どうも渡邊です。
T様邸フル稼働で進行中ですが、
週末は別の物件へ行きました。
「アフターメンテナンス」です。
今回は2年前に竣工されたS様邸の点検行きました。
監督兼棟梁の博康さんとサブの自分の2人で進めた現場です。
シーリングの劣化や
給湯器の不具合、劣化等の調査
ほかにもフィルターの汚れ、建具の確認、クロスの割れ等約50項目の点検をします。
もちろん造作仕事の割れや隙間の確認も。
新築時は綺麗に仕上がるのは当たり前です。
何年か経って出てくるかもしれない被害を最小限にするのは大工だと思います。
今回も特に問題なく終了しました。
さて鎌倉。
外壁に絡む浴室を先行して進めていきました。
壁の下地、不陸調整後
ケイカル張り、ブロック積みが行われ、
FRP防水(繊維強化プラスチック)を施します。
このFRPは車体やプールなどはば広く使われています。
めちゃめちゃ強靭でブロック叩きつけたとしても割れません。
落としたことありませんが。
ベランダや在来浴室を行うときには必ず行っています。
入口や窓回りは特に気を使います。
境目の処理が甘いと木部に水が浸入し、
腐食、カビ、白アリの原因になります。重大な欠陥にならないように未然に防いでおきます。
この窓の石敷居を乗せないと窓ができなく、外壁ができないので先に進めていました。
さらに敷モルタルで保護をして、窓に取り掛かります。
設備屋、防水屋、石屋、左官屋が絡む仕事を止まることなく進められたのは
小川さんの段取りの良さだと思います。
現場の話はこのへんで。
先日文房具コーナーで見つけたこのアイテム。
ただの鉛筆削りではありません。穴が3つ付いていて
先をちょっと加工する穴を通したPENと
お尻をちょっと加工する穴を通したPEN
これが
んーーーー!!
まさかのPENに!!
鉛筆の消費量は小学生の時よりも使っていると思います。
短くなると「銀のアレ」が出てきますが太さが微妙に変わり
耳から落ちたり持つ感覚が変わるので僕は使っておりません。
そんな中で見つけたこれ!最近衝撃を受けた商品です。
文房具屋に置くより道具屋に置いた方が売り上げ上がるんじゃないかなと思います。
おしまい。
ついこの前まで、お雛様だー!
ホワイトデーだー!と思っていたら
もう4月に突入ですね。
「光陰矢の如し」とはまさしくこのことでしょうか?
改めまして、こんにちは!
大工工事部のながともです。
3月の話に戻りますが;
この日は、もう私もそわそわして
前日までに一通り通常業務を片付けて
ほとんど加工場にいました^^;
なぜかと言いますと・・・?
この集まりよう。
どことなく緊張感が漂っています。
そうです!
この日は春の大工工事部技術テストの日でした。
テストを受けるのは大工1~3年目。
今回の技術テストは従来の課題とは一味違って
「耐力壁トーナメント」です。
2~5人のチームでチームごとに耐力壁を作成し、
どのチームが作った壁が一番強いかを競い合います。
今までは一人一人が一つの作品を作っており、個人の技術力が評価されていましたが、
今回はチーム戦なので、協調性、発想力が問われます。
午前10時。作成開始!!
今までは孤独との闘いだったのですが
今回はチームで作戦を練りながら、力を合わせながら・・・なので
各チーム和気あいあいとした雰囲気でした。
今回は大工1年生のみを対象とした「道具検査」です。
大工の代名詞「鑿(のみ)」と「鉋(かんな)」の手入れが出来ているか
研いでキレのいい刃先になっているかをチェックします。
検査官は布谷大工と小林大工です。
二人とも人柄はとても優しいですが、刃物はキレッキレなのです。
途中で謙治さんも、お忙しい中様子を見に来てくださいました。
真剣な彼らにまじって・・・
ん?講師の重さんも
山下さんも耐力壁を作成するそうです。
お昼の時報がなって午後はトーナメント戦が開催されます。
結果は次回のレポートをお楽しみに!
