こんにちは!
大工工事部のながともです。
あっ別にお金に困っている訳じゃないので
ご安心ください。
今回は大工にとって必須な道具の話です。
「エルアングル」です。
直角に物を切りたい(矩(=かね)に切りたい)時に使います。
一番右の小さな黒いエルアングルは・・・・・
間柱や野縁を切ったり・・・。
銀色の中くらいのエルアングルは・・・・。
このようにフローリングの板を切ったり・・・・・。
金色の大きいエルアングルは
ベニヤや、石こうボードなど
大きい板を切る時に使います。
仕事をしていて、どれか一つは必ず使うと思います。
ちょっとマニアックな話ですが
このエルアングルの活用法も
近々お話します。
さぁエルアングルを片手に
明日も現場に行ってきます!
こんにちは!
大工工事部のながともです。
さて、前回のスリットのついた
ランプの問題点はというと・・・・?
・電線をどこから出すか?
(どこかに穴を開けて
その穴に電線を通すという方法は
安っぽく見えそうだったので)
・もう少し、明るさが欲しい
(特に下の方)
そこで、このボックスを浮かしたら
どうかとひらめき(仕組みはこうなってます。)
重さんにアドバイスを頂きつつ・・・・・
今度こそ、完成です!
「スリット」+「灯(=ランプ)」
「スリッ灯(すりっとう)!」
です。
「スリっ灯」は、
せっかくなので、お施主様にお渡し致しました。
気に入って頂けると幸いです。
あともう一つ・・・・・
ながとも特製
枯れないプーケです。
お引き渡しの日、特別に参加させていただきました。
お施主様からサプライズが・・・・
一人一人お手紙付きの鳩サブレヽ( ´ ▽ ` )ノ
「あっ!大好きな鳩サブレだぁ!しかもお手紙まで。」
なんてホクホクしているのも束の間
「ながともさんといえば?」
と言われて
ながとも・・・サッカーの長友選手。
サッカーボール!
・・・・・いやっ違うな。
んー仕事中、ヘアバンドやり始めたのも
今の現場からだしなぁ・・・・。
と中身を予想しながら
直方体の箱に入ったプレゼントを開けました。
なっ!なんとぉ!
上履き!
履きやすさと丈夫な事から
小学校で見かけるバレーシューズ型の上履きを
現場で愛用してたのを
お施主さんがお気づきになって
かわいい上履きをくださいました!
「かわいくて履くの勿体ない;」
と思ったのですが、せっかくなので
早速履きました!
サイズもピッタリで履き心地最高です☆
素敵なプレゼントありがとうございました!
大切に使わせて頂きます!
改めて3ヶ月弱
木工事に携わらせて頂き
離れるのが寂しい程
楽しく素晴らしい現場でした。
最後にここで素敵な時間を紡ぐお施主様
大変お世話になりました!
本当にありがとうございます!
この気持ちを忘れず
次の現場もバリバリ行きますよ!!
明日も安全作業で
現場に行ってきます!
こんにちは!
大工工事部のながともです。
現在現場では一通り、床を貼り終え
ボードを貼るにあたり必要な壁下地を進めております。
・・・・・・・・はっ!
そういえば「すりっとぉ!」の正体が謎のままでしたね^^;
失礼致しました。
このお家に似合う小さな家具を作ってみたいなぁ・・・
ランプとかなら作りやすいかな?
・・・・と現場で構想を立てていたら
作らずにはいられなくなりました。
(大工の性(さが)ですかね?)
ネタバレしないように
冷凍保存しておいたのですが
いよいよ解凍・・・・・・いやっ解説致します。
木の板にスライド丸のこでスリットを入れ・・・・
ボンドでガッチガチに固めて、クランプで固定し・・・・・
(溶鉱炉みたいに光ってるのはさておき・・・。)
ボンドが固まったらクランプを外し・・・・・
気になるところを
ヤスリで綺麗にしたり
角々しいところを少し面をとって
(=角張っているところを
かんなや、ヤスリがけで角を取る事。)
完成!!!
