• September
    19
    2013

    等間隔の美

    こんにちは!水曜日の原田です。

     

    僕が今いる現場は入母屋の建物なのですが、先日矢切り(やぎり)部分に妻格子が入りました!

     

     

    見てください、この見事なストライプ!

     

    全長約10m、格子の数150本以上!!!

     

    とりわけ奇抜で斬新なものがデザインとして注目されることが多いと思いますが

     

    個人的にはこういった規則的に揃ったものの美しさが好きです。

     

    皆さんはどういった場所に美を感じますか?

     

     

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    原田 宗広(はらだ むねひろ)

    一級建築大工技能士|二級建築士

  • September
    17
    2013

    勉強会

    大工の寺本です。

    勉強会ということで、静岡市にある駿府城公園に会社の大工さん達と行ってきました。

     

    現在、駿府城公園では、坤櫓(ひつじさるやぐら)の復元工事を行っています。

    今回は先立って復元された巽櫓(たつみやぐら)と同じ園内にある紅葉山公園の茶室を見学に行ってきました。

     

    まずは巽櫓。

    奥のほうでなにやら雨仕舞の話をしているのは謙治さんと篠原さん。

    篠原さんとは現在同じ現場で木工事真っ最中です。

    手前では、何やら和田さんが天井の梁を見て思いふけっています。

    城建築は、寺社仏閣とは違い、戦いの場としての機能があり鉄砲を打つための窓や、下から上ってくる敵に石を落すために床が開くところがあったりと

    根本的に考え方が違います。柱も七寸角はあります。丈夫です。開口部も少なく、格子がついてます。

    それに引き換えこちら。

     

    大きな開口に、線の細いシルエット。違いが分かりますか??

    こちらが紅葉山庭園の茶室が付随する建物です。

    年代も違いますが、用途が違います。大きな開口から庭を眺めお茶を嗜む。贅沢です。

    室内側から

    廻縁の納まりについての説明を謙治さんがしてくれています。

    数寄屋建築では、廻縁、畳寄せ、など普段であれば留めになる部分を留めにはせず、室内から見て時計回りに材料が勝っているとのこと。

     

    謙治さんに質問。

    「なんでそんななってるんですか??」

    「いろんな説があるけど正直なとこ、わからんね。」

    うーーーん。奥が深い。。。

     

     

    こちらが茶室。

    みんなが大きくなったって??

    この感じだと和田さんは2メートルオーバーの巨人って感じですか。。

    でも和田さんは阪神ファンです。

     

    僕も野球は阪神ですね。僕も和田さんも関西出身ですから。

     

    いつかは地元に帰って、京都の町屋の修復とかやりたい!!!と再度思わせてくれた一日でした。。

     

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    寺本 達哉(てらもと たつや)

    二級建築大工技能士

  • September
    17
    2013

    めんどくさい人

    みなさん本日もおつかれさまです。

    大工のいなぎです。

    この鋸、鉋の口を包むために作りました。

     

     

     

    台打ち専用ならもっとRをきつくしてもよかったね。

     

     

    口は狭くないとよろしくないが包む必要はありません。

    だけど包みます。かっこいいから。

     

    台打ちに使う前に現場ですごく調子良かったです。

    やりにくい作業なら仕事にあわせて道具も作っちゃえばいいんですよね。

    分かっていたつもりでしたが。

     

     

    鋸の柄は自分で作って据え変えてます。好みがあるし、太さとか見た目とか。

    自分の道具って感じがしていいもんです。据えるのも簡単だし。

    数年前から刃物もお店でなく直接鍛冶屋さんに頼めるときは頼んで作ってもらうようにしてます。

    もちろん直接会って。

    そのほうが気持ち入れて作ってくれそうな気がしませんか?

     

    まあ歳とるにつれどんどんめんどくさい人になってるってことです。

     

     

     

     

     

     

     

     

    おっきいのとちっちゃいの。

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    稲木 重夫(いなぎ しげお)
  • September
    13
    2013

    出身

    こんばんは。

    先日、B'zのライブに行って、妙にハイテンションな油谷です。もいっかい行きたいなぁ。cool

     

    さて、先日後輩からこんな話が

    「出身って生まれた場所のことをいうんですか?育った場所のことをいうんですか?」

     

    どうやら、お父さんが転勤族だったらしく、生まれと育ちが違うので出身をいうのにいつも悩むらしいです。

     

    うん。僕の父も転勤族だったので、その気持ちはよくわかります。

    みなさんはこんなとき、どちらを出身といいますか?

     

    というわけで、辞書を引いて調べてみました。

    「その人が生まれた土地。また、育った土地。」

     

    「どっちでもええんかい!!」

    と、辞書にひとつっこみ(笑)

     

    どっちでもいいらしいです。自分が出身だと思うところを言いましょう。

     

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    油谷 友弥(ゆたに ともや)

    一級建築大工技能士

  • September
    12
    2013

    漆塗り

    最近少しずつ涼しくなってきましたね!

    高橋です。

     

    さて、今自分の入っている現場では、漆塗りの第一陣が終了しました‼

    漆は天然樹脂塗料なので、環境にも人にも優しいんです‼

     

     

    今回漆を塗ったのは、地下室の壁と床(杉)、けやきの床、和室の材料(けやき)、宴会室の梁(杉)です。

     

    その量は…

    大量‼‼

     

    職人さん達も、こんなに漆を塗っている住宅は滅多にない!とおっしゃってました。

     

     

    それではビフォーアフターをどうぞ‼

    けやきの床

    これが・・・

     

    地下室の壁と床

    これが・・・

    どうでしょう?写真だとわかりにくいかもしれませんが、凄くいい色合いになりました!

    みてわかる通り、同じ漆を使っているにもかかわらず、杉とけやきで吸い込みが違う為、色合いが全く違います!!

     ちなみに、ビフォーアフターはありませんが、

     

    宴会室の梁

     

    今回、塗る回数は場所によって違いますが、塗れば塗るほど味が出るそうです。

     

    漆を壁や床に塗っているのを初めてみましたが、言葉では言い表せない独特の雰囲気がありました‼

     

    とても貴重な体験でした。

     

     

    ちなみに…

    乾いてしまえばなんでもないんですが、塗っている最中は敏感な人は

    かぶれちゃいます!とても痒いそうです!

     

     

    僕は…

    まったくかぶれませんでしたけど…

    ではまた!!

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