そんなこんなで明日も加工場に行ってきます(`・ω・´)ゞ
ニュースでちらほらお花の話が取り上げられておりますね。
梅の見ごろ情報によりますと
「2月5日現在、熱海梅園が見頃のピークを迎えています。」
とのことです^^
春を待って咲く桜よりも
春を連れてくる梅がいい
という言葉がこの時期に頭をよぎります。
改めましてこんにちは!
大工工事部のながともです。
私のパソコンのモニターの上は・・・・・
右は昌平さんが私の消しゴムハンコ作品にぬり絵でデコってくれました^^
タイヤもカスタマイズされてます。(さすが昌平さん!発想が豊かです*)
左には私の[居場所看板]があるのですが
(大工事務の先輩である藍さんのお手製を譲っていただいてます。)
この日は私は現場に行きました。
現場といいますと?
住宅?
マンション?
いいえ・・・・・違うんです。
お話をしに行ってきました。
一昨年の10月に静岡県内のとある小学校で
講演をしに行かせていただきました。
今回は後輩の女性大工が担当していたのですが
日ごろ頑張りすぎてしまったのか風邪をひいてしまい
急きょ、「代打ながとも」で行ってまいりました。
(厳密には現在事務ですが^^;まだ大工を引退していません!講演も経験済みでいくらか慣れているので)
ちなみに私の他に、女性の建築士(設計も現場監理もする。)
男性の看護師と講演者二人がいらっしゃって
性別にとらわれることなく職業を選べますよ。と小学生にお話しするのが目的です。
お話の前に「この人の職業は何でしょう?」というクイズをしたので
この時は上半身はジャージっぽいのを着て擬装してますが・・・
足袋を履いて作業着に着替えて再登場すると
小学生の皆さんも「おぉ。」とリアクションしてくれました。
話題は・・・・
なぜ大工をしようとしたのか?
高いところに上るけど怖くないのか?
大工さんでもゲンノウで指を打つときはあるのか?
よく使う道具はなにか?
大工で大変なこと、良かったこと。
を私なりの視点でお話しさせていただきました。
生徒さんは80人前後だったのですが
人が集まっている中だと恥ずかしくて
質問がしにくいと思うのですが
私のお話が終わって何名か私に質問してくれました。
私が小学生の時はこういうことできなかっただけに
すごいな~としみじみ思いました。
お話が終わって、体験タイムは「ビス打ち体験」をしました。
一日一回は大体使うインパクトドライバー(ねじを締める電動工具)で
ねじを締めてみよう!・・・ということですね。
あまり触ったことがないだけに生徒さんも興味津々で集まってくれて
こんな感じでした。(写真撮っていただいていたのですが、生徒さんのお顔が写っているので)
順番で並んで体験を終えた生徒さんも
「OOちゃんもやってみなよ^^」
と友達を誘ってくれたり
恥ずかしがり屋の生徒さんも
「ビス打ち、やってみたいです///」
と来てくれたり嬉しかったです。
私が大工を続けてこういった機会に率先して出させていただくのも
年々大工の人口が減っていることもあり
少しでもそれを食い止められればという思いがあるからです。
この日、私の話を聞いてくれた生徒さんが
少しでも大工さんになりたいと思ってもらえたら本望です。
熱い話になりましたね。
この調子で外も温かくなるといいのですが(>へ<;さむーい!
