• March
    23
    2013

    関東間と関西間

    今日もお疲れ様です。

    大工工事部の福田です。


    「関東間」・「関西間」・「団地間」・・・・、

    畳の大きさの決め方(柱割、畳割り)により、

    基準となる1間の寸法の違いなど、地域によって出てきますが、

    今日は、建築の違いの話ではなく、

    エスカレーターの話。(笑)


    この間の日曜日に、面接官として採用活動をしに、
    大阪まで行ってきました。

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    関西方面はなんとなくエスカレーターを左側通行だと知ってましたが、

    新大阪駅が右側通行(関東通行)。←勝手に呼び名つけちゃいましたが・・・

    んで、一駅違いの大阪駅が左側通行(関西通行)!!

    えっ、ここが境目なの!?
    しかも、名前も「新」がつくかつかないかの駅で!?
    新大阪駅は、新幹線が停まるからか!?

    これを読んでいる大工志望の学生さん、教えてくださいsurprise

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    福田 昌平(ふくだしょうへい)

    一級建築大工技能士

  • March
    22
    2013

    鉛筆の削り方

    こんばんは、お疲れ様です。

    大工工事部の福田昌平です。


    昔から大工さんといえば、耳に鉛筆をさしているイメージがあると思いますが、

    文明が進化した現代でも使ってますよ。鉛筆!

    多機能ボールペンも愛用してますが・・・。


    鉛筆って使い方によっていろいろな削り方をすると思うのですが、

    大工さんの鉛筆の特徴は、削る部分から芯まで一つの面を作ることではないでしょうか。

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    この面が定規代わりになりますし、
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    狭い場所でも正確に、墨ができるようにと考えられています。
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    だから、小さくなってもジョイントでつないで、鉛筆一本ですら大事に使っています。
    (三菱のHi-uniなんて一本定価140円ですからね・・・)

    前回の鉛筆も、ちゃんと最後まで働いてくれました。wink
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    福田 昌平(ふくだしょうへい)

    一級建築大工技能士

  • March
    18
    2013

    勝負

    こんばんは。大工の山中です。

    「絶対に負けられない戦いがそこにはある。」

    心の底から熱くなる一言です。

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    私たちは皆、幾度となく「勝負」を繰り返しながら日々を送っていますね。

     
    仕事であればプレゼンの日であったり。
     
    毎朝の目覚ましとの戦いであったり。

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    どうすれば勝てるのか。

     
    準備に準備を重ねて自信を持って臨むのか。
     
    その日の自分の出来次第と腹をくくるのか。
     
    グーかパーか、それともチョキか。

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    大工さんの「勝負」は木材と木材を合わせる瞬間です。

     
    いかに美しくピッタリとくっつけることが出来るか。
     
    その時はついていても、木材の収縮により数か月後数年後には離れていたりもする。
     
    それをいかに離れないような仕事をするか。
     
    大工の力量が試されます。

     
    絶対に負けられない、勝つから楽しいんです。

     

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    山中 康誌(やまなか こうじ)

    一級建築大工技能士

  • March
    15
    2013

    なでしこ大工

    こんばんは。大工の山中です。

    高学歴大工集団・・・平成建設の特色の一つです。

    大学出てまで大工になろうとする物好きの集団とも言えます。

    それに加えて女性である・・・半端ない意志を感じます。

    見た目は普通の女の子が、ニッカを履いてげんのうを振り回す。

    平成建設の現場ではそんな光景が自然とあります。

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    床を貼るなでしこ大工

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    なでしことカンナ

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    加工機を使いこなすなでしこ大工

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    木下地を組むなでしこ

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    なでしこ大工による造作

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    なでしこ石膏ボードを貼る


    現場に咲く一輪の花。

    女子サッカー日本代表のように輝ける気がするのは自分だけでしょうか?
     

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    山中 康誌(やまなか こうじ)

    一級建築大工技能士

  • March
    14
    2013

    また、つまらぬ物を斬ってしまった

    はじめまして、大工3年目の原田です!

    流れに乗ってブログ参戦です、よろしくお願いします。

    さてさて、最初だし何を書こうかな~と会社をブラブラしていると砥ぎ場にいる1、2年生達を発見。

    週末の技術テストに向けて鑿(のみ)を研いでいましたがうまくいっていない様子・・・

    『原田さ~ん、何が悪いんですかね~、どこを直せばいいんですかね~』

    『そうだな・・・顔かな』

    なんて冗談を交わしながら話をしますが、これがなかなか難しい問題。

    大工は『穴ほり3年、鋸5年、墨がけ8年、砥ぎ一生』、、、


    砥ぎ一生??

    砥ぎ一生!!!



    と言うぐらい研ぐというのは奥が深く難しいんです( ̄  ̄;)うーん  

     『コツもあるとは思うけど、道具と向き合った時間と研いだ量で得られる『感覚』が大事だぞ!』 
    と、今かなりの時間を費やして考えた言葉を明日言ってみようと思います。

    今日は言えませんでした・・・




    いい刺激を受け、さっそく家に帰って造作用の【追入れ鑿(おういれのみ)】を6本研ぐことに。



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    一心不乱に研ぐこと4時間!



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    う、美しい、、、ルパン三世、石川五エ衛門の名刀【斬鉄剣】を彷彿とさせる輝き。

    腕前はまだまだですが、現時点で納得のいく仕上がりになりました。

    いつか言ってみたいあの言葉

    『また、つまらぬ物を斬ってしまった…』 by石川五エ衛門

    何でも斬る事ができる斬鉄剣だからこそ言えるこの一言。

    いつか胸を張って言える時が来るように日々精進です!



    と、何やらシンクの下から気配が…



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    名刀【関 孫六】が研いで欲しそうにこちらを見ています。

    ちなみに平成建設の男子は料理好きもチラホラ、女子力高めです(笑)。ついでだったのでこちらも研いでみました。
    これなら斬鉄剣で唯一斬る事ができない【コンニャク】もスパスパ切れそうです。

    皆さんも包丁が切れなくなった際は知り合いの大工さんにお願いすればピッカピカにしてもらえるかもしれませんよ!

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    原田 宗広(はらだ むねひろ)

    一級建築大工技能士|二級建築士

大工の日々―平成建設職人集団
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