• March
    23
    2016

    削っております!

    こんにちは!

     

    大工工事部のながともです。

     

     

     

     

    3日間のT様邸の古材加工の応援も

     

     

    本日でいよいよ最終日。

     

     

     

     

     

     

     

     

    今日もサンダーがけをがんばるど!

     

     

    と瀧本大工が手際よく準備してくれた

     

     

    サンダーを手に気合いを入れていたら・・・・

     

     

     

     

     

     

    先輩の坂内大工が

     

     

     

    「今日は埋木だね。」

     

     

     

     

     

     

    「あっ・・・・(サンダーがけじゃない)

     

     

     

     

     

    えっ!?・・・(うっ埋木キングの仲間入りですか?!)

     

     

     

     

     

     

     

     

    はいっ!(やらせていただきます!)」

     

     

     

     

    ということで埋木キング

     

     

     

    (というのも厚かましいので埋木レンジャーの)仲間入りをさせていただきました。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    もともとあったほぞ穴を綺麗にノミで整えて・・・。

     

     

     

     

     

     

    大きさ、厚み、木目を見て

     

     

    ほぞ穴にフィットする埋木を発掘して・・・・

     

     

     

     

     

    木目を見つつ、埋木とほぞ穴を微調整して・・・・。

     

     

     

     

     

     

    ていっ!

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ちょっと出っ張った埋木を

     

     

     

     

     

     

     

     

    鉋でしゃこしゃこ削ります。

     

     

     

     

     

     

     

     

    自分の手道具を使って仕上げる仕事は

     

     

     

    何とも言えない達成感がありますね◎

     

     

     

     

     

     

    貴重な仕事をさせていただきました。

     

     

     

     

     

     

     

    T様邸の担当する小川大工を始め

     

     

     

     

    的確に指示してくださった平松大工

     

     

     

     

    毎朝、健気に私や、他の大工の準備から始まり、

     

    釈迦力に頑張る瀧本大工

     

     

     

     

    その他、大工含め関係者の皆さん

     

     

     

     

    ありがとうございます。

     

     

    そして無事竣工を願っております。

     

     

     

     

     

    さて、私はいよいよ

     

     

    新しい現場に向かいます(・ω・)ゞ

     

     

     

    明日は現場へ行ってきます(・ω・)ゞ

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  • March
    22
    2016

    刻みスタート!

    こんにちは 大工工事部の平松です。

     

     

     

    卒業シーズンですね。先日、娘の卒園式に行ってきました。

     

    いろんなことにチャレンジして、できなくて泣いたり、できるようになって得意げになってたりした姿を思い出し、とてもグッときました。

     

     

     

     

     

     

     

    ここにも色んなことに立ち向かい、皆が帰ったあとにこのような姿で残された仕事を見て研究している人がいました。

     

     

    笑いをこらえてぶれてしまいましたが、いつもの彼です。

     

     

     

     

    現在彼は小川さんの下で墨つけをしています!監視下とはいえ、だいぶ凄いことをさせてもらっていますね。いい経験です!

     

     

     

     

     

    しばらく後ろから見てて、そういえば自分も昔こんなことしてた!と思いました(笑) もちろんそのまま僕も一緒に研究です。

     

     

    そしたら大工さんが何人も集まってきて・・・なんだか加工場がざわざわしてきました。

     

     

     

     

    そうです。ついに、〝刻み〟が始まりました!!

     

     

     

     

     

    ベテラン大工の渡邉さんです。とても名高い大工さんなので、この場に出させていただくのも少し恐縮してしまい・・・・ません!

     

     

    僕らはさらに貴重な経験ができると確信しました。

     

    以後よろしくお願いいたします!!

     

     

     

     

     

    まずは土台から。柱のくるところにホゾ穴をあけているところです。ホゾは今回柱が平均太いということもあり、1寸五分の穴をあけます。

     

     

     

     

     

     

     

    今日は僕のお兄ちゃん大工でもあります大山さんが見に来られました。

     

     

    前はよく似ているねといじられましたが、最近誰からも触れられなくなってしまい、お互い寂しく思っています(笑)

     

     

     

     

     

    近所の通りすがりの方も見物に来られることもあります。

     

     

     

    自分が言うのもなんですが、こんな機会あまりないことだと思いますので、大工さんであるない関わらず多くの人に触れ合ってもらいたいなと思います。

     

     

     

     

     

    最近デザイン部の方が写真を撮りにきてくれています。自分が撮ったものと仕上がりが全然違う(笑)

     

     

    ポスターでありそうな感じですね。これからはなるべくこちらのかっこいい写真を使わせて頂きます!

