• September
    17
    2013

    めんどくさい人

    みなさん本日もおつかれさまです。

    大工のいなぎです。

    この鋸、鉋の口を包むために作りました。

     

     

     

    台打ち専用ならもっとRをきつくしてもよかったね。

     

     

    口は狭くないとよろしくないが包む必要はありません。

    だけど包みます。かっこいいから。

     

    台打ちに使う前に現場ですごく調子良かったです。

    やりにくい作業なら仕事にあわせて道具も作っちゃえばいいんですよね。

    分かっていたつもりでしたが。

     

     

    鋸の柄は自分で作って据え変えてます。好みがあるし、太さとか見た目とか。

    自分の道具って感じがしていいもんです。据えるのも簡単だし。

    数年前から刃物もお店でなく直接鍛冶屋さんに頼めるときは頼んで作ってもらうようにしてます。

    もちろん直接会って。

    そのほうが気持ち入れて作ってくれそうな気がしませんか?

     

    まあ歳とるにつれどんどんめんどくさい人になってるってことです。

     

     

     

     

     

     

     

     

    おっきいのとちっちゃいの。

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    稲木 重夫(いなぎ しげお)
  • September
    04
    2013

    絶妙ネーミングセンス!

    皆さん来ました『水曜どうでしょう』の原田です!

     

    大工は職業柄、数多くの道具を使います。

    今日はその中から僕が今イチオシネーミングの道具を紹介したいと思います。

     

    それがこいつ!

     

     

    その名も【どこ太】

     

    先端を押し付けると針が出てくるようになっています!

    もう傷つけられない壁紙を張り終えた壁などに刺すと、壁の中の下地の位置を教えてくれる便利なやつです!

    どこたー?

     

    どこだ~?

     

    下地はどこ太ーーー?

     

    こいつを使えば...

     

    ここだー!ここだ~!下地はここ太ーーー!

     

    という感じになります。皆さんも重いものを壁に固定したいときなどは

    『どこ太、どこ太をよろしくお願いします!』

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    原田 宗広(はらだ むねひろ)

    一級建築大工技能士|二級建築士

  • September
    02
    2013

    道具箱

    みなさん本日もおつかれさまです。

    大工のいなぎです。

    木の道具箱、大工さんって感じしますね。

    今は樹脂のいいやつがあるみたいで木の箱持つ人減った気がします。

    自分は木派、ですね。

    理由は木の調湿効果で道具が錆びにくいから、じゃなく

    かっこいいから、です。

    やっぱ木だよ。

    大工だもん。

    作ってみると結構おもしろいもんですよ。

    みなさんもどうです?

    弊社の日曜大工教室でつくってみませんか。

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    稲木 重夫(いなぎ しげお)
  • March
    22
    2013

    鉛筆の削り方

    こんばんは、お疲れ様です。

    大工工事部の福田昌平です。


    昔から大工さんといえば、耳に鉛筆をさしているイメージがあると思いますが、

    文明が進化した現代でも使ってますよ。鉛筆!

    多機能ボールペンも愛用してますが・・・。


    鉛筆って使い方によっていろいろな削り方をすると思うのですが、

    大工さんの鉛筆の特徴は、削る部分から芯まで一つの面を作ることではないでしょうか。

    image


    この面が定規代わりになりますし、
    image


    狭い場所でも正確に、墨ができるようにと考えられています。
    image


    だから、小さくなってもジョイントでつないで、鉛筆一本ですら大事に使っています。
    (三菱のHi-uniなんて一本定価140円ですからね・・・)

    前回の鉛筆も、ちゃんと最後まで働いてくれました。wink
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    福田 昌平(ふくだしょうへい)

    一級建築大工技能士

  • March
    14
    2013

    また、つまらぬ物を斬ってしまった

    はじめまして、大工3年目の原田です!

    流れに乗ってブログ参戦です、よろしくお願いします。

    さてさて、最初だし何を書こうかな~と会社をブラブラしていると砥ぎ場にいる1、2年生達を発見。

    週末の技術テストに向けて鑿(のみ)を研いでいましたがうまくいっていない様子・・・

    『原田さ~ん、何が悪いんですかね~、どこを直せばいいんですかね~』

    『そうだな・・・顔かな』

    なんて冗談を交わしながら話をしますが、これがなかなか難しい問題。

    大工は『穴ほり3年、鋸5年、墨がけ8年、砥ぎ一生』、、、


    砥ぎ一生??

    砥ぎ一生!!!



    と言うぐらい研ぐというのは奥が深く難しいんです( ̄  ̄;)うーん  

     『コツもあるとは思うけど、道具と向き合った時間と研いだ量で得られる『感覚』が大事だぞ!』 
    と、今かなりの時間を費やして考えた言葉を明日言ってみようと思います。

    今日は言えませんでした・・・




    いい刺激を受け、さっそく家に帰って造作用の【追入れ鑿(おういれのみ)】を6本研ぐことに。



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    一心不乱に研ぐこと4時間!



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    う、美しい、、、ルパン三世、石川五エ衛門の名刀【斬鉄剣】を彷彿とさせる輝き。

    腕前はまだまだですが、現時点で納得のいく仕上がりになりました。

    いつか言ってみたいあの言葉

    『また、つまらぬ物を斬ってしまった…』 by石川五エ衛門

    何でも斬る事ができる斬鉄剣だからこそ言えるこの一言。

    いつか胸を張って言える時が来るように日々精進です!



    と、何やらシンクの下から気配が…



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    名刀【関 孫六】が研いで欲しそうにこちらを見ています。

    ちなみに平成建設の男子は料理好きもチラホラ、女子力高めです(笑)。ついでだったのでこちらも研いでみました。
    これなら斬鉄剣で唯一斬る事ができない【コンニャク】もスパスパ切れそうです。

    皆さんも包丁が切れなくなった際は知り合いの大工さんにお願いすればピッカピカにしてもらえるかもしれませんよ!

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    原田 宗広(はらだ むねひろ)

    一級建築大工技能士|二級建築士

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