• December
    17
    2016

    ながともっこう その4(完成編)

     

    こんにちは!

     

    大工工事部のながともです。

     

     

     

     

    前回に引き続き

     

     

     

    ながともっこう完成編です。

     

     

     

     

     

     

     

    どことなく雑然としていた机周りが・・・・・

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    なんということでしょう///

     

     

     

     

     

    元々は、処分される運命のドアが

     

    パソコンのディスプレイ台に生まれ変わりました。

     

     

     

     

     

     

    次に

     

     

     

     

     

    机と机の間のデッドスペースも・・・・

     

     

     

     

     

     

     

    現場で余った棚板で埋まりました。

     

     

    これはほかの先輩大工が

     

    すでにこのように埋めていたので

     

    真似させていただきました。

     

     

    大工工事部ならではのオフィスの工夫が

     

     

    垣間見えたかと存じます。

     

     

    次は何を作ろうかと思案しつつ・・・・。

     

     

     

    明日も事務所に行ってきます(`・ω・´)ゞ

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  • December
    16
    2016

    建前快晴なり

    紅葉散る頃

    建前が行なわれました。

    土間シートには紅葉がかかり季節を感じます。

    鎌倉は寒すぎてブルーシートにくるまって寝る原田氏

    季節を感じます。

     

    どうも。大工の渡邊唯希です。

     

    現場入りしてはや3週間が経ちました。

    現在は無事上棟を終えています。

    そんな建前の様子を小出ししていきます。

     

    時は遡り12月初め。

    現場に沼津産の材料が搬入されました。

    ひと際でかい棟には住職による祈祷がなされました。

    大工一同手を止め見守ります。

    お施主様の名前が書かれ、

    「棟梁 小川毅」の名前が書かれました。

    自分もいつか名が残せる大工になりたいと思うひとときでした。

    この儀礼も普段は行なわれないので始めて経験しました。

     

    さて。建前。

    柱を立て、「いの一番」から梁を入れていけばいいというわけではありません。

    本社で仮組したときのことを生かし無駄な手戻りなく進めていきます。

    複雑に組み合わさるため順番を間違えると入りません。

    無理矢理やっても入りません。

     

    付け鴨居、三方差し、車知栓、杓子ほぞ、小口蟻などなど

    本でしか見たことないことがここでは散りばめられています。

    平松さんが死ぬ気で刻んだ梁も納まり、

    博康さんもおそらく死ぬ気で刻んだであろう牛梁も納まります。

     

    こんな感じで順調に進んでいます。

     

     

    20年経ってこの墨付けができるか

    10年経ってこの刻みができるか

    考えるとまだまだな気がします。

     

    6年経っても知らないことが山ほどあるから大工はおもしろい。

    面白さと自分の未熟さを痛感する建前でもありました。

     

    とりあえず現場では一番動き回ろうと思います。

     

    卍らへんもいい感じなので次回に。

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    渡邊 唯希(わたなべゆいき)

    一級建築大工技能士  二級建築士

  • December
    15
    2016

    ご無沙汰しています、原田です。

    約3年ぶりのブログになりました、かつては水曜日の原田などと息巻いていた時もありました。

     

    更新しなくなって、もしや原田はクビになってしまったのではと思っていたごくごく少数の読者の皆様、、、

     

    安心してください、履いてますよ。しっかりニッカを履いて仕事してますよ。クビになってませんよ!!

     

    この3年間は色々ありまして、色々ありました。端的に言うと半年間静岡で大工を離れ営業職につき、8キロの増量に成功し、大工に戻って鎌倉へ飛びました。

     

    体重は増えてもフットワークは軽めな32歳です。筋肉痛の日々です。

     

    なんでブログを再開したかと言うとですね、鎌倉じゃないですか、、、雪の日にカマクラ作るじゃないですか、、、感動を共有したいじゃないですか、、、

     

    ということでこれからまたブログ書きますのでお相手よろしくお願いします。

     

    ともあれ本題はこの鎌倉の現場が凄いってことですね。

     

    その現場は平松さんのブログで度々登場しているT様邸新築工事です。詳しくは平松ブログが1年くらい前から書かれているのでそちらの方で。

     

    その現場の上棟シーンが感動的だったので紹介します。

     

     

     

     

    昔々あるところにそれはそれは立派な大木がありました。

     

    しかし、この大木が生活するには何をするにもこの世の中は狭すぎました。

     

    そこで1本の木は世間のしがらみから逃れるために2つに分かれることを決めたました。

     

    2つに別れることでそれぞれ別々の道に進む可能性も考えられました。ベンチ、テーブル、様々な家具類、建材、オブジェクトetc...

     

    しかしもし可能であるならばまた1つになりたいと強く思っていましたとさ。

     

    そんなお話、、、、、、、、、、

     

     

     

    はい現実世界です。青いのとオレンジがのかっているのが元々は1本だった木です。これだと大きさがよくわかりませんがかなりデカい。

     

    まずは片方がブーンと

     

     

    そしてもう片方がブーンと

     

     

    待ちに待った瞬間

     

     

    ただ斜めに切っているだけに見えますがよーく見ると真ん中のあたりに段差があるんです。ズーム!