     

     

     

     

     

     

    さて、自分はというと・・・ボーナスステージ(梁の埋木)がありましたので、

    少しソロ活動をしています。

     

    といっても、古材が重くて近くにいる色んな人たちに

    助けてもらいながらですが(笑)

     

     

     

     

    これまであまり技術的な事を書けていないので、埋木での小ネタをひとつ。

     

     

     

     

    古材はとてもかれている(乾燥している)ので、鑿をたてるとボソボソになりがちです。

     

    特にこのクリの木はそうでした。

     

    これまで確認しているだけで、ケヤキ・クリ・ヒノキ・スギ・マツがありました。燻されていい色がついていますので、見分けるのがとても難しいです。

     

     

     

    鑿を切れるように研ぐ事はもちろんとても大事な事ですが、ボソボソになって困ったなという時に

     

     

     

     

     

    少し濡れ雑巾でふいてから・・・

     

     

     

     

    鑿だてすると、調子がいいです!

     

    小ネタですが、古材に限らず色んな所でも応用できる事かなと思いましたので載せてみました。

     

     

     

     

     

     

     

    さあ、いよいよ〝刻み〟だしましたね~。

     

     

    次回もお楽しみに!

     

     

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    Profile | 大工


    平松 哲朗(ひらまつ てつろう)

    一級建築大工技能士

  • March
    17
    2016

    磨いております!

     

    こんにちは!

     

    大工工事部のながともです。

     

     

     

     

     

     

     

    木村大工の現場を離れ、

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    むむっ?!

     

     

     

    この風景は・・・?

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    いつもは撮る側の平松大工

     

     

     

    冷静かつ根気強く

     

     

    古材の埋木を進めております。

     

     

     

     

     

     

     

    私の向かいには坂内大工

     

     

    着実に一つ一つ丁寧に

     

     

     

    埋めております。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    石川大工は

     

     

    作業着も、腰道具も、靴までも白!

     

     

    清潔感抜群です^^仕上がった埋木も綺麗でした。

     

     

     

     

     

     

     

     

    平松大工は

     

     

     

    埋木をひたすらこなす大工の事を

     

     

     

    「埋木レンジャー」と名付けておりましたが

     

     

     

     

    「埋木キング(うめきんぐ)」と

     

     

    私はこっそり呼んでます。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    そんな埋めキングのみなさんに見とれてる・・・

     

     

     

     

    場合じゃないですね^^;

     

     

     

     

    私は

     

     

    サンダーという電動のヤスリ機で

     

     

    古材の表面の塗料を剥がしつつ、

     

     

    表面を滑らかにしてます。

     

     

     

     

     

     

     

    側面がBefore  上面がAfterでございます。

     

     

     

     

    3日間この仕事に携わらせていただきます(・ω・)ゞ

     

     

     

     

    明日も加工場にいってきます。

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  • March
    10
    2016

    「くせをとる」

     

    こんにちは 大工工事部の平松です。

     

     

    暖かくなってきましたね。

     

    日曜日に本社で行われた社員向けのワークショプに参加させてもらいました。

     

     

    会社のイベント等で他所様のお子様の相手はよくさせてもらうのですが、自分の子供に大工体験をさせてあげる時間を今まで作れなかったなと思い、参加させてもらいました!

     

     

    朝、行かないとぐずってた息子もやりだしたら楽しくなってきたみたいで良かったです! とてもいい時間を過ごさせてもらいました。

     

     

     

     

     

    さて加工場の方では、まだまだ埋木レンジャーが奮闘しています!

     

     

     

    平成建設のCMでお馴染みの千秋さんも加わりました! なかなか静止してくれないんで、ブレブレな写真ですいません(笑)

    CMでカンナをかけている大工さんがこの方です!

     

     

     

     

    こちらはじっくり派の超高学歴大工、ダイキです。撮りやすい!

     

    今後も多くの大工さんが登場していく予定です、よろしくお願いします!

     

     

     

     

     

     

    順番が前後してしまいますが、埋木にかかる前に「くせをとる」という仕事をしていました。

     

     

     

    こちらは柱を下から見た写真です。まぁねじれていますね~、これが「くせ」です。長い年月の間にこれだけ動いたんですね。

     

    このくせを四面中一面だけ平らにする作業、「くせをとる」事をしました。

     

     

     

    柱の小口の片方に取りたい断面寸法を出し、もう片方の小口から目で覗いてねじれを修正した墨をつけます。

     

    なかなか難しい仕事です。眼力、求められます。

     

     

    他にも、平らな台に柱を置いて平行や直角の墨を出すやり方やレーザーを使うやり方もあります。何事もそうですが、状況に合わせてその時一番いいやり方を選んでいます。

     

     

     

    小口の墨を上下結んだら、前回出てきたデカ丸鋸で大まかにカットし、ちょうなやカンナを使って墨に合わせて平らにしていきます。

     

     

    なかなか出会うことのない仕事なので、日頃使うことのない道具もどんどん使っていきます。

     

     

     

    これは「ちょうな(釿)」です。これは木を斫(はつ)る時に使うものです。仕事の跡がそのまま意匠的に使われる事もあります。こちらも大工道具の三種の神器の1つです。

     

    古材には多くの箇所にちょうなの跡が残されています。昔の大工さんはホントに上手い!