・・・・・ではないんです。
ちょっと問題点がありまして・・・
でも完成させて後日お渡ししたので
ご安心ください。
しかしながら長くなりそうなので
次回に持ち越させて頂きます。
打開策が浮かんだところで
明日も現場に行ってきます!
こんにちは!
大工工事部のながともです。
1階の床貼りは重さんに任せて
上がり框もついたので
屋根裏部屋の床貼りを続行しました。
お昼過ぎに
「長澤にお客さんきてるよ」
と重さんに呼ばれて
下に降りてみると・・・・。
馴染みのご近所の方から
みょうがを頂きました!
スーパーでなかなか買わないので
口にするのはかなりご無沙汰です。
レシピを検索して見おう見まねで・・・・・
かつお節とお醤油をかけてつまんだり。
甘酢漬けを作ってみました。
いい感じに漬かって美味しく頂きました。
ごちそうさまです◎
さて、この日は・・・・・
左から
同期の設計の岡本君
監督の海野さん
電気屋さん
お施主様による
電気位置確認の日です。
コンセントの個数、スイッチの位置など
実際にお住まいになった状態を
想像して頂きながら
電気器具の打ち合わせをします。
岡本君 「階段上がってすぐのコンセントは
掃除機用なのですが
この位置でいかがでしょうか?」
お施主様 「そうですね。この位置なら問題ないかと・・・・」
電気屋さん「階段に近すぎると掃除機が
転がり落ちるのが心配なので
もう少し奥の方が良いと思うのですが、どうでしょう?」
お施主様 「確かに。そしたらもう少し奥が良さそうですね」
岡本君 「分かりました。ではここに変更します。」
窓枠をつけながら聞いていたので、若干曖昧ですが
このように何気ない
やり取りを聞いていて
これは「プロのサミット」なのではないかと
ふと思いました。
設計の岡本君もプロ意識を持って
毎日図面とにらめっこ
海野さんもプロ意識をもって
現場の段取り、施工図の作図、
私たち大工や業者さんと
やり取りをしてくださいます。
電気屋さんも
家中を網羅する電気配線を
大工の仕事を妨げる事なく(むしろ待ってくださってます;)
安全に流してくださいます。
お施主様だってプロです。
ご自身のお家に関するこだわりはもちろん、
こうして新築(リフォーム)をお考えの際、
他社も吟味した上で
弊社を選んでくださっています。
その時点で家づくりのプロの一員なのです。
と言う事に気がつくと、
この電気位置確認は
プロが集結しているのではないかと
ハッとしました。
私たち大工もプロ意識を持って
現場に向かい
日々、測って、切って、つける。
シンプルではありますが
何をどこまで精密に測るか、
どう綺麗に切るか、
いかに早くつけるか。
なかなか、プロ意識は奥が深いです。
私のプロ意識とは・・・・・。
と自問自答しつつ。
明日も現場に行ってきます!
こんにちは!
大工工事部のながともです。
前回に引き続き、
畳寄せに床板を突きつける話です。
今までの経験をふまえて、畳寄せとにらめっこする事
数時間・・・・。
どうにかここまで貼れました。
しかし時間がかかり過ぎました;
見るに見かねて、
造作をつけ終わった
重さんにバトンタッチ。
私にコツを伝授しながらではありましたが
私の4倍速でしょうか?
さすがです・・・・・(脱帽)
ある程度、床板と畳寄せの間に
すき間がなくなってくると
あとは「こだわりの世界」に突入します。
何かというと
「はえる」です。
ん?生えるってあの生える?
土から草が生える。
木の幹から枝が生える。
そうです。
その生えるです。
あたかも畳寄せのタモ材から
床板が生えているかのように
髪の毛一本分のすき間を許さず突きつける事を言います。
「まるで生えてるようにつきついてるね。」
大工の中では、最高の褒め言葉です。
むむむ・・・生えてます。
先輩からそう褒められるように日々精進です。
重さんの凄さを思い知ったところで
明日も現場に行ってきます!