     

     

    これは台持ち継ぎという継手の一種で比較的難しい継手に部類されます。

     

    しかもこのスケールでしかも丸いですからね、これはもうやばいです。ちなみに刻んだのは平松さん。

     

    ここに3日間付きっきりだったらしいです。そのかいあって、、、合体!!!!!!

     

     

    ぴったりですね、きてますね。平松さんきてます。正直自分は3日間でもできるかどうか、、、

     

    そして、この部材が入った場所は建物の棟部分にあたる棟木と呼ばれる箇所で、棟木が入り文字通り上棟となりました。

     

    スケール感をわかりやすくするために比較対象を持ってきました。

     

     

    右側の四角い材料が一般的な大きさで4寸角(12cm)です。こう見るといかに大きいかがわかります。

     

    木材は同じ条件であれば長い1本の木の方が価値があります。それもこれだけ太く長い木になれば価値もさらにあがります。

     

    ただ、2本の木を繋げた場合でも昔からの大工の技で繋がれた木は1本の木以上にプライスレスな価値があると僕は思います。

     

    今回は棟木についてでしたが、この建物にはそこら中に大工の技が散りばめられているので皆さんによい仕事を見せられると思います。

     

    また、ブログも数人で回していくと思うので楽しみにしてください。

     

    終わり。

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    原田 宗広(はらだ むねひろ)

    一級建築大工技能士|二級建築士

  • December
    14
    2016

    ながともっこう その4(制作編)

    こんにちは!

     

    大工工事部のながともです。

     

     

    デスクワークにも慣れては来ましたが

     

     

     

    環境を整えたいのと、道具を時々使った方がいいかと思い

     

     

     

    久しぶりに、ながともっこう(=日曜大工)をしました。

     

     

     

    今回はちょこっとしたものをパシパシ作るスプリント勝負ですね。

     

     

     

    まず材料はこちらです。

     

     

     

     

     

     

    現場で余った木材、建材をフル活用です。

     

     

     

    例えば・・・・

     

     

     

     

     

     

     

    ドアです。

     

    サイズの変更により、本当は廃棄される運命でしたが

     

     

    もったいない><;何かに使いたいなーと思い

     

     

    温存しておりましたが

     

     

     

    満を持しての登場です。

     

     

     

    ドアですけどね。

     

     

     

     

     

    続きまして・・・。

     

     

     

     

     

    頂き物の座卓。

     

     

    このままでもいいのですが

     

     

    小さいのでお鍋をつつくのにも窮屈なので

     

     

    天板を替えちゃいます。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    座卓なので大きさの割に、足が短いですが

     

     

    大きくなったので、これでお鍋がつつけます^^

     

     

     

    元々、ドアですけどね。

     

     

     

     

    ついでにこれも作りました。

     

     

     

     

     

    ベンチではないですが

     

     

    こちらは次回のお楽しみということで^^

     

     

     

     

     

     

     

     

    他の制作物も一通りできたので

     

     

    続きは次回の完成編でお伝えできればと思います。

     

     

     

    平松大工、渡邊唯希大工のおかげで

     

    大工ブログのランキングもメキメキ上がってきました^^

     

    応援ありがとうございます。

     

     

    目下のところ自身の投稿数(右側の名前の後の数字です)が

     

    200になることを目指しつつ・・・。

     

     

    明日も事務所に行ってきます(`・ω・´)ゞ

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  • December
    12
    2016

    鑿裏

     

    こんにちは 大工工事部の平松です。

     

     

     

    共同生活始まって早くも2週目?ですか。いつもと違う生活なんで曜日の感覚が全然掴めていません。

     

     

     

     

    本日のメニューは「鮭のムニエル」です!

     

    毎日マジで!?って思うようなハイレベルな内容です。

     

    こうなってくると、日頃家事をしていない自分も何か出来ることはないかとソワソワしてしまう日々です(笑)

     

    生活力、上がりそうです!

     

     

     

     

     

    現場の方は予想以上に順調に進んでいます。

     

     

    ブログ仲間も出来たので、建て方の模様はそちらの方を楽しみにしていてください。

     

     

     

     

     

     

    建て方以外に気になっていた搬入の方も、皆の協力で難なく?運べました。

     

     

     

     

     

     

    あれだけのボリュームの材料が集まると、どこに何を置くのかというのもその後の作業を大きく左右するので重要な決断になります。

     

     

    仮組みの時とは違い、その後に必要な屋根材も同時に搬入されています。建て方リーダーの千秋さんとも色々相談しながら、進めています!

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    話は変わりますが、ここ数日は夜な夜なスケッチを書いています。

     

     

     

    載せるのも恥ずかしい出来ですが、何の絵かというと・・・

     

     

     

     

     

     

    以前載せさせてもらった渡邉さんの鑿裏(のみうら)です。こんなん作りたくて。

     

     

     

    T様邸の刻みを共にやった記念に、何か残そうという渡邉さんからの粋なお誘いに便乗させてもらうつもりです。

     

     

     

    まだまだ思案中です。色々考えると楽しいもんですね。

     

     

     

    卍は入れたいなと思っています。富士山も入れたいな~という所です。

     

     

     

    どうなるか、お楽しみに!! 

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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    平松 哲朗(ひらまつ てつろう)

    一級建築大工技能士

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