こんにちは 大工工事部の平松です。
インフルエンザが流行っているようですね。皆様もどうかご注意ください。
さて、お待たせしました!! 墨つぼに彫られたものの答えは・・・
『河童』でした! 墨つぼコレクターの道具屋の社長さんも「これは珍しい!」と言っておられました。
頭の上には皿つきです。おなかの下まで彫られてあり、貴重なものであることは間違いありません。
現在、墨つけは1階の梁を小川さんがやっています。
今まで出会ったことのない仕事が山盛りありそうな感じです!
タキレンジャーは今日は真っ黒になりながら梁のすす払いしてました。何事にも全力で取り組む姿勢はとても・・・
まぶしいですね~。
ちなみにこの材料は全て1階の梁で使う分です。これを組んだら相当な迫力になるでしょうね!!
布谷大工は明日の任務の為に朝も夜も研いでます。本社加工場には砥ぎ場まで完備されており、大工にとってとてもいい環境です!
びよーんと伸びた感じですね。(笑) こんな感じも味があって好きです。
自分には明日、強敵が待ち受けているんでまたその辺をレポート出来たらと思います。
ではまた次回!
こんにちは。大工工事部 平松です。
きのうは小田原城見学に行き、とても充実した休みを過ごせました。今週もまた励んでいこうと思います!
さて、古材の現場ですが、現在自分はというと3~4人がかりで柱の“埋木”という作業をしております。
前の家で使われていた鴨居や敷居の穴、貫穴は今回は使わないので、埋める作業が必要となりました。柱の数も相当あるので仕事量がすごいです!
今回この家ではいろんな所で“埋木”が大きなポイントになってくる予感がしています。
こちらは布谷大工。
木村大工。
急にカメラを向けられて挙動不審になりかけているタッキー。
僕たち埋木レンジャーはかつての仕事に最敬礼して(心の中で)、柱を補強する意味もあるのであちこち埋めさせてもらっています!
板目の場合、1ミリ厚みをおとすだけで木目の表情がガラッと変わってきます。絶妙なラインをとれたときはとても快感です!
話は少し変わりますが今朝、仕事にかかる前にまじまじと木をながめてみました。すると、ひとつ気づいた事がありました。
昔の柱なので背割れを入れるという仕事はしていないのですが、割れがきている場所に注視すると木目に沿っているような感じで割れています。
背割れがないので、木の弱い所が割れてくると思っていましたが、木目に沿うようにとは知らなかった・・・。
たまたまの偶然なのか、他も全ての柱がそうなっているわけではないのではっきりはわかりませんが、その事実があることは間違いないのでまたひとつ身になることを得られたような気がします!
あ、そういえば前回の墨壺の答えがまだでしたね。今日は長くなってしまいましたのでまた次回!
どうしても気になる方は加工場で小川さんに見せてもらってください。きっとやさしく教えてくれると思いますよ。(笑)
こんにちは。 大工工事部 平松です。
少し日が長くなり、少し目がかゆくなってきました。
いよいよつらい花粉が来てますね。今年は少ないことを願っています。
さて、加工場では今回古材の家の棟梁、小川さんが土台の墨つけを始めました!
今回使用する土台は6寸幅の檜です。(土台は新材です。) 日頃は4寸角を使っているので、見た人は大体「デカっ!」ってなります。
差金のパンッパンッて音に自信と慣れを感じます。慣れてない僕らからすると、とてもカッコ良いです!
今回は化粧物が多いので、赤い弁柄という粉をとかした墨を使っています。(土台は化粧ではありませんが)
これで墨をしておけば、後々墨がいらなくなった時に水ぶきで墨が落とせるのです。
これは小川さんの墨壷です。 大工の三種の神器と呼ばれる道具の一つです!
よーくみると、何か生き物が彫られているのがわかりますか?
正解は次回。お楽しみに!