• September
    25
    2013

    木が光ってる!?

    最近、朝晩が寒くなってきて、皆様体調は崩されていませんか?

     

    こんにちは、宮下です。

     

    今、私が担当させて頂いている現場で、玄関庇の柱を支える沓石を据えるのですが、

     

    先日、石屋さんにサンプルをいただきました。

     

    黒御影の《本磨き仕上げ》と《バーナー仕上げ》の2種類です。

     

     

    石の種類は一緒なのですが、仕上げの仕方によってこんなにも違うんだなぁと、関心していました。

     

    石材屋さんの店頭とかを見てみるとツルッツルッに光った石が並んでいたりしますよね。(ド〇えもんとか・・・)

     

    石屋さんはを、

     

    左官屋さんはを、

     

    そして、大工さんはを光らせるのです。

     

     

     

     

     

    仕上げ方は様々ですが、やっぱり鉋で仕上げた木材の輝きは目を見張るものがあります。

     

    大工が手間暇かけて研いだ刃、光を透かせて絶妙に調整した台の鉋で仕上げられているのですから当然ですね。

     

     

     

     

    これは2年ほど前に、思いつきでつくった、ケヤキのバットです。

     

    木工旋盤で形成し、サンドペーパーで丁寧に仕上げ、最後には8000番という細かい目で仕上げたら、、、

     

    2年たった今も光ってます。。。

     

     

    鉋でも、サンドペーパーでも、光った仕上がりを見るのは気持ちがいいですねyes

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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    宮下 貴之(みやした たかゆき)

    一級建築大工技能士

  • September
    11
    2013

    ステップアップ

    もう一人の水曜担当・原田が、『水曜どうでしょう!』などと言っていたせいか、本家の方の新作がでるみたいですね。

     

    こんにちは、みやっちこと宮下です。smiley

     

     

     

    先日、ちょっと変わった階段を作りました。

     

    鉄骨と木のコラボ階段です。

     

    床板が張られているのです!裏にも貼ってあります!黒くてかっこいい!

     

    床で使用した木材を使ったのですが、実にかっこいい!

     

    お客様のこだわりの材料だけに、出来栄えには大変満足していただけました。

     

     

     

    私は、家を建てるという工程の中で、一番好きなのが階段です。

     

    一階から二階まで繋がるこの道を、下から徐々に繋げていくこの作業。

     

    日を追うごとにできていく様、開通したその瞬間、それぞれが充実感を与えてくれます。

     

    私は大工歴8年になりますが、今までにいろいろな階段を造らせていただきました。

     

     

     

    デビュー作は、既製品の階段。

     

    一直線に伸びるこの階段は一人前の大工への階段を登っていくかのようでした。

     

    デビュー作!階段好きになるきっかけになりました。

     

    初めての階段は先輩に見守られながら、ものすごく時間がかかりましたが、完成した日の夜に開通式だ!と言われご飯に連れて行ってもらいました。

     

    すごくうれしくて今でもしっかり覚えています。

     

     

     

    その後、「暖炉を囲む踊り場のあるストリップ階段」や「下がアールになっている階段」、「踏板の下が収納になっている箱階段」など

     

    少し変わった階段を造らさせて頂きました。

     

    右下に隠れているのが私です。完成!材料は大きな一枚の集成材の板から切り出しました。一段目の小さな空間も収納にします。こちらも三層パネルという板から切り出しました。開通!

     

    そんなちょっと変わった階段を造る度に、色々と他の場所との取り合いや納まりを考え、

     

    大工としても少しずつ自信がついていったように思います。

     

    まさに「大工の階段の~ぼる~♪」な感じです。

     

    大工の腕の見せ場は階段以外にも山ほどありますが、ちょこっとだけ語ってみましたwink

     

    階段を少しこだわってみたいというお客様!楽しみに待ってますよ~!

     

     

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    宮下 貴之(みやした たかゆき)

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  • August
    28
    2013

    30歳のあだ名

    おはようございます。大工工事部の宮下貴之です。

    久しぶりの投稿となりましたが、今後は定期的にアップしていきますので、よろしくお願いします。

    というわけで、今回は自己紹介もかねて投稿させていただきます。

    突然ですが、皆さんはどんなあだ名で呼ばれていますか?

    平成建設では、お互いを呼ぶときに下の名前で呼んだり、ときにはあだ名で呼んだりします。

    社員数500名を超える平成建設では、同じ名字の社員が多くいるので仕方がありませんね。

    もちろん、お客様や、業者さんの前では名字で呼びますが・・・

    ちなみに、私のあだ名は「みやっち」です。blush

    中学生の頃から、「みやっち」です。cheeky

    社長から呼ばれるときも、「みやっち」です。surprise

    後輩からは、「みやっちさん」と呼ばれてみたり。wink

    中学生の頃、「みやっち」とつけた友人曰く、当時流行っていた「たまごっち」からとったとか・・・

    あだ名で呼ばれることは、大変ありがたいことなのですが・・・

    実は私、今年30歳になったんです・・・

    3月には、長男も生まれたんです・・・

    いつまで、「みやっち」と呼ばれるのでしょう・・・

    息子から「みやっち~」と呼ばれる前には、卒業したいです・・・

    みやっちとその息子です(笑)

     

     

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    宮下 貴之(みやした たかゆき)

    一級建築大工技能士

  • March
    11
    2013

    木のぬくもり

    はじめまして、宮下と申します。

    人生初ブログで、緊張してますが、これからよろしくお願いします!wink

    初投稿は、私が普段仕事で使っているお気に入りの道具を紹介したいと思います。

    image

    まずは、常に腰袋に入っている、カッターです。

    普通のカッターですが、紫檀(したん)という銘木で外が巻かれています。

    大工になったときに、初めて買った手道具です。

    今現在も現役で、7年物になりました。

    image

    同じく、常に腰袋に入っている玄能(げんのう)です。

    釘を打ったり、材料を微調整したりするときに使いますが、大工さんによってそれぞれ、柄の太さや長さ、材種など自分好みに変えてます。

    私の柄は、鉄刀木(たがやさん)という、床柱などに使われる銘木です。

    高級感のある黒、独特の木目がお気に入りです。

    こちらも現役、7年物になります。

    image

    こちらは、ケヤキの名刺入れです。

    金具を一切使わずに、すべて木だけでできています。

    大工工事部の上司、Sさんが作っているのを欲しそうにジーっと見ていたら、くれました(笑)

    お客様にご挨拶する際や、業者さんとの名刺交換の時に、自慢気に出してますcool

    image

    最後は、多機能ボールペン。

    にぎり部分がウイスキーの樽材、楢(オーク)でできています。

    にぎっていて疲れない等の機能はありません。見た目重視です(笑)



    私は、物持ちが良い方ではないのですが、この4点はなくしたり、壊れたりすることなく長年愛用しています。

    そして、古びれることなく、味を出しながら共に成長してきた大事な道具となりました。

    やはり、それぞれ違った表情がある木は、一点ものとなり、愛着がわいてきます。

    これから先も、大事に使っていきますので、頼みますよ~yes

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    宮下 貴之(みやした たかゆき)

    一級建築大工技能士

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