先週の土曜日に無事、現在担当している現場の木工事が完了しました。
この先は、大工としてではなく監督としてクロス工事等々の、仕上げ工事を行っていきます。
引き渡しは12月中ごろの予定。。また仕上がり具合を写真撮ってアップするかも??ね??
今日の本題はこっち↓
これが一級技能士の課題で作る「振れ隅」です。
隅木が45度ではなく、30度と60度とかになっているわけです。
今年から受験資格があるので今回挑戦してみることにしました!!
ちなみに、僕が2級技能士を受かった時の課題は↓
これは「振れ垂木」
どっちも「振れ」てます。振れると難しいんです。
詳しいことは今後のブログで。。。
こんにちは。油谷です。
先日、宮下さんがブログで紹介した「おっかけ」ですが、実は僕も同じ継ぎ手の刻みをやっています。
加工前の材料です。化粧となるのは下端の一部なので、上端の仕口はプレカットされた状態で、搬入されました。
この材料に墨付けするのですが、仕口がプレカットされているので継ぎ手位置を間違えると取り返しがつきません。
なので、何回も墨を確認しながら、おそるおそる刻んでいきます。
刻み途中の状態です。やはり慣れていないので、すごく時間がかかってます。
こうやって自分で加工してみると、「昔の大工はこれを当たり前のようにやってたんだよなぁ。」
などと、改めて実感させられます。
なんとか、刻み終わりました。
このあと仮組みをしつつ、微調整していきます。
「まだまだ精進が足りないなぁ。」と思いつつも、
「できるようになりたいから、頑張ろう。」と思う今日この頃でした。
ついに11月ですね!!
高橋です。
現在現場では、茶の間の施工が行われています。
先日もお話しましたが、茶の間の天井の網代の一部を自分たちで編みました!
どうでしょう?
手作り感が少し出てますよね??
作り方は...
薄い木の皮を、規則にしたがって一枚一枚編んでいくだけです。
が、途中で頭が混乱してきます...。
規則を間違えないように編んでいるところです。
で、編み終わりました!!
これを、あらかじめ用意してあったベニヤに、両面テープとボンドで固定します!!
そして、余分な部分をカットし、天井に収めれば一枚目の写真のようになります!
案外簡単そうですよね?
でもやってみると難しい!!
難しかったですが、すごくいい経験になりました!!
ちなみに、こちらが自分たちで編んでない網代
編み方は少し違いますが、どちらも味があってかっこいいですよね!
さて、隣では丸太の格天井に天井板が伏せられています。
これまたかっこいい!
和室や茶の間は、様々な造作仕事があって面白いし、かっこいいです!!古きよき日本といった感じですかね。
これを手早くやってのける先輩もまたすごい!
いつかは自分もそうなりたいものです。
1月生まれですが、寒いのは苦手です。
こんにちは、宮下です。
ここ数回、仕事とは関係のない投稿が続きましたが、
決して仕事してなかったわけではありません(笑)
これを作っていたのです。
実は先日、担当させていただいているH様邸がついに上棟したのです。
H様邸、本体部分はSE構法を採用し、軸組はプレカットなのですが、
玄関先の土庇は、プレカットでは対応できないため、手刻みで造りました。
材木屋から荒木の状態で材木を仕入れ、
製材→仕上げ→墨付け→刻みを本社の加工場で行っていました。
タイトルにある「おっかけ」は一枚目の写真の継手の名前です。
伝統的な継手の一つで、最も強い継手のひとつとされています。
金物がない時代からの伝統的な継手がプレカットできないことにも驚きですが、
強度も備わっているという、先人の偉大さを改めて実感させられます。
次回は、上棟の様子を紹介したいと思います。
こんばんは。大工の山中です。
先日行った技術テスト、実はみんなの真剣な顔を撮れる良い機会でもあるんです。
でも撮れるのは真剣な顔だけじゃなく・・・
なでしこ大工の女子会も撮れました。
試験中は気が張ってたので、昼休みは皆リラックスしてます。
こっちでは大工1年目の同期会が始まってますね。
こっちは現在首都圏勤務と、元首都圏勤務が「そっちはどう?」と言い合ってますね・・・たぶん。
真剣な眼差しが並ぶ実技試験、
昼休みには気を緩め、
自信のない面持ちで道具検査をむかえ、
実技採点では一喜一憂、
試験を終えた人が増えるにつれ、加工場が笑顔で溢れていきます。
実技テストではホントに若手の色んな顔が見れました!
次回どんな顔が見れるか楽しみです。
そういえば厳しい試験官の油断した瞬間も・・・
福田さん!ご飯粒ついてますよ!!