生徒さんも6年生だったので卒業も間近。
彼らの将来を楽しみにしつつ・・・・
明日も事務所に行ってきます(`・ω・´)ゞ
どうも。渡邊です。
「ここ先にしゃくっといて〜」
「しゃくりが浅いよ〜」
大工は『しゃくり』というワードをよく使います。
刻みのときにもそんなことが出てきてましたね。
http://blog.heiseikensetu.co.jp/blog/carpenter/entry/1324.html
簡単に言えば溝を掘る加工です。
そして「面戸(めんど)しゃくり」は、垂木間に入れる面戸を
経年変化で木が痩せても隙間を作らないため溝を掘って入れ込みます。
昔ながらの技術です。
以前リフォームした民家にもちゃんとありました。
タッキーもここの現場で学びました。
この面戸しゃくりも刻みのときにいっぺんに加工するのが主流。
特になんてことのない加工なんですが、
今回は棟が特大の丸太で化粧垂木が7m一本モノなので正確な位置が出ず、
あらかじめ加工することができません。
現場で一度垂木を入れて、
面戸の位置を出して、
外し、加工して、
また入れる。
という手間のかかるのが悩みの種でした。
手間のかかるであろう作業を解決してくれたのがこいつ。
「入隅カッター」と呼ばれるもので、
愛知県の道具屋利兼さんのオリジナル商品です。
床張りの首切るときに役立つだろうと年末に購入していました。
入隅部も問題なく届きます。
詳細はまた後日。
それが応用できるんじゃないかとひらめき!
定規を作り、
入隅カッターを上から下に下ろすだけで
溝を2本掘り、あいだを鑿でコチコチッとすれば、
垂木外さなくてもできんじゃん!と心の中でニンマリ。
当初は2人でないと垂木は外せなく、
南北約100本の垂木に加工して据えるまでざっと4〜5日ぐらいかかるかなと予想されましたが、
新兵器により一人で4日かからず終了。すでに元は取れたと思います。
今後もいろいろ使えそうです。
バチッと綺麗に納まりました。
工具を使うことは、腕が鈍るような気がして極力手作業でやろうと
します。けど工期や効率どうこう考えると道具に頼らなければいけないことがしばしば。
よく葛藤します。
便利になった分どこかでやっておかないと身にならないので
日々の鍛錬は怠らないようにしています。
さて1000枚の化粧板は残り500枚ぐらいです。
※落下防止対策は万全で行なっています。
以前から前髪を伸ばしてワンレンにしようとしているのですが
伸ばしかけなので耳にかからず
結局、鬼太郎みたいに時々片目が前髪に隠れてしまいます。
改めまして、こんにちは。
大工工事部のながともです。
先日、お休みの日に東京へ用事があったついでに・・・・・
浅草へ行ってまいりました。
初詣をするチャンスを逃してしまったため
この日が実質初詣となります^^;
いざ、参拝!
っておぉう!
それこそ初詣並みの人の多さです。
仲見世通りのお店も魅力的なのですが
あくまで参拝が目的。
ここは我慢してお店巡りは
あとのお楽しみとします。
やっと本堂に到着しました。
仲見世通りは早歩きでも人をかき分けながらで
10分はかかったかと^^;
雷門でも、本堂でもそうですが
道行く人は仲見世のグルメや
本堂で手を合わせるのに夢中になっていますが
私はついついお寺の門の天井、軒、屋根のそり具合に
見入ってしまいます。
本堂の中の天井も力強い龍と彩鮮やかな天女の絵があり
一人で上を向いてました。
おみくじは小吉でしたので流します。
仲見世に戻ってお楽しみのお店散策です。
特に気になったのは刃物屋さん。
ここは包丁が専門でしたので、
ノミやカンナはなかったのですが
お店の方に包丁研ぐのに砥石は何を使っているか聞いたら
もっぱらキングだそうです。(←マニアックな話ですが;)
お土産は雷おこしを社内でお世話になっている方にお配りして
自分には・・・
舟和さんの「いもようかん」です。
小さいころから大好きで
物産展とかで見かけるとつい手が伸びます。
お店の前もお客さんがひっきりなしでした。
無事初詣も済みなかなか充実した休日でした^^
気持ちの充電もできたところで
明日も事務所に行ってきます(`・ω・´)ゞ