     

    自分は個人的にこの道具がとても大好きなのです。今回の仕事では出番が多くありそうなので、今後も機会があればどんどんやらせてもらうつもりです。

     

     

     

    長々と読んで頂きありがとうございました!

     

     

     

     

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    Profile | 大工


    平松 哲朗(ひらまつ てつろう)

    一級建築大工技能士

  • March
    03
    2016

    後半戦 的 試験。

     

     

    こんにちは!

     

     

     

    大工工事部のながともです。

     

     

     

    前回に引き続き。

     

     

     

    技術テストの午後の部をお伝えします。

     

     

     

     

    お昼ご飯を済ませ

     

     

     

     

     

     

     

     

    油谷大工による

     

     

    ノミの道具検査と並行して・・・・・・。

     

     

     

     

     

     

     

     

    ミニ削ろう会です!!

     

     

     

    ヒノキ、ヒバを鉋で削り、

     

     

     

    削った鉋くずの薄さを競います!!!

     

     

     

     

     

     

    あっ、「鉋くず」って呼ばれるのですが

     

     

    なんか味気ないので

     

     

     

     

    私は削り帯(けずりおび)」

     

     

    密かに命名しています。

     

     

     

     

     

     

     

    鉋は、刃を研ぐのが上手かったとしても

     

     

    鉋の台(削る時に木材に触れる鉋の木の部分)の調整が

     

     

     

    上手く出来ていないと

     

     

     

    ティッシュのように薄く削れなかったり・・・

     

     

     

    反対に刃も研げていないと削った材料が

     

     

     

     

    ツルツルにならなかったり・・・・。

     

     

     

     

    鉋はいくらやっても、奥が深いのです。

     

     

     

     

    今までの鉋の道具検査は

     

     

    刃を見て、台が調整できているかを

     

     

     

    審査するのみだったのですが

     

     

     

    「削ってみないと、鉋が切れるか分からないでしょ!」

     

     

     

     

    と重さん(=重森大工)の一声により

     

     

    実現しました。

     

     

     

     

     

     

     

    さぁ目指せ!3ミクロン!

     

     

     

     

     

     

     

    みんな、鉋を手に刃の出具合を調整しています。

     

     

     

    1年目の鈴木大工も気合い十分に

     

     

     

    カメラ目線頂きました!

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    木村大工が削って、加藤大工が削り帯を引っ張っています。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    山中大工が加藤大工の

     

     

    削り帯の薄さの計測をしています。

     

     

     

     

     

     

     

    計測はもう一人、唐澤大工が担当します。

     

     

     

    唐澤大工は社内でも1、2を争う

     

     

     

    鉋の名手なのです!

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    削ろう会の最中は、前半戦とは打って変わって

     

     

    和気あいあいとしておりました。

     

     

    上手く削れると楽しいんですよね^^

     

     

     

     

     

     

     

     

    みんなでいっぱい削りました!

     

     

     

     

     

     

    さて結果発表!

     

     

     

     

     

     

     

    前半戦の「じょうご四方転び」は

     

     

    1年目 百野大工

     

    2年目 大高大工

     

    3年目 布谷大工

     

     

    が優秀な成績を収めました!

     

     

    おめでとうございます!!

     

     

     

     

    後半戦の鉋削りは・・・

     

    1年目 鈴木康太大工  平均 19.3ミクロン

     

    と経験年数を覆す結果がでました!

     

    おめでとうございます。

     

     

     

     

    これで私を含める

     

     

    大工3年目は技術テスト卒業です!

     

     

     

    私自身、トップ3に入る!・・・・・ことは残念ながら

     

     

    出来なかったのですが

     

     

     

    最後の最後は練習も本番も

     

     

     

    楽しい技術テストでした。

     

     

     

     

    技術テストのみならず

     

     

    今後も自分のスキルアップの為に

     

     

    精進して参りたいと思います!

     

     

    改めてよろしくお願い致します!

     

     

     

     

     

     

     

    気持ちがまた一つ引き締まった所で

     

     

     

    明日も現場に行ってきます(・ω・)ゞ

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