原田です!
はい、あのブログの時間です。
と、ここで最近ブログをアップするメンバーが増えて、誰が何のブログを書いているかわからないと言ったことを耳にしました。
なのでここでおさらい。
ブログをよく見ていただいている方はご存知かもしれませんが、複数のメンバーで書いている『古材を使った鎌倉のT様邸』の記事執筆者は、、、
お馴染みブロガー平松哲朗、真面目ブロガー渡邊唯希、新人ブロガーの原田宗広の3人で基本的に運営していますのでよろしくお願いします。
あと2名控えていますが来年早々にデビューします!この現場はブログを上げないと名前さえ出してもらえないのです!世知辛い!
はい、記事に戻りたいと思います。平松さんのブログにも書かれていましたが上棟式が無事に終わりました。
そして鎌倉の家に神様からの贈り物、、、
世間ではりんごとパイナップルの売り上げが伸びているらしいです。
ペンはというと、、、刺さらないから現状維持とのこと
代わりにアイスピックの売れ行きが右肩上がりだとか
余談でした。りんごは大きさ比較用です、見ておわかりだと思いますがこの鯛、ゆとり世代ですね、まんまるです。
なのでこうしてやりました
包丁がボロボロになりました、、、のこぎりのように、、、からの
でかすぎて鯉に見える、、、美味しくいただきました。ありがとうございました。
さてさて現場ではぽかぽか陽気の日は皆で屋根に登っています
天井は化粧の杉の無垢材を使用しています。垂木も化粧なので繊細な仕事が続きます。
いつもなら抑えきれない勢いそのままに屋根を組み立てて行きますがそうはいかないジレンマ
こちらは化粧の杉板、黒く塗装されています
まずは杉板を貼っていきます、ここの屋根は6寸5分勾配となっております。
角度で言うと約33度!スキー場ならば上級コース。
ふくらはぎにかなりいい感じのネガティブがかかります
そして普段はベニヤを貼って剛性を出しますが、今回はその材料も杉材を使っています
剛性を出すために斜めに貼っていきます。初体験
部屋の中からはこんな感じ、粋だ!
いつもの何倍も時間を費やします、4人で1日働いてこれだけ
ブルーシートはこれからやる範囲です、先は長い。
ただここからまたひと仕事もふた仕事もあります。
斜めの野地板の後、断熱、防水、さらに下地野地、そこからやっと瓦や板金といった仕上がりの工事になります。
しばらくは屋根の上にいそうです。
来年も屋根の上から絶景をお届けすることが多くなりそうです。
それでは良いお年を!!!
PS.陰様でランキングも着々と上がってきております。2017年は1位になります、、、皆さんの力で(笑)
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ブログ村に飛びますがその時点で投票されています!先に言います!ありがとうございます!!!
おわり
約3年ぶりのブログになりました、かつては水曜日の原田などと息巻いていた時もありました。
更新しなくなって、もしや原田はクビになってしまったのではと思っていたごくごく少数の読者の皆様、、、
安心してください、履いてますよ。しっかりニッカを履いて仕事してますよ。クビになってませんよ!!
この3年間は色々ありまして、色々ありました。端的に言うと半年間静岡で大工を離れ営業職につき、8キロの増量に成功し、大工に戻って鎌倉へ飛びました。
体重は増えてもフットワークは軽めな32歳です。筋肉痛の日々です。
なんでブログを再開したかと言うとですね、鎌倉じゃないですか、、、雪の日にカマクラ作るじゃないですか、、、感動を共有したいじゃないですか、、、
ということでこれからまたブログ書きますのでお相手よろしくお願いします。
ともあれ本題はこの鎌倉の現場が凄いってことですね。
その現場は平松さんのブログで度々登場しているT様邸新築工事です。詳しくは平松ブログが1年くらい前から書かれているのでそちらの方で。
その現場の上棟シーンが感動的だったので紹介します。
昔々あるところにそれはそれは立派な大木がありました。
しかし、この大木が生活するには何をするにもこの世の中は狭すぎました。
そこで1本の木は世間のしがらみから逃れるために2つに分かれることを決めたました。
2つに別れることでそれぞれ別々の道に進む可能性も考えられました。ベンチ、テーブル、様々な家具類、建材、オブジェクトetc...
しかしもし可能であるならばまた1つになりたいと強く思っていましたとさ。
そんなお話、、、、、、、、、、
はい現実世界です。青いのとオレンジがのかっているのが元々は1本だった木です。これだと大きさがよくわかりませんがかなりデカい。
まずは片方がブーンと
そしてもう片方がブーンと
待ちに待った瞬間
ただ斜めに切っているだけに見えますがよーく見ると真ん中のあたりに段差があるんです。ズーム!
これは台持ち継ぎという継手の一種で比較的難しい継手に部類されます。
しかもこのスケールでしかも丸いですからね、これはもうやばいです。ちなみに刻んだのは平松さん。
ここに3日間付きっきりだったらしいです。そのかいあって、、、合体!!!!!!
