現場へ向かう途中、キンモクセイの香りに秋を感じながら、
なんだか気分が上がります。
キンモクセイの香り、すごく好きなんです。
こんにちは、大工の宮下です。
すっかり秋ですねぇ、いろんなところで「〇〇の秋」というフレーズを聞きますが、
私は、この前の日曜日、
『ライジングサンマフェスティバル』に行ってきました。
震災の復興支援イベントとして、沼津港で2年前から催されているイベントなのですが、
沼津市民としてお恥ずかしながら、今年初めて知りました。。。
気仙沼で水揚げされたサンマ1000匹が提供されていました。
10時から開始でしたが、すでに大勢の人が並んでいてビックリ!
威勢のいい沼津港の職員さんが焼いてくれているのを見ながら、
思ったより早く順番が。。。
脂がのっていて、美味しくいただきました!
サンマで秋を感じた日曜日でした。。。
おはようございます。大工の山中です。
今日は仲間の紹介、
こちらが大工歴0年、後澤です。
加工場で家具に使う木材を仕上げてる様子ですね。
現場名は後澤様邸改修工事・・・・・そうこれ日曜大工、Do It Yourselfです!
つまりこれは後澤の仮の姿、本当の後澤は・・・
設計士です
設計士が描き、大工が作る。そして建築は形となります。
けれども設計士は描くだけ、大工は作るだけ、それではお互いを理解できません。
時には設計も玄能を振り、時には大工もペンを握る。
相手に歩み寄ることが大切ですね・・・設計と大工に限らず。
まあそれはともかく、設計士も大工も技術屋です。
日曜大工後澤を見てるとやっぱり感じます。
みんなものづくりが好きだと
おはようございます。 福田です。
タイトルの意味わかりませんね。すみません。
10月4日の春日のブログタイトルが面白かったのでつい・・・(汗)
昨日の日曜日は、雨予報だったので午前中に加工場でも行って、
ちょこちょこっと作ろうと思っているものがありました。
だいぶ前ですが、作業中によくタオルをかぶっているからと、お施主様から
プレゼントしていただいたものです。
そう、桐箱入りの、今治高級タオルです。
その箱を利用して、鑿やらスコヤ(直角定規)など、造作作業時の道具一式を入れる
道具箱を作ろうかなと思っていたのですが・・・
しかも、遊び心で字をそのままに残しておくのも面白いかなと思いながら・・・
はい、昨日は快晴です!!
現場・・・じゃなかった、家場監督が
『あなた、子どもと公園に行ってサッカーをする約束をしてなかった?』
「はい、してました。ええ、加工場なんかに行きませんよ。」
「よし、公園に行ってきま~す。」
こんにちは!新人大工の内藤です。
先月の連休のとき、実家の両親が修善寺に一泊しに行くというので、途中で合流して同行することになりました。
宿泊先は、明治5年創業で修善寺の老舗旅館の一つとして知られる「新井旅館」という所だったのですが、この新井旅館、館内の15棟もの建造物が登録有形文化財であるというだけあって、自分のような古建築好きには非常に楽しめる旅館でした!
玄関からロビーを抜けると、池に面した縁となっている廊下があったり、
奥へ行くと、さらに大きな池の上に客室がせり出して作られていたりと、館内どこを見ても風情が満点です。
ちなみに、上のほうの写真にも写っている、明治32年に作られたという、棟と棟とをつなぐ「渡りの橋」。
周りの自然や地形の都合上、手前と奥とで勾配の異なる太鼓橋となっているのですが、床から欄干までの高さを手前から奥へ行くにつれて徐々に変えていくことにより、視覚的に急勾配を感じさせないように作られているそうで、100年前の大工のそうした心配りにも感心するばかりです。
また、「天平風呂」と名づけられた大浴場は、法隆寺の食堂(じきどう)を模して昭和9年に作られたものだそうで、まるで寺院建築の中にいるかのような荘厳な雰囲気の中で温泉につかることができます。
柱や梁は台湾から檜の巨大な芯去り材を運び込み、柱の根元に据えられた石は20人がかりで1日数十cmずつ動かしてようやく運び入れ、浴槽の縁の岩はもともとこの場にあった岩を削って形作ったものだそうです。
こうした、自然を見事に取り入れて大々的に作り上げる木造の日本建築というのは、現在では様々な法律の規制によって、新たに建築することはほぼ不可能な状況ですが、そうした中、せめていま残っている歴史的価値のある建物だけでも文化財として保護していくのは、非常に大切なことだと思います。
また、文化財というと、国宝や重要文化財といったメジャー級なものばかりが注目されがちですが、新井旅館のように、ただ建物を保護するのみならず、その建物を実際に使って、活用しながら残していく登録有形文化財の姿というのもなかなか素敵なものです。
みなさんも是非、身近にある文化財建造物に少し足を運んでみて、その建物がもつ歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
こんにちは 北村です。
大工の世界でよく言われる言葉
穴掘り3年
鋸5年
墨かけ8年
研ぎ一生
大工の技を磨く上で、刃物がよく切れることは絶対条件であります。
なので大工は「研ぎ」と「砥石選び」にはそれなりの時間とお金をつぎ込みます。
というわけで、今日は僕が愛用している砥石くんたちをちょっと紹介。
左から、中砥石(人造)、仕上げ砥石(人造)、仕上げ砥石(天然)×4 名倉砥石(天然コッパ)
天然砥石はそれぞれ採掘される山や地層の深さの違いにより性質も違います。
たくさんあるなぁと思われる方もいると思いますが、研ぐ物(鑿や鉋)の種類や刃物(鋼)との相性によって使い分けてます。
そして研ぎですが、
刃物を真っ平らに研ぎあげることが、よく切れる刃物の基本的な条件ですので、
どういうことかと言うと、こんなかんじ。
砥石と刃物が吸い付いて離れないこの状態がしっかり研げる基本のキ
工業化が進み、機械が大半の仕事をしてくれる今でも、細かな造作や伝統的な和の空間などを作るにはよく切れる刃物と大工の技が必要なんです。
だからこの仕事は楽しいんだと思います。