もう一人の水曜担当・原田が、『水曜どうでしょう!』などと言っていたせいか、本家の方の新作がでるみたいですね。
こんにちは、みやっちこと宮下です。
先日、ちょっと変わった階段を作りました。
鉄骨と木のコラボ階段です。
床で使用した木材を使ったのですが、実にかっこいい!
お客様のこだわりの材料だけに、出来栄えには大変満足していただけました。
私は、家を建てるという工程の中で、一番好きなのが階段です。
一階から二階まで繋がるこの道を、下から徐々に繋げていくこの作業。
日を追うごとにできていく様、開通したその瞬間、それぞれが充実感を与えてくれます。
私は大工歴8年になりますが、今までにいろいろな階段を造らせていただきました。
デビュー作は、既製品の階段。
一直線に伸びるこの階段は一人前の大工への階段を登っていくかのようでした。
初めての階段は先輩に見守られながら、ものすごく時間がかかりましたが、完成した日の夜に開通式だ!と言われご飯に連れて行ってもらいました。
すごくうれしくて今でもしっかり覚えています。
その後、「暖炉を囲む踊り場のあるストリップ階段」や「下がアールになっている階段」、「踏板の下が収納になっている箱階段」など
少し変わった階段を造らさせて頂きました。
そんなちょっと変わった階段を造る度に、色々と他の場所との取り合いや納まりを考え、
大工としても少しずつ自信がついていったように思います。
まさに「大工の階段の~ぼる~♪」な感じです。
大工の腕の見せ場は階段以外にも山ほどありますが、ちょこっとだけ語ってみました
階段を少しこだわってみたいというお客様!楽しみに待ってますよ~!
こんばんは。大工の山中です。
皆さんピザはお好きですか?
私たまにピザを作るのですが、生地作りとかけっこう簡単なんです。
でもピザ窯作りはそんな簡単ではありません。
そう私、ピザ窯から作るピザ職人なんです。
と大きく出たものの、実際は友人の左官職人が作るのを手伝ったという方が正しいですね。
左官の技術で作るピザ窯、しかも移動式です。
左官って本当にいいですね。
ちなみにピザを窯に送る道具をピザピールというのですが、それは大工の私がこしらえました。
それっぽく・・・なんとなく・・・。
ここ一週間、天気が予報通りいかず大変ですよね。
今週は予報通りに、とお願いする今日この頃、
みなさま、お疲れ様です。福田です。
平成建設では、内製化や工務・大工が職人などが特徴なのですが、
やはり、作り手の責任感の違いが、現場では大きく感じ取れると思います。
具体的な一例をあげると、これではないでしょうか!
見てください!!
この光が全く漏れてない定規を!!!
つまり、基礎の立ち上がりがすべて違うところの土台が、
限りなく一直線であるということ。
こういった目には見えないところに、
基礎を打つ工務部・土台を伏せる大工工事部の責任感や誇りを感じます。
弊社では、基礎天端±0㎜、土台天端±0㎜を目指す努力をしています。
これらを目指すことにより、
・床の水平
・柱が真直ぐに建つ
・内造作の施工のし易さ
・建具の不具合が少ない
など他にもたくさんの良いことに繋がります。
そして何より、
ろくでなし(陸でなし=水平でない)ではなく、背骨が真直ぐであるのが
『人』も『家』も、気持ちいいですよね
こんばんは!新人大工の内藤です。
今回は以前から予告していた、木製名札製作リベンジの模様をお見せしたいと思います。 以前の記事はこちらをご覧ください。
まず、使う材料と道具はこちら。
この名札作りは仕事と関係なく趣味でやっている事もあり、いかに「安く」「手軽に」それでいて「見栄えよく」作れるかがポイントの一つです。
ということで、道具や材料もホームセンターなどで簡単に手に入るものばかり。
杉板も、端材ならば1枚70円というお手頃価格です!
さて、名札作りで最も重要となる、文字を入れる作業。
完成した名札を見た社員の方々からは「これどうやって文字入れたの?」と口々に聞かれますが、
…実は、ただの手書きです。(笑)
以下、その手順をご紹介します!
まずは、下書きとなるデザインを木の表面に転写します。
転写には、カーボン紙を使ってなぞる方法などもあるようですが、今回はインターネットで調べて知った、「トナー式コピー機で印刷したものをマニキュア除光液で色移りさせる」という方法を試してみました。
あらかじめ反転して印刷したデザインを木に仮止めして、除光液をたっぷり染み込ませて叩いたり擦ったりすると…
このように、少しかすれた感じでデザインが転写されます。
これはこれでアンティーク雑貨などに似合いそうな転写具合なのですが、名札の文字がかすれているわけにもいかないので、ここに色を上塗りしていきます。
この細かいデザインに、なるべく滲ませずに上手く色をつけるには何がいいかな~、と身近なものを色々と試してみた結果…
意外にも、ジェルインクの4色ボールペンがとてもいい働きをしてくれました!
まさに「安くてお手軽」です。
あとは必要な寸法に木取った後、表面をニスで仕上げて、裏に名札用クリップを接着して完成です!
鋸が曲がって文字が若干右上がりになってしまいましたが、ご愛嬌ということで…(汗)
前回製作したものとの比較がこちら。前回とは木目の向きを変えて、幅・厚さともに少しスリムになっています。
両方とも同じ一枚の杉板から作ったものですが、木取りの場所や方向によって完成品の見た目が大きく変わるのも、木材加工の面白い所です。
完成品を胸につけるとこんな感じです。心なしか仕事に対するモチベーションも少し上がる気がします!
もし現場などでこの名札をつけた大工を見かけたら、ぜひお気軽に声を掛けてくださいね!
それでは皆様、よい週末を!
こんにちは 大工の北村です。
9月2日の日本経済新聞でこんな記事を見つけました。
天然スギの家屋 脳の疲れ 急速に回復 九州大研究グループ
記事によると、
天然の国産スギの家と、合板など新建材の家とでは住み心地に差があるのかを、それぞれ実験棟を建てて【脳科学・生理学・心理学】の観点から比較したそうで、実験の結果、国産スギの家は【新建材の家と比べて脳の疲れを急速に回復させる効果があること】がわかったそうです。
研究グループの清水教授は、
「被験者の脳と体は天然材の方が良い傾向を示した」
とコメントしており、
「スギの香りが影響したのでは」
とのこと。
私は学者さんではありませんので科学的なことはわかりませんが、
なんとなく納得・・・ いやただの感覚ですが。
でも、毎日のようにスギやヒノキのみならず、ベニアをはじめとする新建材も切ったり削ったりしている身としては、そうだろうな~って思うんです。
みなさんも同じ感覚ではないですか?
じゃあ 新建材使わないで無垢材だけで家建てようよ!!ってことになるんですが、世の中そんなに単純じゃない(´Д` )
今や新建材を全く使用しないで家を建てることは大変なことになってしまっているのが実情です。
構造用の合板をはじめ、綺麗な木目のシートが貼られた造作建材、MDFやパーチクルボードなどなど、どれも安価で施工性がよく、戦後の住宅の普及に大きく貢献してきたことも事実。
しかしこの先・・・
住宅にも健康志向の波が押し寄せてます。そして、戦後植林された木が伐採の時期を迎えています。
国の政策としても木材利用ポイント制度が動き出しました。
これからの家は、大工が丁寧に造った、無垢材をたくさん使った木の香りがするやすらぎの空間がいいと思います。
もし私が住まうならそういう家を建てたいなぁ( ´ ▽ ` )
こんな想いに共感してくださったみなさん、私たちと一緒に素敵なおうち建てませんか...