ぴったりですね、きてますね。平松さんきてます。正直自分は3日間でもできるかどうか、、、
そして、この部材が入った場所は建物の棟部分にあたる棟木と呼ばれる箇所で、棟木が入り文字通り上棟となりました。
スケール感をわかりやすくするために比較対象を持ってきました。
右側の四角い材料が一般的な大きさで4寸角(12cm)です。こう見るといかに大きいかがわかります。
木材は同じ条件であれば長い1本の木の方が価値があります。それもこれだけ太く長い木になれば価値もさらにあがります。
ただ、2本の木を繋げた場合でも昔からの大工の技で繋がれた木は1本の木以上にプライスレスな価値があると僕は思います。
今回は棟木についてでしたが、この建物にはそこら中に大工の技が散りばめられているので皆さんによい仕事を見せられると思います。
また、ブログも数人で回していくと思うので楽しみにしてください。
終わり。
かなりご無沙汰してます。
ひさーーーしぶりの水曜日の原田です、覚えてますでしょうか?
焼津の現場の養生も剥がれ、畳も建具も入り、施主様の選ばれたセンスのよい家具も搬入され、とてもお洒落な内部空間が出来上がりましたので紹介させていただきます!
床を傷つけないように養生していたベニヤ達もお役御免!
綺麗な床が顔を出しました
トイレもシックな空間に、用を足すのがもったいないくらいです(笑)
キッチンもピッカピカです!
玄関も白い壁に黒で統一されたベンチや下駄箱がいい味を出しています
欅の大黒柱も黒くなり木目が綺麗に出ています
和室には畳が入り、照明もついてい草のいい匂いに満ちています
そして施主様が用意された扉が搬入されました
ずっしりと重量感があり、とても趣のある引き戸です、めっちゃかっこいいです
そしてそして続々と運び込まれる家具たち
TVボード、テーブル、椅子、ソファー、、、何と全て無垢で出来ているんです
これらは全て施主様が用意されました。
細部を見てみると
部材を貫いて『ほぞ』や『くさび』を使った仕事をしていました
まだ内部の作業をしている時に施主様がおいでになり、この家具の写真を片手に
『これかっこいいんだよ、こういう仕事が好きなんだよ』
と笑顔で話されました
職人の技をしっかりと見てくれているんだなと思い、とてもうれしくなり
同時にこの現場の担当になれて本当によかったなと思いました
K様、短い間でしたがありがとうございました
いつにもまして真面目な内容とこれで終わりかのような雰囲気を醸し出していますが、、、
実はまだ終わっていません(笑)
気になる続きはまた次回!!
原田の焼津生活は続きます!!!!!
焼津生活も3ヶ月が経とうとしています、大工工事は今週で終了です!
普段の昼食は仕出しのお弁当ですが、せっかくなので旨いもの食って帰ります!
原田肥えます!!!
そんな野望を密かに抱えつつ、現場は進んでいます。
先日和室の天井板が入りました!3尺幅の敷目天井です。でかい、、、
これを並べて行くのですが、はい!!!一瞬にして完成!
なんていうことはありません。
幅が広いので垂れないようにいつもより頑丈に天井の裏を補強するのですが、かれこれ半日天井裏にこもっていました。
玄関では平松さんが大変なことになってました。
何をやっていたのかという、、、
ここにも現れました!!!
竹の勾配天井です!
休む間もなくズババババ
もう平松さんを止められる者は誰もいません、、、
綺麗な弧を描いた垂れ壁が玄関に現れました。
その頃原田は、リビングのたかーーーーい場所のボードをひたすら張っていました!
終わって思ったのは背の高い平松さんにやってもらえば良かったと、、、
キッチンも無事入り、土庇も銅葺き屋根でピッカピカに光っています!
写真を撮ろうと思って外に出たところ暗くなってしまい写せませんでした、すいません。
残すは仕上げの工事です。最後まで気を抜かないでいきます。
これで大工工事は終わり内装の業者さんが入ります。一旦この現場とお別れです。
今後養生をはがし、建具も入った完成形を見せられると思いますが、まだ先になりそうなので首を長ーくして待ってて下さい。
こんにちは、原田です。
現場は着々と進んでいます。
以前平松さんが加工していた謎の材料にこいつが挿さってきます。
そして格子になります
これを組み上げ化粧の柱に挿します
釘や金物を使わず組み上げました!加工は平松さんです。
そして所定の位置へ
この上に梁を乗っけていきます、こちらは原田が担当
乗っけます!!!重い、、、
そしてホゾにひと工夫。
こうする事で柱が吸い付いてくるんです
垂木を並べていきます
軒先に化粧材を回します
化粧の板を並べていきます
2日間で完成です。翌日が大雨だったのでギリギリ間に合って良かったです。
室内では矢切の制作。
こうなります
平松さんが細ーい溝を彫っている材料は
キッチンカウンターです。引き戸が入ります。
その頃原田は和室の板の間のケヤキの床板を張っています。本日も突きつけます
あっちで平松さんがドア枠をひかっています
玄関のケヤキベンチもこの通り
和室の出窓カウンターも付きました
続々と造作がついていき、並行してボードも張れていき、全貌が見えてきましたが、まだまだ造作終わりません。
本日も新たな刺客が、、、
どうなるんだこれは!!!
乞うご期待!!!!!