こんばんは。大工2課の山中です。
2014年3月1日、行いました技術テスト。
秋に行ったのは構造系の課題でしたが、今回は造作系です。
毎度のことですが技術テストを行っていると観戦者がふらふらと現れます。
平成建設の宣伝隊長の相馬が来ては撮影に熱が入り、
たまたま現場の残材を下しに来た川原崎さんも撮影に加わり、
私の上司の壁谷さんが登場すると、張りつめていた空気をゆるめてくれました。
若手大工の真剣勝負を多くの人が注目しています。
注目を浴びる中、大きなケガもなく無事に終わりました。
受験者の皆さま、お疲れ様でした。
おはようございます。彫金師見習いの山中です。
みなさん「彫金」をご存じですか?
金属を彫り、アクセサリーや仏具などの飾り金具を作り上げる技法を「彫金」と言います。
金属を彫る・・・そう金属も彫れるんです。それが「彫金」。
そして彫金も極まると、こんな生き物まで表現出来てしまうんです!
このカマキリは、5年ほど前から師事している彫金作家の河合隆男さんの作品です。
私の撮影した写真で、この精巧さをお伝えしきれていないことが残念な限りです。
技術はもちろんのことですが、河合さんの観察眼と表現力に私は圧倒され、「尊敬」、その一言に尽きます。
また木とは違う、木よりも繊細な表現を可能とする金属への「憧れ」、それと同時に「嫉妬」も覚えます。
木で果たしてこの表現が可能なのか?
このままでなくても、違う表現でなんとかこの繊細さを表現できないだろうか?
なんてことをつい考えてしまいました。
私の彫金の腕は、ひよっこもひよっこです。それでも,
金属だろうと木だろうと素材を活かせる作り手になりたい。
おはようございます。大工の山中です。
以前ブログで寺本が紹介していましたが、
平成建設には「文化芸術祭」というイベントがあります。
昨年、2年ぶり2回目の芸術祭が行われました。
体育会系の会社ではありますが、最近では美大出身者もかなり増えています。
運動会や芸術祭は、仕事でしか接点のなかった社員の、意外な特技を発見できる面白いイベントだと思います。
前回は社員全員出展でしたが、今回は希望者のみでした。
私は大工、作るのが仕事です。
しかしながら芸術作品となると一気にハードルが上がります。
正直私の芸術を見る目は乏しいです・・・。
それでも作品作りは感性を磨くのにいいかと、今回も良い機会なので挑戦しました。
前回に引き続き、大学生の頃出会った造形作家の吉川さんという方に教えを乞いました。
制作時間を作るのは大変でしたが、作品を作ってるその時は夢中になれます。
「芸術祭」という、作品を作る機会がある会社、そんな平成建設に感謝です。
今回の作品 「菖蒲(あやめ)」 です。
あけましておめでとうございます。
今年も平成建設と共に、平成大工によるブログ「大工の日々」を宜しくお願い致します。
申し遅れました、大工2課の山中です。
昨年の今頃から、福田さんの熱い思いで始まった大工ブログ。
他の誰でもない、作り手の大工が発信していくんだと、
福田さんに続き私も、意気揚々と書き始めました。
デザイン部の強力なサポートもあり、無事にスタートすることは出来ました。
ただやっぱりやり続けることが1番大変です。
それでも、デザイン部からアドバイスを頂き気付かされ、
書き手の増加によりそれ以前よりもはるかに活気付き、
社内外からの「大工ブログ読みました」という声から、
また書こうという元気が湧きました。
多くの人に支えられこのブログも新年を迎えることが出来ました。
多くの人との出会いにより成長しました。
今年も皆さんと共に成長し続けたいと思います。
これからも続くお付き合いどうかよろしくお願い致します。
こんばんは。先日伐木を見てきた大工の山中です。
皆さんスギとヒノキの違いはご存知でしょうか?
写真の森の中にはスギとヒノキが混在しています。
スギとヒノキ、それにマツが日本で主に家の構造に使われる木材です。
ただし大工が普段目にするのは削られた木材がほとんどです。
立木の状態では、スギだかヒノキだか分からない大工は意外と多いんじゃないかと思います。
かくいう私も3年前ぐらいにやっと知りました。
左がスギで、右がヒノキですね。
切口を見れば分かりやすいのですが、樹皮の表情も全然違います。
写真のヒノキは樹皮がほぼめくれてます。最初の写真の左手前の木がヒノキですね。
大きな表皮がパリパリとめくれます。
左がスギで、右がヒノキの葉っぱです。
皆さん山に登った時にでも、注意して見てはどうでしょうか?
ちなみに・・・
左がスギの雄花、右がスギの雌花です。
雄花にスギ花粉がいっぱい詰まってるそうです。