(もし見つけても目をつぶっていただけると幸いです)
では何故、日本の住宅の窓と海外の住宅の窓とで大きく形式が異なるのかというと…
日本の住宅は古くから木材による柱梁構造が主流だったため開口部も比較的大きくすることができ、それを間仕切るための「引き戸」の文化が大きく発達しました。
一方で、西洋では石やレンガを積み上げる組積造が主流だったので、開口部も必然的に狭く縦長のものとなって、「開き戸」や「上げ下げ窓」といった建具が多く用いられたわけです。
なので、かの有名な建築家であるル・コルビュジェが「近代建築の五原則」として「水平連続窓」や「ピロティ」を挙げたりしているのも、
西洋人にとっては「おお、なんて斬新なんだ!」と思う内容であっても、日本人にとっては「いや、昔から似たようなことやってるけど…」みたいな感じだったりします。(笑)
このように、これだけ工業化やグローバル化が進んだ現代でも、住宅の窓の形式ひとつにその国の文化が表れるというのは、なかなか面白いものではないでしょうか。
…仕事の話からだいぶ逸れてしまって恐縮ですが(笑)、こんな風に、「知ってると役立つ(かも知れない)豆知識」的なものをたまにお届けできたらと思いますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします!
みなさん本日もおつかれさまです。
大工のいなぎです。
みなさんは今年どんな目標立てましたか?
先日のブログにもありましたが自分は月一テント。
家を突き詰めると小屋になる。
そんなこと考えたのが4,5年前です。
でも小屋を幾つもつくっていろいろ試す、そんなこと出来ません。
なのでテント。
テントから住宅を考えようってことです。
まあ半分は遊びたいんですけどね。